産総研、中小のレアメタル事業化を支援-再利用で新組織
日刊工業新聞より。
産総研、中小のレアメタル事業化を支援-再利用で新組織

産業技術総合研究所(産総研)は、中小企業によるレアメタルの
リサイクル事業を支援する組織を6月にも立ち上げるとしています。
パソコンや携帯電話などに含まれるレアメタルのリサイクルを促すのが狙いで、
中小のリサイクル事業者や装置メーカーなど約30社の参画を見込むとの事。
リサイクルにくわしい中小企業同士が連携する場を設けることで現場が抱える具体的な問題点を共有化。
リサイクル技術向上や装置の共同開発、技術者の育成などを支援し、
効率的なリサイクルシステムの構築に貢献するとしています。
組織の立ち上げを呼びかけた産総研の大木達也リサイクル基盤技術研究グループ長は、
2013年11月に産総研の研究者約30人で構成するレアメタルリサイクルの研究拠点
「戦略的都市鉱山研究拠点」を設置しています。
同拠点を中核に産官学連携による技術の高度化・産業化を目指しており、
新設する中小企業向け支援組織もその一環との事です。
産総研内には、産総研が独自開発・改造した20機を含むリサイクル装置を約50機備えた実証ラボがあり
ここを拠点に技術向上や共同開発に取り組むとしています。

日本の都市鉱山は膨大な量の貴金属を埋蔵しており、
少し古いデータですが独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)が2008年に発表した数字によると、
日本の都市鉱山に存在する金の総量は6,800t(全世界の現有埋蔵量の約16%)との事です。
ただし回収のためのコストももちろんかかる為、いかに効率よく回収できるかがポイントとなります。
小型家電リサイクル法もこの一環です(リサイクル法施行による効果は気になるところです)。
ノウハウが共有されることで都市鉱山からの資源回収がより効率化されることを期待したいと思います。
NIMSプレスリリース
わが国の都市鉱山は世界有数の資源国に匹敵

https://unit.aist.go.jp/emtech-ri/sure/index.html
関連記事
日経テクノロジーonline:産総研、戦略的都市鉱山研究拠点(SURE)を2013年11月から稼働
都市鉱山の戦略的な開発を支える物理選別技術(PDF)
産総研リサイクル基盤技術研究グループ


産業技術総合研究所(産総研)は、中小企業によるレアメタルのリサイクル事業を支援する組織を6月にも立ち上げる。パソコンや携帯電話などに含まれるレアメタルのリサイクルを促すのが狙いで、中小のリサイクル事業者や装置メーカーなど約30社の参画を見込む。リサイクルにくわしい中小企業同士が連携する場を設けることで現場が抱える具体的な問題点を共有化。リサイクル技術向上や装置の共同開発、技術者の育成などを支援し、効率的なリサイクルシステムの構築に貢献する。
組織の立ち上げを呼びかけた産総研の大木達也リサイクル基盤技術研究グループ長は、2013年11月に産総研の研究者約30人で構成するレアメタルリサイクルの研究拠点「戦略的都市鉱山研究拠点」を設置している。同拠点を中核に産官学連携による技術の高度化・産業化を目指しており、新設する中小企業向け支援組織もその一環。
また、産総研内には、産総研が独自開発・改造した20機を含むリサイクル装置を約50機備えた実証ラボがある。ここを拠点に技術向上や共同開発に取り組む。
産総研、中小のレアメタル事業化を支援-再利用で新組織

産業技術総合研究所(産総研)は、中小企業によるレアメタルの
リサイクル事業を支援する組織を6月にも立ち上げるとしています。
パソコンや携帯電話などに含まれるレアメタルのリサイクルを促すのが狙いで、
中小のリサイクル事業者や装置メーカーなど約30社の参画を見込むとの事。
リサイクルにくわしい中小企業同士が連携する場を設けることで現場が抱える具体的な問題点を共有化。
リサイクル技術向上や装置の共同開発、技術者の育成などを支援し、
効率的なリサイクルシステムの構築に貢献するとしています。
組織の立ち上げを呼びかけた産総研の大木達也リサイクル基盤技術研究グループ長は、
2013年11月に産総研の研究者約30人で構成するレアメタルリサイクルの研究拠点
「戦略的都市鉱山研究拠点」を設置しています。
同拠点を中核に産官学連携による技術の高度化・産業化を目指しており、
新設する中小企業向け支援組織もその一環との事です。
産総研内には、産総研が独自開発・改造した20機を含むリサイクル装置を約50機備えた実証ラボがあり
ここを拠点に技術向上や共同開発に取り組むとしています。

日本の都市鉱山は膨大な量の貴金属を埋蔵しており、
少し古いデータですが独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)が2008年に発表した数字によると、
日本の都市鉱山に存在する金の総量は6,800t(全世界の現有埋蔵量の約16%)との事です。
ただし回収のためのコストももちろんかかる為、いかに効率よく回収できるかがポイントとなります。
小型家電リサイクル法もこの一環です(リサイクル法施行による効果は気になるところです)。
ノウハウが共有されることで都市鉱山からの資源回収がより効率化されることを期待したいと思います。
NIMSプレスリリース
わが国の都市鉱山は世界有数の資源国に匹敵

https://unit.aist.go.jp/emtech-ri/sure/index.html
関連記事
日経テクノロジーonline:産総研、戦略的都市鉱山研究拠点(SURE)を2013年11月から稼働
都市鉱山の戦略的な開発を支える物理選別技術(PDF)
産総研リサイクル基盤技術研究グループ

産業技術総合研究所(産総研)は、中小企業によるレアメタルのリサイクル事業を支援する組織を6月にも立ち上げる。パソコンや携帯電話などに含まれるレアメタルのリサイクルを促すのが狙いで、中小のリサイクル事業者や装置メーカーなど約30社の参画を見込む。リサイクルにくわしい中小企業同士が連携する場を設けることで現場が抱える具体的な問題点を共有化。リサイクル技術向上や装置の共同開発、技術者の育成などを支援し、効率的なリサイクルシステムの構築に貢献する。
組織の立ち上げを呼びかけた産総研の大木達也リサイクル基盤技術研究グループ長は、2013年11月に産総研の研究者約30人で構成するレアメタルリサイクルの研究拠点「戦略的都市鉱山研究拠点」を設置している。同拠点を中核に産官学連携による技術の高度化・産業化を目指しており、新設する中小企業向け支援組織もその一環。
また、産総研内には、産総研が独自開発・改造した20機を含むリサイクル装置を約50機備えた実証ラボがある。ここを拠点に技術向上や共同開発に取り組む。
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