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セントラル硝子、高いガスバリアー性能のフィルム試作開発

日刊工業新聞より。
セントラル硝子、高いガスバリアー性能のフィルム試作開発

セントラル硝子荒川化学工業と共同で高いガスバリアー性を持たせた
「ハイガスバリアフィルム」を試作開発したと発表しています。

高耐熱プラスチックフィルムであるポリイミド層にガラス層を設けることで、
高いガスバリアー性や量産性、耐熱性、加工性などを持たせたとの事。
2014年度中のサンプル出荷を目標としており、
有機ELディスプレイ基板や太陽電池バックシートなどの用途で採用を目指すそうです。

一般的なガスバリアーフィルムは、ポリエチレンテレフタレート(PET)の上に
アルミや無機酸化物蒸着を施すなどしてバリアー性を持たせていますが、
開発品は耐熱性に優れるポリイミド層にガラス層を設ける構造とし、
ガスバリアー性や加工性を持たせたそうです。

水蒸気透過量を表す「WVTR」では優れたガスバリアー性能があることを確認しており
樹脂フィルム特有のフレキシブル性も持たせているとの事。
物体が熱膨張する割合を1℃あたりで示した熱膨張率は4ppmとの事です。

ガラスを極薄にすることでフレキシブル性を持たせる試みはこれまでもされていますが
近年では樹脂と組み合わせることで取扱いなどを容易にできるような開発がされていますね。
その際には各材料の熱膨張率の違いが問題となってきますので
各社取り組みを進めているようです。

荒川化学工業
arakawa_chemical_logo_image.png
http://www.arakawachem.co.jp/jp/


セントラル硝子荒川化学工業と共同で高いガスバリアー性を持たせた「ハイガスバリアフィルム=写真はイメージ」を試作開発した。高耐熱プラスチックフィルムであるポリイミド層にガラス層を設けることで、高いガスバリアー性や量産性、耐熱性、加工性などを持たせた。2014年度中のサンプル出荷を目標とする。有機ELディスプレー基板や太陽電池バックシートなどの用途で採用を目指す。
 一般的なガスバリアーフィルムは、ポリエチレンテレフタレート(PET)の上にアルミや無機酸化物蒸着を施すなどしてバリアー性を持たせている。開発品は耐熱性に優れるポリイミド層にガラス層を設ける構造とし、ガスバリアー性や加工性を持たせた。
 水蒸気透過量を表す「WVTR」では優れたガスバリアー性能があることを確認した。樹脂フィルム特有のフレキシブル性も持たせている。物体が熱膨張する割合を1度Cあたりで示した熱膨張率は4パーツ・パー・ミリオン。



最新バリア技術―バリアフィルム、バリア容器、封止材・シーリング材の現状と展開 (新材料・新素材シリーズ)最新バリア技術―バリアフィルム、バリア容器、封止材・シーリング材の現状と展開 (新材料・新素材シリーズ)
(2011/12)
永井 一清、 他

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