【抜粋記事】ファーウェイ、サムスン研究チーム作りギャラクシーを模倣…アップルのあごの下まで追撃

中央日報
ファーウェイ、サムスン研究チーム作りギャラクシーを模倣…アップルのあごの下まで追撃

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ファーウェイはサムスン電子を切り離して説明することはできない会社だ。ファーウェイはスマートフォン市場でサムスン電子を模倣して成長している。また、半導体やディスプレーをサムスン電子から多く購入する大口顧客のひとつだ。通信技術標準特許をめぐって訴訟を進めている点ではサムスン電子の敵でもある


ファーウェイの研究開発センターには「サムスン電子専従研究チーム」があるものと知られている。ファーウェイはサムスン電子出身の人材を積極的に迎え入れていることでも有名だ


ファーウェイは実際にスマートフォン市場でサムスンが歩んだ道のりをそのまま進んでいる。完成品と部品産業を同時に育てる「垂直系列化戦略」、普及型携帯電話を主力で売りながら高価なプレミアム製品を前面に掲げる「フラッグシップ戦略」、市場1位の企業を挑発し自身のブランド価値を高める広報戦略までも似ていると評価される


表面では激しく競争しているように見えるが、裏では両社の粘り強い協力関係も維持する。ファーウェイは昨年韓国企業から21億5300万ドル相当の部品を買い入れた。このうち半分以上がサムスン電子と系列会社から購入した部品だ。


ファーウェイでコミュニケーション担当代表を務めるジョイ・タン氏はこうした複雑な関係に対し「以前は製品生産業者と部品供給業者がくっきりと分かれていたとすれば、いまは多様な事業を同時に営む『巨大モデル(massive model)』に産業構造がシフトしつつある。きのうのライバルがきょうの協力者になったりするのはそうした理由のため」と説明した


スマートフォン製造技術だけみればファーウェイはサムスン電子にぴったりとついてきたとIT業界は分析する。サムスンやアップルのほかに「スマートフォンの頭脳」と呼ばれる中央処理装置(AP)を独自に作る会社はファーウェイだけだ。特に無線通信関連技術はファーウェイがサムスン電子を上回っているというのが全般的な評価だ


だが部品産業競争力、世界流通網、ブランド価値などさまざまな面でサムスン電子を追い越すには時間がかかるだろうと専門家らは口をそろえる



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【抜粋記事】ハイエンドスマホで有機ELが液晶を逆転

日経テクノロジーオンライン
ハイエンドスマホで有機ELが液晶を逆転

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スマートフォン向けなど小型パネル市場で、有機ELの需要が急拡大するとの見通しを調査会社の英IHS Markit社が示した。同社は、用途別のパネル需要を予測し、スマートフォン用途のハイエンド市場で主力のLTPS(低温多結晶Si)TFT液晶パネルを有機ELパネルが2020年に逆転するとした


同社の予測によると、LTPS液晶パネルの需要は2020年に2016年比およそ1.4倍の590m2に拡大すると見込むものの、有機ELの伸びがさらに上回る。有機ELの需要は大きく成長し2020年には2016年比で約2.2倍の640万m2に達するとみる



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ジャパンディスプレイ、液晶パネルの縁を極細に スマホ向け

日本経済新聞
ジャパンディスプレイ、液晶パネルの縁を極細に スマホ向け

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液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)は画面周辺のフレーム部分が極端に細い
スマートフォン向け液晶パネルを開発したと発表しています。4辺すべてのフレームを数ミリメートル以内に
抑えたことで、スマホメーカーはデザインの自由度が高まるとしています。
JDIは次世代ディスプレーとされる有機ELの技術開発と並行し、液晶の利点を生かした
新製品開発を強化するとしています。


日本写真印刷、車内装品の独2社買収 非IT分野を強化

日本経済新聞
日本写真印刷、車内装品の独2社買収 非IT分野を強化

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日本写真印刷は10月、自動車のダッシュボードなど内装用の樹脂製品を手掛ける
ドイツメーカー2社を買収すると報じられています。買収額は合計で数十億円とみられるとのこと。
日本写真印刷は主力のタブレット端末用のタッチパネルが市況に左右されやすく、樹脂成形品や医療機器など
情報技術(IT)分野以外の事業拡大を急ぐとみられています。

シャープ、亀山第2工場の縮小方針を撤回

日刊工業新聞
シャープ、亀山第2工場の縮小方針を撤回

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18年度の液晶テレビ販売台数目標を1000万台に設定

シャープは早期黒字化に向け、亀山第2工場(三重県亀山市)のテレビ用液晶パネル生産の
縮小方針を撤回する検討に入ったと報じられています。

シャープ、鴻海子会社と知財会社を設立

日刊工業新聞
シャープ、鴻海子会社と知財会社を設立

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シャープは、台湾・鴻海精密工業の子会社と共同出資する知的財産業務会社、
サイエンビジップジャパンを設立すると発表しています。
新会社に調査、出願、管理などの知財関連業務を委託する。
鴻海のノウハウを生かし、社外への知財提供や関連サービス提供も検討するとしています。

折り畳み式スマホ、韓国大手が開発加速

NNA ASIA
折り畳み式スマホ、韓国大手が開発加速

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韓国で折り畳み式スマートフォンの開発が進んでおり、サムスン電子とLG電子から来年以降
お目見えすると予想されると報じられています。
要となるのは有機ELディスプレーを折り畳む技術で、韓国メーカーはこの技術を
タブレット端末やノートパソコンにも用いる戦略のようです。

村田製作所と指月電機製作所、フィルムコンデンサーの合弁会社

日経テクノロジーオンライン
村田製作所と指月電機製作所、フィルムコンデンサーの合弁会社

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村田製作所と指月電機製作所は、資本業務提携契約の締結と合弁会社の設立を発表しています。
新会社設立に併せて、指月電機製作所は保有する自己株式390万株について、
村田製作所を割当先とした第三者割当を行うとのこと。
村田製作所が保有する指月電機製作所の株式は、発行済株式総数の13.52%となります。

DNP、ナノインプリント用の複数のテンプレートを高精度でつなぐ技術を開発

マイナビニュース
DNP、ナノインプリント用の複数のテンプレートを高精度でつなぐ技術を開発

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写真はテンプレートの断面図で、上がつなぎ目部分に段差のある状態(矢印部分)、
下が新技術で作製したつなぎ目部分の状態(矢印部分)

大日本印刷(DNP)はナノインプリント用の複数のテンプレートを高精度でつなぎ、
大面積対応の部材の量産を可能にする技術を開発したと発表しています。

産総研、微小間隙に生じる毛細管力を利用した高精細印刷技術を開発(追記)

マイナビニュース
産総研、微小間隙に生じる毛細管力を利用した高精細印刷技術を開発

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従来技術(左)と今回開発した技術(右)で印刷したパターン。
インク滲み・拡がりを防いで高いアスペクト比を保ち、フィルムの透明性も向上している

産業技術総合研究所(産総研)は、微細構造の毛細管力を利用した
超高精細・厚膜印刷技術を開発したと発表しています。

HP Inc.、サムスンのプリンタ事業を10億5000万ドルで買収へ

CNET
HP Inc.、サムスンのプリンタ事業を10億5000万ドルで買収へ

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サムスンがプリンタ事業を分社化し、約10億5000万ドルでHP Inc.に売却するとし、
両社はHP Inc.がサムスンのプリンタ事業を買収することで合意に達したと発表しています。
買収は、サムスンが11月1日にプリンタ事業を分社化した後、実施される予定。

鴻海、インドの小米専用第2工場が稼働か 1四半期200万台生産へ

EMSOne
【EMS/ODM】 鴻海、インドの小米専用第2工場が稼働か 1四半期200万台生産へ

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台湾の経済紙『工商時報』は消息筋の話として、台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)が
インドのアーンドラプラデシュ州Sri Cityに建設していた中国Xiaomi(シャオミ=小米科技)専用の
第2工場が既に竣工し量産を始めたと報じています。

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小米の新旗艦スマホ、鴻海が残業で製造 ディスプレイは曲面と2Kの2モデル
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東洋紡、100%植物由来のバイオ樹脂

日経テクノロジーオンライン
東洋紡、100%植物由来のバイオ樹脂
蘭VBが開発したPEFを製造、酸素バリア性はPETの10倍


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図:新PEFの重合を行う岩国事業所

東洋紡は岩国事業所(山口県岩国市)において、バイオベンチャーのオランダAvantium社が開発した
100%植物由来のポリエチレンフラノエート(PEF)を製造するとしています(図)。
同PEFを使ったフィルムも製造し、三井物産と協力して販売。2017年にサンプル提供を開始する予定です。

デンソー、富士通テンを子会社化へ

日経テクノロジーオンライン
デンソー、富士通テンを子会社化へ

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デンソーは、カーナビ大手の富士通テンを子会社化する方針で検討を進めていることを発表しています。
車載オーディオやナビゲーションシステム、センサー類に強みを持つ富士通テンの主導権を握ることで、
デンソーは次世代コックピットやADAS(先進運転支援システム)の開発を加速する狙い。
2016年度内にも具体的な内容を決める見込みとのことです。

韓国サムスン・スマホ電池問題、日本へ波及−国内メーカー供給部材が事故原因の可能性(追記)

日刊工業新聞
韓国サムスン・スマホ電池問題、日本へ波及−国内メーカー供給部材が事故原因の可能性

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韓国サムスン電子の最新スマートフォン「ギャラクシーノート7」の電池異常問題が、
日本の素材産業へ波及していると報じられています。

住友化学、韓国の電池部材生産能力を4倍に−増産計画前倒し

日刊工業新聞
住友化学、韓国の電池部材生産能力を4倍に−増産計画前倒し

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住友化学は、韓国でリチウムイオン二次電池用セパレーター(絶縁材)の年産能力を現行比で
約4倍の2億8000万平方メートルに増強すると発表しています。

アップル、自動車開発プロジェクトを仕切り直し - ソフトウェア関連に重点シフトか(NYTimes)(追記)

WirelessWire
アップル、自動車開発プロジェクトを仕切り直し - ソフトウェア関連に重点シフトか(NYTimes)

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アップル(Apple)社内で進んでいるとされる電気自動車(EV)・自動運転車の開発プロジェクト
「Project Titan」について、NYTimesが、アップルが同プロジェクトに関する戦略の見直しを行い、
プロジェクトの重点を車両全体からソフトウェアの開発にシフトしつつつあるなどとする
関係者3人の話を報じています。

窓に向く「透明で紫外線から守る太陽電池」の新材料、東大などが発表

日経テクノロジーオンライン
窓に向く「透明で紫外線から守る太陽電池」の新材料、東大などが発表

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ヘテロ構造の光電子分光の結果
(出所:東京大学)

東京大学などは窓などに向く、透明で、かつ、紫外線から守る太陽電池を実現できる材料の
合成に成功したと発表しています。

【抜粋記事】ソニー VAIO グローバル経営・適地生産適地販売/VAIO−日本と海外で戦略転換

日刊工業新聞
ソニー VAIO
グローバル経営・適地生産適地販売/VAIO−日本と海外で戦略転換


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2014年にソニーのパソコン部門が独立したVAIOが、設立3年目に入った


規模がモノを言うパソコン業界で、同社は設立2年目の16年5月期に営業損益の黒字化を達成した


大田社長は、「世界シェアが低いと部品価格は高くなるが、商品・サービスなどのつくり込みでカバーできる」と言い切る。いかに消費者のニーズに合致した商品を出すかはもちろん、営業や生産戦略の変化による貢献も大きい


設立後、同社が実施したことの一つが、自前の営業部や技術営業部隊を持つことだった。設計・製造から販売・サポートまで一貫した体制を構築し、顧客の声を商品企画に反映しやすくした。その上で、機種ごとに事業計画を立て、在庫や限界利益、返品率などの指標を毎月管理し、設計リーダーが売り上げ責任まで持つ


生産面では、長野県安曇野市の本社工場と海外を使い分け、コストと品質をコントロールする


ただ、海外生産品を日本の顧客に直接提供するのではなく、消費地に近い安曇野で徹底的に品質をチェックする


同社は、この品質検査を「安曇野フィニッシュ」として“ウリ”にしている



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海外生産品も安曇野工場で徹底的に品質をチェックする

安曇野の本社工場では、新しいビジネスを広げる。かつて生産していたソニーのイヌ型ロボット「AIBO」などのノウハウを生かした電化製品の受託生産で、「さまざまなジャンルのプロジェクトが進行している」



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GE、3Dプリンター分野で大型買収 - 欧州メーカー2社を買収へ

WirelessWire
GE、3Dプリンター分野で大型買収 - 欧州メーカー2社を買収へ

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米ゼネラルエレクトリック(General Electric:GE)は、スウェーデンのアーカム(Arcam AB)および
ドイツのSLMソリューションズグループ(SML Solutions Group AG:以下、SLM)という2社の
3Dプリンターメーカーの買収を発表しています。
3Dプリンティング分野での大きな動きとして複数の媒体がこの話題を取り上げているとのこと。

Galaxy Note 7電池でサムスンSDI排除(追記)

EMSOne
【EMS/ODM】 Galaxy Note 7電池でサムスンSDI排除


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台湾紙『経済日報』は韓国の消息筋の話として、バッテリーが爆発する問題が起きている
韓国サムスン電子(Samsung Electronics)の5.7型スマートフォン「Galaxy Note 7」について、
サムスンが問題を起こした韓国サムスンSDI(Samsung SDI)製の採用を止め、新たな供給業者への
発注を決めたと報じています。

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(16/10/12追記)
日経テクノロジーオンライン:サムスンとTDK子会社の浅からぬ因縁

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「打倒アップル」焦るサムスン電子、品質管理にしわ寄せ
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E Ink、広視野角FFS技術を中国TIANMAに供与

EMSOne
【液晶パネル】 E Ink、広視野角FFS技術を中国TIANMAに供与

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電子ペーパー最大手の台湾E Ink(元太、旧PVI)は、子会社の韓国Hydisが中国TIANMA(天馬微電子)と
特許クロスライセンスを締結したと公表しています。
Hydisは液晶パネル(TFT-LCD)関連の広視野角FFS(Fringe Field Switching)技術の関連特許を
TIANMAに供与するとのこと。

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【抜粋記事】 電子ペーパーがフルカラーになる技術がついに開発される、省電力性はそのまま(追記)
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電子ペーパーのE Ink、液晶事業さらに縮小 新竹2.5世代ライン閉鎖へ

    

メルク、有機EL材料新工場の稼働で生産能力5倍に

EMSOne
【液晶パネル】 メルク、有機EL材料新工場の稼働で生産能力5倍に

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化学・医薬品大手の独メルク(Merck)はこのほど、有機EL(OLED)材料を生産する新工場が
間もなく量産段階に入ることで、OLED生産材料の生産能力が5倍に拡大することを明らかにしています。

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「打倒アップル」焦るサムスン電子、品質管理にしわ寄せ

REUTERS
アングル:「打倒アップル」焦るサムスン電子、品質管理にしわ寄せ

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韓国のサムスン電子(Samsung)は、米アップル(Apple)の新型「iPhone」などのライバル製品に先んじようと、
新製品の発売サイクルの短期化に取り組んできました。
しかし、前のめりになるあまり、品質テストを十分に行っていないのではないかとの懸念が広がりつつあります。


【抜粋記事】インタビュー (株)JOLED 代表取締役社長 東入來信博氏

電子デバイス産業新聞
(株)JOLED 代表取締役社長 東入來信博氏

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(株)JOLEDは、有機EL(OLED)パネルの量産開発加速、早期事業化を目的に、パナソニック/ソニーの有機EL開発部門を統合し、2015年1月5日に発足した戦略的カンパニー


開発拠点は京都と厚木にあり、開発・量産検証ラインを石川に持っている


―― 画期的な鮮明度を達成した19.3インチパネルの開発に成功されました。
東入來 これまでのホワイトOLEDは消費電力が大きいという欠点があったが、これを克服した。しかも、印刷法による有機ELとして長寿命を確認しており、少なくとも2万時間以上は行けるだろう。


―― JDIの石川に試作ラインを立ち上げ中です。
東入來 この4K19.3インチパネルは京都技術開発センターで試作したものだ。京都のプロセスを使ってエンジニアリングサンプルに踏み切った。石川には試作・量産検証ラインを整備しており、17年の年明けにも本格的なサンプル出荷を始め、17年末には量産開始へ向けての動きが加速するだろう。印刷法で疑われている歩留まり向上を一気に図っていく考えだ。


―― 印刷法を使うとコスト力が高まりますね。
東入來 4.5Gで結果を出して、より大型基板に移行すれば、さらにコスト競争力を持つ。飛行機のファーストクラスには30インチクラスのディスプレーが搭載されていく見通しだが、この機内エンターテインメントシステムで使用するディスプレーは積極的に獲得していきたい。


―― 新たなアプリとして想定されるものは。
東入來 車載の電子ミラーには最適なディスプレーだと思っている。軽いという特徴を生かして鉄道車両といったような様々なディスプレー、さらには紙に代わる電子版の吊り広告などにも使えるだろう。フレキシブルシートデバイスという分野になれば、印刷法による有機ELが有利なことは間違いない。本格量産に向けて装置や材料の確認も急いでいる。



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インクジェット回路のオンデマンド製造――AgIC

EETimes
インクジェット回路のオンデマンド製造――AgIC

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インクジェット印刷による電子回路 出典:AgIC

プリンテッドエレクトロニクス技術を提供するベンチャーのAgICは、インクジェット印刷回路の
オンデマンド製造サービス「AgICオンデマンド」を開始しています。
フレキシブル基板と比較して、精度や抵抗値などの点で劣りますが、大型化やコスト低減を実現しており、
試作時では価格を5分の1以下に削減できるとしています。

【抜粋記事】スマホ「風雲児」の面影なく 小米の急失速

日本経済新聞
スマホ「風雲児」の面影なく 小米の急失速

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中国・小米(シャオミ)がスマートフォン(スマホ)市場で急失速している


スマホの世界販売(米調査会社IDC)で、小米は14年7~9月期から常に3~5位につけ、韓国サムスン電子や米アップルに続く上位の常連だった。その小米が年明け以降、上位5位から完全に姿を消し、すでに半年になる。1~3月期は世界8位だ


「すでに昨春から不振の予兆が出ており、小米からの部品受注が極端に減り始めた」。小米と取引関係にある日系部品メーカー幹部はこう明かす


なぜここまで急降下したのか。香港在住で携帯電話ジャーナリストの山根康宏氏は「多くの中国メーカーと変わらなくなってしまった販売戦略にある」と、指摘する


13年以降、小米は販売量拡大を優先し、街中での代理店販売を大きく解禁した。ここが一番目の転機となった。販売量こそ増えたが「その分、プレミアム感は減り、誰でも買える普通のスマホに近づいた」(山根氏)。


そんな小米が、消費者を飽きさせまいと次に取った戦略は「紅米(ホンミ)」という格安ブランドの投入だった。紅米の価格は、小米ブランドの約半分の1000元(約1万6000円)以下。13年7月、これが小米の2番目の転機となる


シェアを維持しようと、15年はさらなる紅米シフトを敷いた。これが3番目の転機で、現在の深刻な低迷を招く決定打となる。次々と格安の紅米の派生商品を投入し、勢いを演出したことで、「小米は安いメーカーだということをさらに印象付けてしまった」(山根氏)



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【抜粋記事】PLASやCFDなど新技術に注目 ~FPD製造技術&設備投資動向~

電子デバイス産業新聞
PLASやCFDなど新技術に注目 ~FPD製造技術&設備投資動向~

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大手調査会社のIHSは、「第31回 IHSディスプレイ産業フォーラム」を開催。そのなかで「FPD製造技術&設備投資動向」のセッションを担当したシニアディレクターのチャールズ・アニス氏に、業界の動向や今後注目される新技術について話を伺った。



―― シャープは酸化物TFTの需要増加が今後期待できるのでは。
アニス アップルは今後、タブレットからノートPCへIGZOを全面採用していく流れにある。60Hzから30Hzへの低消費電力化や、アップルが有機ELのバックプレーンに採用予定だといわれているLTPO(Low Temperature Polycrystalline Oxide)など、開発すべき技術テーマも多く抱えている。


 ―― LTPO実用化の見通しは。
アニス 実用化できればメリットは大きいが、構造がかなり複雑だ。現在のインセル低温ポリシリコン(LTPS)は12~13枚のマスクを要するが、LTPOは15枚程度になるのではと考えており、製造上のリスクが高くなりそうだ。


 ―― 有機ELでは新たな成膜技術「CFD(Collimated Flux Deposition)」に注目していますね。
アニス CFDは、蒸着マスクと蒸着源のあいだにコリメーターを配置し、ガラス基板側をスキャンして成膜する技術で、現在のファインメタルマスク(FMM)技術よりも小型のマスクを使えるため、大型基板へのスケールアップが容易だ。SDCは非常に似通った基礎アプローチを試みたことがある。だが、シャープが2Gで326ppiのRGB有機ELの試作に成功した。とても興味深いが、商業生産での実現可能性がまだ不明瞭で、実現できるのは19年以降ではないかと考えている。


 ―― 講演ではPLAS(Partial Laser Anneal Silicon)にも触れました。
アニス PLASは、TFTのチャネル領域だけを局所結晶化する技術だ。すでに光源メーカーのギガフォトン、装置メーカーのブイ・テクノロジーがシャープと協業し、10Gでサンプルパネルを試作しており、すでに技術の完成度が高い。アモルファスTFTとマスク枚数が変わらず、LTPSには及ばないものの、酸化物TFT以上の電子移動度が実現できるため、今後がかなり有望な技術だと考えている。


―― 量子ドット材料を用いたダイレクト色変換技術にも言及しました。
アニス 量子ドット材料メーカーの米ナノシスが提案している技術で、要はカラーレジストに量子ドット材料を入れて液晶の輝度や色域を高めるというものだ。相対的に、液晶製造プロセスに統合しやすいかが重要になるが、標準的なカラーフィルタープロセスや有機ELに比べると、おそらくは技術的な困難が伴うだろう。やはり大量生産を実現するには多くの課題があり、反射の問題が最も重要だということへの対応がまだはっきりしていない。



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SMK、銅メッシュセンサーを使う大型曲面対応のタッチパネル

日経テクノロジーオンライン
SMK、銅メッシュセンサーを使う大型曲面対応のタッチパネル

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新製品の利用イメージ SMKのデータ。

SMKは、大型・曲面対応可能な静電容量方式タッチパネルを発売するとしています。
工作機械などのFA機器、事務機、POS、デジタルサイネージ機器等に向けるとのこと。

【抜粋記事】極薄で曲がる回路基板、米国で研究進む

WSJ
極薄で曲がる回路基板、米国で研究進む

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シリコンバレーは、最も目立たない存在かつ最もありふれた製造部品の1つを刷新しようとしている。それは回路基板だ。柔らかくて変形可能な回路基板ができれば、エレクトロニクス(電子機器)の世界を変えられるほか、米国内の製造業を促進できるとの見立てからだ。


これらの実現には、硬いプラスチック製の既存回路基板とは違った素材と製造技術を必要とする。そのため取り組みは、米国防総省などが支援する新たなコンソーシアムが進めている。


印刷技術を電子機器に適用するというコンセプトは10年以上の歴史がある。調査会社IDテックエックスのラグー・ダス最高経営責任者(CEO)によると、従来の取り組みがおおむね失敗に終わったのは、シリコンチップの代替を目指したからだという。シリコンチップは多くの用途において、より安価で、より強力であり続けているからだ。


これを受けて研究者たちは、チップそのものではなく、チップが置かれる回路基板の刷新を目指している。


この取り組みは、すぐには進まないかもしれない。同氏によると、素材メーカーや製造技術のサプライヤーがコンセプトを積極的に押し進めているが、フレキシブル・エレクトロニクスの技術を新製品に適用する発明家が少ないことに苦労しているという。


一部の業界幹部は、米企業が柔軟な回路を製造する独自ノウハウを開発するよう望んでいる。海外勢が同一の製品を生産するのを一層困難にするためだ。


IDテックエックスは、こうしたディスプレイを含むフレキシブル・エレクトロニクスの売上高について、今年の86億ドルから2020年までに262億ドルへと3倍になると予想している。



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