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経産省、セルロースナノファイバーの実用化ロードマップ策定-実用化前倒し視野に

日刊工業新聞より。
経産省、セルロースナノファイバーの実用化ロードマップ策定-実用化前倒し視野に

経済産業省は3月末をめどに、自動車や半導体、医薬品など幅広い産業に
応用が期待される次世代素材「セルロースナノファイバー(CNF)」の
実用化ロードマップを策定すると報じられています。
2月に産学官の検討会を立ち上げ、基本物性の確立や機能化の指標、
実用化する目標年次など詳細を詰めているそうです。
検討会には産業界の委員として王子ホールディングス日本製紙日立製作所を招聘しており
また、研究で先行する東京大学と京都大学の学識者も加わっています。

CNF_loadmap_image.png

実用化ロードマップの原案では現行の第1世代CNFは2020年頃、
機能を高めつつコストを低減する次世代CNFなどは、20年代半ば以降の実用化を想定しています。
検討会では実用化時期の前倒しを含め、さらに詳細な目標を設定する方針との事。

製品化する材料に求められる特性に応じた機能化のロードマップでは、
医薬品や細胞培養基材、フィルターといった水系用途の材料と、
車の内外装部品や建材、半導体の封止材、太陽電池や有機ELの基板などに使う
複合材料に分けて設定。
機能が発現するメカニズムの解明や、国際標準化に取り組む目標時期などを盛り込むとの事。
 一方、現状でメーカーが開発途上にあるCNF原料や機能性材料について、
原料の加工や複合材料化、部品への採用などを見据えた試作のサンプル提供と、
その評価結果をメーカーにフィードバックする仕組みを確保するそうです。

セルロースナノファイバーについては日本が強みを持つ分野であると思われますので
産学官の連携で開発が加速することが期待されます。

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発電する紙


経済産業省は3月末をめどに、自動車や半導体、医薬品など幅広い産業に応用が期待される次世代素材「セルロースナノファイバー(CNF)」の実用化ロードマップを策定する。2月に産学官の検討会を立ち上げ、基本物性の確立や機能化の指標、実用化する目標年次など詳細を詰めている。
 検討会には産業界の委員として王子ホールディングス日本製紙日立製作所を招へい。また、研究で先行する東京大学と京都大学の学識者も加わった。
 実用化ロードマップの原案では現行の第1世代CNFは2020年頃、機能を高めつつコストを低減する次世代CNFなどは、20年代半ば以降の実用化を想定。検討会では実用化時期の前倒しを含め、さらに詳細な目標を設定する方針だ。
 製品化する材料に求められる特性に応じた機能化のロードマップでは、医薬品や細胞培養基材、フィルターといった水系用途の材料と、車の内外装部品や建材、半導体の封止材、太陽電池や有機ELの基板などに使う複合材料に分けて設定。機能が発現するメカニズムの解明や、国際標準化に取り組む目標時期などを盛り込む。
 一方、現状でメーカーが開発途上にあるCNF原料や機能性材料について、原料の加工や複合材料化、部品への採用などを見据えた試作のサンプル提供と、その評価結果をメーカーにフィードバックする仕組みを確保する。



機能性セルロース次元材料の開発と応用 (新材料・新素材シリーズ)機能性セルロース次元材料の開発と応用 (新材料・新素材シリーズ)
(2013/07)
近藤 哲男

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国内メーカー:ガラケーの出荷台数がスマホを上回る─2014年1月

リンゲルブルーメンより。
国内メーカー:ガラケーの出荷台数がスマホを上回る─2014年1月

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JEITAが発表した国内メーカーの1月期の携帯電話の出荷台数で、
従来型携帯電話(ガラケー)がスマホを上回ったと報じられています。
集計対象にAppleのiPhoneやSamsungのGALAXYは含まれておらず、国内メーカーに限れば、
スマホよりもガラケーが多く売れている模様です。
出荷台数はスマホは前年比0.5%増の92万4000台だったのに対し、
ガラケーは16.4%増の109万1000台で、5ヶ月連続で前年を上回っているそうです。
JEITAは「スマホは通信費が高いため、従来型の携帯電話に戻す動きも出てきている」と説明しています。

タブレット端末の普及も影響している気もします。
タブレットとガラケーの2台持ちという選択をしている人も以前より増えていると思います。
通話はガラケー、ネットなどはスマホという人もいると思いますし、
「端末を複数台持つ」という選択肢が増えてきており、
価格の高い最新の機種ではなく中古端末を選択する場合もあるのではないでしょうか。
メーカー側からすると悩ましい状況かもしれません。


JEITAが発表した国内メーカーの1月期の携帯電話の出荷台数で、従来型携帯電話(ガラケー)がスマホを上回ったことが明らかになりました。
集計対象にAppleのiPhoneやSamsungのGALAXYは含まれておらず、国内メーカーに限れは、スマホよりもガラケーが多く売れている模様。出荷台数はスマホは前年比0.5%増の92万4000台だったのに対し、ガラケーは16.4%増の109万1000台で、5ヶ月連続で前年を上回っているそうです。
JEITAは「スマホは通信費が高いため、従来型の携帯電話に戻す動きも出てきている」と説明しています。

情報元:読売新聞



携帯・スマートフォンの中古端末市場動向携帯・スマートフォンの中古端末市場動向
(2014/02/28)
株式会社エムシーエイ

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ナノモールディング技術を採用した「ZTE Grand S EXT」のプレス画像が流出

リンゲルブルーメンより。
ナノモールディング技術を採用した「ZTE Grand S EXT」のプレス画像が流出

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中国のスマホメーカーZTE製のスマートフォンZTE Grand S EXT」とされる
プレス画像がリークされています。
金属と樹脂を分子レベルで接着するナノテクノロジー「ナノモールディング技術(NMT)」を
スマートフォンとして初めて採用しているとのこと。
これにより金属の質感を保ちながらも、完全なメタルボディのスマートフォンよりも
製造費が大幅に抑えられるそうです。

ナノモールディング技術は金属表面に微細な凹凸(ディンプル)を形成し、
そこに樹脂を成形することで金属と樹脂をナノスケールで一体化する技術です。
日本の大成プラスが保有している技術のようです。
表面加工した金属を金型に挿入し、樹脂を射出形成することで
表面は金属製でありながら射出形成で自由な形状の筐体を形成することができます。
また射出形成後に加飾加工も可能となっています。
これまでの事例としてはプロジェクタの筐体などがあるようです。

taisei-plus_nmt_composit_materials_image.jpg

工程としては下記になります。

taisei-plus_nmt_process_image.jpg

金属表面に微細な凹凸を形成する工程が技術的なポイントのようです。
独自の薬液を使用するようですね。


大成プラス
taisei-plas_logo_image.png
http://taiseiplas.typepad.jp

ナノモールディングテクノロジー
taisei-plas_NMT_pagelogo_image.png
http://taiseiplas.typepad.jp/blog/nmt01.html

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金属に樹脂をナノレベルで直接接合するNMTl

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三井化学 金属樹脂一体加工技術 スマホやLIB向けも


中国のスマホメーカーZTE製のスマートフォン「ZTE Grand S EXT」とされるプレス画像がリークされました。
金属と樹脂を分子レベルで接着するナノテクノロジー「ナノモールディング技術(NMT)」をスマートフォンとして初めて採用しているとのこと。これにより金属の質感を保ちながらも、完全なメタルボディのスマートフォンよりも製造費が大幅に抑えられるそうです。
ZTE Grand S EXTのプレス画像を見ると、高級感のある円弧ボディを採用していることがわかります。
スペック情報などは伝えられていません。続報を楽しみに待ちましょう。

情報元:red-dot



精密加工と微細構造の形成技術精密加工と微細構造の形成技術
(2013)
(株)フジミインコーポレーテッド 堀田和利、(株)日立製作所 後藤康 他

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【産業動向】 サムスンに見切り? 韓国系の材料・設備業者、中国シフト加速

EMSOneより。
【産業動向】 サムスンに見切り? 韓国系の材料・設備業者、中国シフト加速

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韓国系のタッチパネル関連業者や設備業者の中国市場への進出が
目立ち始めているようだと報じられています。
スマートフォンとタブレットPC市場において中国系ブランドが存在感を増すなど、
タッチパネル需要が中国で拡大しているのが原因と指摘されています。
さらに、タッチパネル市場でも昨年来台頭してきた中国系業者が新素材、新技術を
取り入れるスピードの面で韓国系業者を上回っていると判断。
中国系業者からの受注で穴埋めをしようと、サムスン電子(Samsung Electronics)など
韓国系に優先供給する方針を転換し始めたとしています。

2013年は低価格戦略を武器に中国系業者の台頭が目覚ましい年でしたが、メタルメッシュ技術やCNT技術、
指紋認証技術など最新の素材や技術を積極的に取り入れていることも見逃せない動きであり、
また台湾技術者の採用にも積極的で、中国-台湾のつながりが強くなっているようにも感じます。
韓国のみならず日本の業者も中国系ブランド、業者の取り込みが課題となると思われます。

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【液晶パネル】 タッチパネル中国2社、台湾にR&D拠点 歩留まり改善へ人材活用


韓国系のタッチパネル関連業者や設備業者の中国市場への進出が目立ち始めているようだ。調査会社Digitimes Researchが2014年3月6日のレポートで指摘したもので、スマートフォンとタブレットPC市場において中国系ブランドが存在感を増すなど、タッチパネル需要が中国で拡大しているのが原因。さらに、タッチパネル市場でも昨年来台頭してきた中国系業者が新素材、新技術を取り入れるスピードの面で韓国系業者を上回っていると判断。中国系業者からの受注で穴埋めをしようと、サムスン電子(Samsung Electronics)など韓国系に優先供給する方針を転換し始めたとしている。



要点解説 タッチパネル要点解説 タッチパネル
(2009/11)
越石 健司、黒沢 理 他

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  • Author:miyabi
  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

    Twitter @deep2black
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