東大、羽毛よりも軽いヘルスケアセンサ向け有機トランジスタ回路を作製

マイナビニュースより。
東大、羽毛よりも軽いヘルスケアセンサ向け有機トランジスタ回路を作製

動画


東京大学(東大)は厚さ2μmで重さ3g/m2、限界折り曲げ半径5μmを実現した有機トランジスタ集積回路を用いた
タッチセンサを作製したことを発表しています。
有機トランジスタ回路のポイントしては下記のようです。
・基材を引っ張った状態で有機トランジスタと接合することで、波形形状を形成し、伸縮性を持たせたこと
・電極間の絶縁層を陽極酸化法を用いたアルミニウム酸化膜(無機絶縁膜)で形成したこと
応用分野としては装着感をあまり感じさせないセンサであることから皮膚表面などに貼りつけるような
生体センサを想定しているようです。これも一つの(むしろ本命の?)ウェアラブルデバイスですね。
実用化に向けた課題としては
1.生体に貼り付けた際の快適性の向上
2.生態環境下における信頼性・安定性の向上
3.電源やデータの送受信を行うための無線通信技術などの周辺技術の構築
とのこと。実際の使用環境における快適性・耐久性のデータや得られたデータをいかに取得するかについては
まだ課題がありそうですが、非常に実用性の高い技術のように思います。
今後の研究に期待したいですね。

関連記事
ガジェット速報
羽毛より軽く、サランラップよりも薄い電子回路が登場 ―太陽電池に次ぐ快挙

JSTプレスリリース
世界最軽量、世界最薄の柔らかい電子回路の開発に成功
~羽毛よりも軽く、装着感のないヘルスケアセンサーへの応用が期待~


“An ultra-lightweight design for imperceptible plastic electronics”
(超軽量で装着感のないプラスティックエレクトロニクス)

Martin Kaltenbrunner,Tsuyoshi Sekitani,Jonathan Reeder,Tomoyuki Yokota,Kazunori Kuribara, Takeyoshi Tokuhara,Michael Drack,Reinhard Schwödiauer,Ingrid Graz,Simona Bauer-Gogonea,Siegfried Bauer & Takao Someya
Nature 499, 458–463 (25 July 2013) doi:10.1038/nature12314 Received 28 February 2013 Accepted 14 May 2013 Published online 24 July 2013

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東京大学(東大)は7月25日、厚さ2μmで重さ3g/m2、限界折り曲げ半径5μmを実現した有機トランジスタ集積回路を用いたタッチセンサを作製したことを発表した。

同成果は、同大大学院工学系研究科の染谷隆夫 教授、関谷毅 准教授、Martin Kaltenbrunner博士研究員、オーストリアのヨハネス・ケプラー大学のSiegfried Bauer教授らによるもの。詳細は、7月25日付(英国時間)で科学誌「Nature」に掲載された。

従来、半導体はシリコンなどの硬い無機素材が用いられてきたが、人の肌に直接触れる場合での違和感の軽減や、体内に埋め込んで用いる場合の生体適合性などの観点から、折ったり曲げたりできる柔軟性を持つ電子素材の実用が求められるようになっている。

ヘルスケア用センサとしては、電子回路に柔軟性を与える手法として、薄型高分子フィルムにシリコン素子を埋め込む手法が検討されてきたが、それでも硬い製造時や使用時に壊れてしまうため、軽量化や薄型化を進める上での障害となっていた。

一方、有機分子を用いた有機トランジスタは、印刷法などの液体プロセスを用いて高分子フィルム上に手軽に製造できるため、軽量、大面積、柔軟性、低コストといったメリットを実現できると期待されているが、ガラス基板と同程度の電気的性能を実現できる有機トランジスタの集積回路を実現しようと思うと、厚さ10μmよりも薄くなると、高分子基板の表面粗さが影響し、絶縁膜などを均一に形成することが困難とされていたほか、粗さ低減のためのコーティングをすれば解決できるが、それでは厚さが増してしまうといった課題があった。

今回、研究グループは10μmを切る薄さのフィルム上に有機トランジスタ集積回路を実現することを目指し、研究を実施。その結果、食品ラップの1/5以下の薄さである1.2μmのポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム上に、重量3g/m2、厚さ2μmの有機トランジスタ集積回路を作製することに成功したという。

東大極薄タッチセンサ1
一般的に販売されている中でもっとも薄いPENフィルム(1.2μm)とPETフィルム(1.4μm)上に
素子を形成することに成功した

具体的には、フィルムへのダメージを抑えることを目的に、陽極酸化法を用いた独自の室温プロセスを採用することで、高温になるプラズマプロセスの使用を極限まで抑えつつ、基材への密着性の高い19nm厚のアルミニウム酸化膜(無機絶縁膜)を高均質に形成する手法を確立。その上に自己組織化により形成される2nm厚の有機絶縁膜などと併せて100℃以下の低温プロセスで作製することに成功。その後、ソースとドレイン電極を形成することでセンサを実現したという。

東大極薄タッチセンサ2東大極薄タッチセンサ3
ほぼ100℃以下の温度でデバイスを製造できるため、フィルムなどにダメージを与えずに済む。曲げたり折ったりしても大丈夫な理由の1つに、トランジスタの作製方法がある。はじめから、フィルムを引っ張れるだけ引っ張った状態で素子を形成した後、上にもう1枚フィルムを重ねることで、圧縮歪みと引っ張り歪みの相反するところに半導体デバイス層を配置することで、壊れにくい構造を実現したという

今回開発された有機トランジスタはジナフトチエノチオフェン(DNTT)を用いており、厚さは2μm、移動度は3cm2/Vsで、限界折り曲げ半径は5μmとなっており、染谷教授らが2010年に報告した厚み25μm、移動度0.5cm2/Vs、限界折り曲げ半径100μmから大きく性能向上が図られた。

東大極薄タッチセンサ4東大極薄タッチセンサ5
東大極薄タッチセンサ6東大極薄タッチセンサ7
東大極薄タッチセンサ8東大極薄タッチセンサ9
今回の技術の核の1つが低温プロセスで酸化アルミ絶縁膜を形成することを可能にした点。これにより、高温プロセスによるダメージを考慮する必要がなくなった。また、144個のセンサの歩留まりは100%で、1個でも破損していると動作しない構成を採用しているという

また、センサとしては、48mm×48mmのエリアに12×12(144)個のセンサがピッチ4mmで配置されるという構成を採用。生体内での使用を鑑み、生理食塩水の中にいれてどの程度性能維持が可能な調べたところ、2週間以上、安定的動作が得られることも確認されたという。

さらに、今回のデバイスの寿命としては、大気雰囲気中で保管するのであれば、1年以上、性能維持が可能とするが、人に貼り付けた状態などのストレスがかかる状態での調査はこれからだという。

研究グループでは、今回の羽のように軽く、かつ髪の毛よりも薄い有機トランジスタの実現により、装着感をあまり感じさせないセンサを皮膚表面などに着けることが可能になるとしており、医療分野での応用が進むことが期待できるようになるとしている。将来的には、筋電、心電、体温、心拍、血圧などの各種データの測定ができるようにすることで、日常生活における健康状態の維持管理やスポーツなどにおける生体情報のモニタリング、入院患者に対するストレスフリーのプローブなどの実現が可能になるとしている。

ただし、実用化に向けては、以下の3つが大きな課題として残されているという。
1.生体に貼り付けた際の快適性の向上
2.生態環境下における信頼性・安定性の向上
3.電源やデータの送受信を行うための無線通信技術などの周辺技術の構築

1つ目は、ずっと装着していたに生じる汗などで蒸れたり、被れたりといった問題をどう解決するかというもの。
フィルムをメッシュ状にするなどで解決を図っていきたいとしている。

2つ目は先述もしているが、生体に装着した状態でのデバイス寿命などのデータが不足しており、それらのデータの蓄積と、そこから得られるノウハウによる性能向上を図っていきたいとしている。

そして3つ目がセンサ回路はできても、それを稼働させる電力の供給源や、生じたデータをどうやって処理し外部に送るか、といった問題。現在センサは、3~5V程度で駆動しているが、研究グループでは過去に1~2V程度で動作を可能とする回路構築も行っており、そうした技術を活用することでシリコンデバイス並みの動作電圧にまで引き下げられるものとしている。また、電源については染谷教授は、2つの方法が考えられるとしている。1つ目は無線による給電で、もう1つはフレキシブル性の高いフィルム状バッテリなどを集積して活用する方法だという。近年、生体の熱や振動などで得られるエネルギーを活用する生体発電の研究が進められているが、医療現場に実際に携わる研究者などに研究グループもヒアリングを行い、現場としては、常時給電が行われるかどうか不安定な技術、および発電能力の低いものを適用したくないとの回答をうけ、そうした点は現時点では除外しているという。ただし、ペースメーカーなどに用いられている電源と連動させて、といったことは考えられなくもないとのことであった。

また、通信に関しては、有機半導体で実現しようと思うと、非常に遅い回路しか実現できないことから、無機半導体デバイスを活用していくしか今のところ、方法がない模様で、会見に同席した関谷 准教授によれば、1円玉程度の硬い部分が存在してしまう点をどう許容してもらうかも課題になってくるとしていた。

東大極薄タッチセンサ10東大極薄タッチセンサ11
東大極薄タッチセンサ12
今回開発された薄さ1.2μmのタッチセンサフィルム。上で同フィルムを持つのが染谷教授


※動画は元記事ご参照ください

開発されたタッチセンサフィルムと羽を用いた落下実験の様子。実演をしているのはMartin Kaltenbrunner博士研究員(wmv形式 1.43MB 5秒)

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Moto Xはマジックガラス、積層型アルミニウム、LTEデュアルアンテナを搭載へ

リンゲルブルーメンより。
Moto Xはマジックガラス、積層型アルミニウム、LTEデュアルアンテナを搭載へ

Motorola Moto Xがマジックガラス、積層型アルミニウム、LTEデュアルアンテナを搭載すると報じられています。
気になるのがマジックガラス
スマートフォンの前面と側面を覆う特殊なゴリラガラスとなっており、
筐体の背面まで継ぎ目のないデザインを実現したとされています。
ですが画像を見るとどうも全面ガラスではない模様。

MotoX1.png


元記事
Engadget
Moto X reportedly comes with Magic Glass, laminated aluminum structure
According to Wimberly, a sheet of specially treated Gorilla Glass covers the phone's entire face and wraps around its sides, forming a nearly seamless gap with the rear shell. Apparently, it's special enough that Motorola will call it "Magic Glass."

で、さらにそこからリンクを辿ってみました。

New Moto X Details: Moto Magic Glass, Laminated Aluminum Structure and Dual LTE MIMO Smart Antennas
To start it off, he says the Moto X will come equipped with Moto Magic Glass, a single layer of Gorilla Glass which is molded to a special polymer to make for a continuous surface that wraps around the entire front and edges of the phone. In addition, the Moto X will feature zero gap construction, allowing for a smooth and seamless feel along the backside.

更に元のコメントがありますが、そちらはほぼ同じ内容のようです。
https://plus.google.com/110694450299661318989/posts/HXmGmquGP8p

Taylor Wimberly
Moto X features something called Moto Magic Glass. This is a single sheet of Gorilla Glass which is molded to a special polymer to make a continuous surface that wraps around the entire front and edges of the device. There is zero gap with the back.

ということでどうやらカバーガラスに使用されているゴリラガラスの周囲に樹脂がモールドされており、
それが背面のパーツと隙間なく繋がっているという状態のようです。

記事を引用してご紹介している以上、なるべく元を辿るようにはしているのですが
なかなか完璧にはできていないのが現状です。
ですので記事をご覧になって興味を持たれましたら元記事を辿っていただくことをお勧めいたします。
元記事には本文中のタイトルからリンクを張っていますので、そちらから辿れるかと思います。
なるべく正確な情報を(私見を交えつつ)お伝えするつもりではありますが、なにぶんネットの情報です。
全てを鵜呑みにせずに自ら情報を集めていただくことが肝要かと思います。

とはいえご覧になっている皆様の為になればと続けているブログです。
今後ともご参考にしていただければと思いますのでよろしくお願いいたします。

拍手なりのリアクションがあると更に励みになりますのでそちらも時間がありましたらお願いいたします。

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MotoX1.png


Android & Meは消息筋の話として、Motorola Moto Xがマジックガラス、積層型アルミニウム、LTEデュアルアンテナを搭載すると伝えています。

マジックガラスはスマートフォンの前面と側面を覆う特殊なゴリラガラスとなっており、筐体の背面まで継ぎ目のないデザインを実現したそうです。また積層型アルミニウム構造を採用しており、高強度で軽量な筐体を実現したとのこと。更にDual LTE MIMO Smart Antennasを搭載し、LTE通信の安定性を高めたほか通信速度も高められているそうです。

Androdi and Meはそれら新機構を説明した画像も公開しているので、信憑性は高そうです。

Motorola Moto XはMotorolaの次期フラグシップスマートフォンとして、8月1日に正式発表される予定です。

MotoX2.png

MotoX3.png

経由:Engadget
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【まとめシリーズ】ゴリラガラスのこと、まとめてみました

ガジェット速報より。
【まとめシリーズ】ゴリラガラスのこと、まとめてみました

このブログを普段からご覧になっている方には今更な感じかもしれませんが
ゴリラガラス(を含む化学強化ガラス)についてのまとめ記事がありましたのでご紹介。

corning-gorilla-glass-3-500x386.jpg


元記事中にある「飛散防止フィルムの必要性」については国内メーカーでは安全性の問題から
採用しているのではないかと思います。
通常のガラスと異なり応力がかかっている化学強化ガラスは割れた際に広範囲に飛散する
可能性があり、破片により怪我をする可能性もあるわけでメーカーとしてはおいそれと
外せない部材ではないでしょうか。

とはいえ飛散防止フィルムが傷つきやすいのも事実で、細かい傷による品位の低下は
メーカー側も承知しているでしょうから、なんとか無くす方向に向かうのではないかと思います。

当ブログ関連記事
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【EMS/ODM】 台湾系サファイア基板3社、中国での増産に力
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【EMS/ODM】 日本写真印刷、スマホ筐体で台湾AVYと協力

EMSOneより。
【EMS/ODM】 日本写真印刷、スマホ筐体で台湾AVYと協力

デジタルカメラ用金属筐体の台湾AVY(応華精密)が日本写真印刷(Nissha)と協力していくことを明らかにしたと報じられています。
同社のプレス加工技術と日本写真印刷の加飾技術を組み合わせて日本の部品メーカーからの
受注を目指している模様です。日本写真印刷自体も元々加飾成形を手掛けていますので
両社の事業領域を組み合わせて新たな顧客を開拓する方針かと思われます。

AVY(応華精密)
AVY logo
http://www.avy.com.tw/jp/

日本写真印刷(NISSHA)

nissha logo
http://www.nissha.co.jp/index.html

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デジタルカメラ用金属筐体の台湾AVY(応華精密)は7月23日、デジカメ用とスマートフォン用筐体業務で日本写真印刷(Nissha)と協力していくことを明らかにした。台湾紙『経済日報』(7月24日付)が報じたもので、AVYでは、同社のプレス加工技術と日本写真印刷の先進的な加飾技術を組み合わせることで、日系のカメラ大手や、日系スマホ用部品メーカーからの受注を目指すとしている。
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Samsung「Galaxy Note III」フレキシブルOLED搭載の可否を8月末に最終決定へ

リンゲルブルーメンより。
Samsung「Galaxy Note III」フレキシブルOLED搭載の可否を8月末に最終決定へ

SamsungはGalaxy Note IIIへのフレキシブルOLED搭載の可否を8月末までに最終決定すると
韓国メディアが報じているようです。理由としてはやはり生産収率(歩留)が悪いようです。
モバイル製品の生産はモデルチェンジも頻繁にあるため、初期に大量に生産して売り切るような方法が
取られていることが多く、初期の出荷可能数が製品全体の売り上げに直結するため
初期の生産数への影響も考慮して検討しているのではないかと思われます。

またもう一つの理由として「アンブレイカブル」として宣伝するためにカバーガラスの
樹脂(記事内では超薄型の透明強化プラスチック)への置き換えも併せて検討したようですが
こちらも収率(歩留)が悪いために見送られているようです。
初期iPhoneでもプラスチックカバーは検討されていたようですが、未だに製品への搭載が困難な状況のようです。
ただ逆に製品特性や品質面では採用されうる可能性もあったようですので今後の量産技術向上が期待されます。

Galaxy Note 3は4タイプ存在、曲がるディスプレイ搭載モデルも ―韓国メディア
当ブログで以前取り上げました上記記事の内容も事実ではないとされています。

今後どういった販売戦略を取っていくのか注目したいと思います。

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SamsungはGalaxy Note IIIへのフレキシブルOLED搭載の可否を8月末までに最終決定すると韓国メディアが報じました。

galaxynote3 demo


Samsungは現在、Galaxy Note IIIにフレキシブルOLEDを搭載しない方針に傾いていますが、まだはっきりとした結論は出ておらず、9月のIFAまで1か月以上残されていることから、今後の生産収率の改善も含め、Galaxy Note IIIへの搭載可否を8月末までに最終決定する方針です。

またフレキシブルOLEDを搭載した場合でも、技術水準から自由に折り曲げ可能な端末は実現できません。そこでGalaxy Note IIIのディスプレイを「アンブレイカブル(壊れないディスプレイ)」として宣伝するために、ディスプレイ基板を包み込むカバーガラスを、超薄型の透明強化プラスチックに置き換える案を検討したところ、この部品も収率が悪く、適用は困難とわかったそうです。

折り曲げることも、ディスプレイ割れも防止でない「フレキシブルOLED」のマーケティングをどう進めるのかも課題になっているそうです。

また「Galaxy Note IIIに複数モデルを用意して、その一部にフレキシブルOLEDを適用する」との報道は事実ではないことも明らかになりました。

Galaxy Note IIIは9月のIFA2013にて正式発表される予定で、当然日本国内での販売も期待されますが、果たしてどのような仕様となるのか、続報を注視したいと思います。

情報元:アジア経済
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【液晶パネル】 タッチパネルで中国系が低価格で攻勢 台湾業者「受注獲得の効果薄い」

EMSOneより。
【液晶パネル】 タッチパネルで中国系が低価格で攻勢 台湾業者「受注獲得の効果薄い」

当ブログでも何度か取り上げていますが、最近タッチパネル業界で中国系メーカーが存在感を
増してきています。

台湾の経済紙による台湾系タッチパネル業者の中国系メーカーの評価としてはタッチパネル搭載ノートPC(NB)の
需要不調を背景に仮に中国系業者が低価格戦略で攻勢をかけたとしても受注には直結しないと
コメントされているようです。
内容を詳細に見られていないので憶測となってしまいますが当の台湾系の業者にヒアリングしても
素直に脅威だとは言えないのではないでしょうか。
部品調達の上で価格はかなり大きな要素となりますので、無視できないと思いますし
そもそもNB全体の数量が減っている中、限られたパイに対してより多くのプレイヤーが参加する状況は
楽観視できないのではないかと思います。
もちろん単純に価格が安いからと言って最終製品の歩留りに影響するようであれば話は別なのですが
最近の傾向を見ていると安穏としていられる状況ではないのではないかと感じます。

当ブログ関連記事
【液晶パネル】 ソニー、新型スマホ用タッチパネルを中国O-filmに発注か 台湾J Touchに暗雲
【液晶パネル】 タッチパネル産業の勢力図書き換えあるか 中国系・パネル業者台頭で
【液晶パネル】 タッチパネルの中国O-film、メタルメッシュ量産一番乗りの観測
【液晶パネル】 レノボ、ノート用タッチパネルを中国O-filmのGFFにシフトか コスト削減で

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タッチパネル業界では、技術の底上げと低価格を武器に、ノートPC(NB)用で、中国系の台頭が目立ち始めている。こうした中、台湾の経済紙『工商時報』(7月24日付)は、台湾系タッチパネル業者による中国系の評価を紹介。タッチパネル搭載NBの需要不振で、ブランド各社がタッチパネルの調達を控えていることから、仮に中国系業者が低価格で攻勢を掛けても受注には直結しないとの見方を示している。
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Google Glass量産化に向けて台湾ディスプレイメーカーに出資

リンゲルブルーメンより。
Google Glass量産化に向けて台湾ディスプレイメーカーに出資

Googleが眼鏡型ウェアラブルデバイス「Glass」の量産化に向けて台湾ディスプレイメーカーに出資したと
ロイター通信などが報じています。
出資先は台湾Himax Display(立景光電=HDI)。LCOSを製造しているメーカーのようです。
※LCOS(エルコス、Liquid crystal on silicon, LCoS は商標
LCOSはシリコンチップ上に液晶を載せる技術でプロジェクタやリアプロジェクションテレビに
用いられている技術になります。

HIMAX
HIMAX logo
http://www.himax.com.tw/en/home/index.asp

Color-filter LCOS (CF-LCOS) の構造(HIMAXウェブページより)
CF-LCOS.png

Color-sequential LCOS (CS-LCOS) の構造(HIMAXウェブページより)
CS-LCOS.png

Wikipedia:LCOS

関連記事
EMSOne:【EMS/ODM】 グーグル、LCOSの台湾企業に出資 ウェアラブル端末強化で

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Googleが眼鏡型ウェアラブルデバイス「Glass」の量産化に向けて台湾ディスプレイメーカーに出資したとロイター通信などが報じました。

google glass HIMAX

小型ディスプレイを開発する台湾HIMAXに6.3%を出資して、Google Glassなどの頭部装着型ウェアラブルデバイス用のディスプレイ部品の生産を支援する計画と伝えられています。
Google Glassは2014年前半の市販が伝えられており、その量産化に向けた大きな一歩と言えそうです。

情報元:computerword
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Samsung、スマートウォッチ製品を9月のIFAでGalaxy Note IIIと共に発表か

リンゲルブルーメンより。
Samsung、スマートウォッチ製品を9月のIFAでGalaxy Note IIIと共に発表か

Samsungはスマートウォッチ「Samsung Gear」を9月のIFA2013で正式発表することを計画していると
報じられています。元記事でも述べられていますが事実であれば上記のタイミングはアップルの「iWatch」に
先行する形になります。各社の開発進捗状況が気になりますね。実際の生産が始まれば色々と情報が
漏れてくるでしょうが…。

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Samsungはスマートウォッチ「Samsung Gear」を9月のIFA2013で正式発表することを計画しているとPatentlyAppleが報じました。

samsung logo

同イベントでは「Galaxy Note III」の発表も予定されており、この情報が正しければIFA2013でがGalaxy Note IIIとスマートウォッチが同時発表されることになると海外メディアは報じています。
Samsungはスマートウォッチの商標として「Samsung Gear」を商標申請していまが、これが最終的な製品名なのかは確定ではありません。
この情報の信憑性は定かではありませんが、事実ならば、2014年以降の登場が濃厚とされるAppleの「iWatch」に大きく先行する形でSamsungはスマートウォッチ市場への参入を果たすことになります。
果たして本当にIFAで発表されるのか、続報を待ちたいと思います。

情報元:Patently Apple 経由:BGR SamMobile
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【液晶パネル】 台湾、AMOLED検査装置の開発で連盟発足

EMSOneより。
【液晶パネル】 台湾、AMOLED検査装置の開発で連盟発足

台湾のシンクタンク、工業技術研究院(ITRI)が、アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)の
検査装置の研究・開発(R&D)を推進する組織、「AMOLED検査装置開発連盟」を発足するとの事。
不思議なのはメンバーにタッチパネル大手のWINTEKが入っている事。
装置のインターフェースを担当するのでしょうか??

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台湾のシンクタンク、工業技術研究院(ITRI)が、アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)の検査装置の研究・開発(R&D)を推進する組織、「AMOLED検査装置開発連盟」を発足する。パネルのINNOLUX(群創)、AUO(友達)、RiTdisplay、CPT(華映)、タッチパネルのWINTEK(勝華)、レーザー加工のTREND LASER(崇電雷射)、ダイボンド装置の3S Silicon(広化科技)、検査装置のHIROS(宏瀬科技)、自動化設備のShuz Tung(旭東機械)、計測器のARCS(源台精密)らのメンバーが、AMOLEDメーカーの量産や、生産歩留まりの向上を図るための研究に投入する。台湾紙『経済日報』(7月23日付)が報じた。
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スマホが高級コンデジに!ソニー、スマホ用外付けレンズ・センサーキットを近日発売か

ガジェット速報より。
スマホが高級コンデジに!ソニー、スマホ用外付けレンズ・センサーキットを近日発売か

ソニーが、スマートフォン用の「外部レンズ」と「1インチサイズの撮像センサー」が一体型になったキットを
近日中に発売するとの噂が流れています。
流石に画像のような代物ではないと思いますが、もし本当ならどういった形で登場するか楽しみですね。

関連記事
リンゲルブルーメン:Sony、Xperiaスマートフォン向けの「外付けカメラ」を開発中
Sony Alpharumors(英文):Updated Post: (SR5) Sony will launch lenses with built-in imaging sensor!

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Sony Alpha Rumorsは19日(現地時間)、2人の信頼できる人物からの情報として、ソニーが、スマートフォン用の「外部レンズ」と「1インチサイズの撮像センサー」が一体型になったキットを近日中に発売すると伝えています。

なお、この情報の信憑度は同サイトの基準における5段階中最高位の「SR5」。つまり非常に信憑性の高い情報です。

Sony Alpha Rumorsに掲載された画像


Sony Alpha Rumorsに掲載された画像

情報によると、この一体型キットはレンズと撮像センサーだけでなく、バッテリーやフラッシュメモリを内蔵し、スマートフォンとの通信にはNFCやWi-Fiを利用します。スマートフォンへの装着はマウントアダプタを介しますが、単独で利用することも可能。なお、スマートフォンを通じて映像をリアルタイムで観ることが出来るとのことです。

さらに、この一体型キットが搭載しているレンズと撮像センサーは、ソニー製高級コンパクトデジタルカメラ「DSC-RX100M2」と同じく、カール・ツァイスレンズと約2000万画素・1インチのExmor Rセンサーを搭載。今後はさらに小さなレンズと高倍率ズームを備えたモデルもリリースされるとしています。

スマートフォンに高性能なレンズやセンサーを搭載すると、どうしても本体の突起が大きくなるなどしてデザイン的に制約ができてしまいます。
しかしこの後付キットを利用すれば、普段使いのスマートフォンで高度な写真撮影が楽しめそうです。

さらに上の図や情報の内容からもわかるように、この一体型キットはこれまでのスマートフォンとは桁違いの、まさに「高級コンデジ」と同等の撮影能力を備えていることが期待されます。

スマートフォンとの通信にはNFCやWi-Fiを利用することで、ソニーのスマートフォン「Xperia」以外でもこのキットが利用できるようになるか、非常に気になります。もしこの一体型キットが実際に市販されるとすれば、大いに注目を集めることは間違いなく、往年のソニーファンにとっても必見の商品になるかもしれません。

[Sony Alpharumors]
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iPhone 5Sの「指紋センサー」は液晶ディスプレイの下に埋め込みか─関連特許が示唆

リンゲルブルーメンより。
iPhone 5Sの「指紋センサー」は液晶ディスプレイの下に埋め込みか─関連特許が示唆

Appleは米国特許商標庁向けに、液晶ディスプレイの下に埋め込む方式の指紋センサの特許を取得していたことが
明らかになったと報じられています。
同特許はディスプレイのすぐ下に配置された薄膜センサにより、指紋を認識するというものだそうです。
この方式ではディスプレイ自体が指紋スキャナーとしての役割も果たすため、
ユーザーの利便性は向上することになると述べられています。
同特許ははAppleが買収した「AuthenTec」の技術が用いられているようです。
画面をセンサー(スキャナー)として用いるのは以前にシャープ製のノートパソコンに搭載されていましたね。
タッチパッドが小さな画面になっていたと記憶しています。
またディスプレイに指紋認証技術を搭載するという機能についてはValidity社がサムスン製スマートフォン
「Galaxy S2」のディスプレイで指紋認証機能を利用するデモを公開しています(ガジェット速報より)。



関連記事:
ガジェット速報:iPhone5Sの指紋認証は画面タッチ式? ―アップルが特許出願
AppleInsider(英文):Apple details in-display fingerprint sensor tech in patent filing from AuthenTec cofounder

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Appleは米国特許商標庁向けに、液晶ディスプレイの下に埋め込む方式の指紋センサの特許を取得していたことが明らかになりました。

apple 指紋認証

同特許には、Appleが2012年に買収した「AuthenTec」の技術が活用されており、ディスプレイのすぐ下に配置された薄膜センサにより、指紋を認識するというもの。この方式ではディスプレイ自体が指紋スキャナーとしての役割も果たすため、ユーザーの利便性は向上することになります。

iPhone 5Sの指紋センサーといえば「ホームボタン」に配置されるとの噂もありますが、この技術が適用される可能性もあると海外メディアは報じています。

iPhone 5Sの情報は錯綜しており、9月に発表されるとの従来の噂から、画面サイズが4.3インチに大型化されて年末に発売されるとの噂までありますが、果たしてどのような仕様となるのか、続報を待ちたいと思います。

情報元:AppleInsider

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消える地場スーパー、崩れる岩盤

日本経済新聞より。
消える地場スーパー、崩れる岩盤

地場スーパーが2000年代半ば以降、数を減らしつつあるようです。
以前の記事で日本の消費文化の特徴として
・食べ物の「鮮度と多様性と旬」を評価する
・食への繊細な好みを背景にブランドが食を支配する
を挙げていますが、このことによる食文化の地域性の違いの受け皿として地場スーパーが
あったのではないかと思います。もっと前は商店街にある八百屋・魚屋などの個人商店だったのでしょう。
個人的にも地方に住んでいると独特の食文化があり、イオンなどの国内全域に展開しているチェーンでも
スーパーのテナントや売り場の一角にはその地域の商店が出店しており、地場ものを
扱っていることが良くあります。
ですが、先に述べたようにそのような地域密着型のスーパーも数を減らしているようです。
背景として、インターネットの普及によりどこでも欲しいものが買えるといった状況が一因としてあると
記事では述べられています。流通網の拡大・輸送方法の改善などにより、どこにいても日本中のものが
簡単に手に入るようになりました。
それは決して悪いことだとは個人的には思いません。
日本のどこにいても同じような生活が送れるというのは素晴らしいことだと思います。
とはいえ地場スーパー凋落の一因としては無視できなさそうです。
そして地場スーパーの消滅がもたらすものは働く場・消費の場としての
地域への帰属感の消滅だと記事は指摘しています。
このことにより、従来からの政治的な地場が大きく揺らいでおり、政治と生活の直結感が薄くなることで
政治離れが起こると論じており、面白い着眼点だと思いました。

明日は参院選。改めて政治と経済の問題について良く考え、自分が持っている選挙権の行使を
行いたいと思います。

当ブログ関連記事:
「文化の壁」を超える、超えない?


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 「小泉劇場」で自民党が大勝した2005年衆院選、2年後の参院選では小沢一郎氏の民主党が大勝――。ここ数年の国政選挙は、勝者と敗者が極端に入れ替わる。人口が減り、過疎は進む。常識として語られてきた各党固定の支持基盤は崩れているからだ。その象徴のひとつが、地域に根ざした地場スーパーの消滅だ。

■薄れる利害、政治的無関心に拍車

無党派層が増える流れは都市部だけでなく全国共通だ

無党派層が増える流れは都市部だけでなく全国共通だ
 1963年に1号店を出し、福井県の有力スーパーの「ユース」。地域に密着し、福井の買い物の顔でもあったが、今秋にも50年の歴史に幕を下ろすことになる。

 ユースは後継者問題もあり、2005年に岐阜のスーパー、バローの傘下に入った。当初は「ユースの知名度は高く、のれんは残す」(同社幹部)予定だったが、店舗仕様や情報システムを統一し、福井や隣県の石川県で出店を加速させるためだ。

 日本国内は食など地域性が強く、ブランドを扱う百貨店は衰退しても、地場スーパーの業績は2000年代半ばまで比較的堅調に推移していた。だが近年、人口減やデフレの影響などを受け、この構図も崩れつつある。価格競争の激化から業界再編が進み、地場スーパーがなくなる地域も増えている。


 劇的に変化する経済、産業構造はいや応なく人々の政治意識にも影響する。
政治への関心度は有権者の利害の大きさに比例する。有権者は建設や製造業、労働組合など自らが属する企業や団体に優位に働くと見る候補者に一票を投じる。
だが日本経済をけん引してきた輸出や公共工事関連の産業が低迷し、雇用の受け皿としての力を弱めるとともに選挙の効果が低下してきた。

 いまや最大の雇用の受け皿は就業者の約70%を占めるスーパーやコンビニエンスストア、外食など第3次産業だ。一般的に小売りやサービス業は政治的には中立で、組合の加入率も低い。おのずと政治意識は薄れるわけで、無党派層が増える流れは、もはや都市部だけでなく全国共通だ。

 地場スーパーの消滅は政治的無関心に拍車をかける象徴といえる。地元企業であれば、利用者も就労者も地域への帰属感があり、政治意識も残る。だが地方都市でも働く場や買い物の場が全国チェーンが中心になると、一段と政治的な土壌から切り離される。

■若者と選挙の「円満離婚」

 とりわけ若者の政治離れは深刻だ。高齢者であれば、年金や社会保障の問題は切実で、選挙への関心も強い。候補者もこの点に絞って激しく訴えるケースが多い。
だが若者は身近な問題として政治をとらえられず、投票率は低下する。

 実際に20歳代の投票率は圧倒的に低い。過去20年間の参院選の動向を見ても60から70歳代が60~70%で推移するのに対して、30%台とほぼ半分となっている。

 電通若者研究部の吉田将英研究員は「若い世代にとって自分の人生や生活と政治は直結していないし、政治の側も高齢者向けのマーケティングを進める以上、そうなる」と指摘する。吉田氏は「お互いが無関心になるわけで、そこに利害の対立があるわけではない。円満な離婚が進むだけ」とも言う。

 豊かさの象徴として成長してきた地場スーパー。消え去ることに年配の買い物客は郷愁を覚えるが、若者はそうでもない。あたり前だが、モノはスマートフォンでもネットでもどこでも買えるからだ。参院選もそんな構図の中、実施されることになる。

(編集委員 中村直文)

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NEC、スマホ事業統合でソニーと交渉も

リンゲルブルーメンより。
NEC、スマホ事業統合でソニーと交渉も

スマートフォン事業からの撤退が報じられたNECですが、事業統合の交渉相手としてソニーを候補としていると
報じられています。国内スマートフォン市場ではdocomoのツートップ戦略等もあり
(もちろんそれだけではありませんが)、各社の端末の販売台数に大きな開きが出てきています。
その中でPanasonicは海外市場を中心に据えるとしており、NEC(NECカシオモバイルコミュニケーションズ)は
今回スマートフォンから撤退と明暗が分かれた状況です。
液晶テレビのように先行すれば価格競争に巻き込まれ、かといってスマートフォンのように出遅れれば
じり貧にならざるを得ないと、エレクトロニクス業界を取り巻く環境は変わらず厳しい状況です。
ドッグイヤーと言われて久しいですが、もはやドッグと言えるようなスピードではなく
業界が様変わりしていっている中、絶えず戦略を練り直していく必要があると思います。
一企業の努力だけでは解決できない部分もあり、一筋縄ではいかない問題ですが…。

関連記事
日刊工業新聞:ズームアップ/NEC、スマホ“迷走”-次の交渉候補はソニー
EMSOne:【EMS/ODM】 NECスマホ撤退報道 受託生産のアリマ通信「通知まだない」
日本経済新聞:
ドコモ、非情の決断 日の丸ケータイの終焉
NEC、スマホ撤退へ レノボとの携帯統合見送り
パナソニック、ドコモ向け新スマホ見送り検討 今冬


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スマホ事業撤退が報じられた「NEC」ですが、携帯事業統合の次の交渉相手としてソニーを候補にしていると日刊工業新聞が報じました。

NEC logo


NECの遠藤社長は携帯電話事業統合に関し「グローバルで稼げるビジネスモデルが描けないと意味がない」と明言しており、破談したLenovoに代わる次の交渉相手として「ソニー」を候補に据えているそうです。

ただソニーは、去年はじめに携帯事業においてEricssonとの合弁を解消したばかりで、NECとの統合交渉に踏み切るかは未知数と伝えられています。

なお日本経済新聞によるNECのスマホ事業撤退報道について、NEC製スマートフォンを受託生産する台湾アリマは声明で「そのような通知は一切なく、報道の真偽は不明である」としています。
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【液晶パネル】 ソニー、新型スマホ用タッチパネルを中国O-filmに発注か 台湾J Touchに暗雲

EMSOneより。
【液晶パネル】 ソニー、新型スマホ用タッチパネルを中国O-filmに発注か 台湾J Touchに暗雲

ソニー(Sony)が、新型スマートフォンに搭載するタッチパネルを、中国O-film(欧菲光)に発注したとの
観測が報じられています。
Lenovoからも受注を勝ち取っているO-Filmですが、価格戦略を武器にタッチパネル市場で急速に
存在感を増してきています。
台湾J touchはO-Filmと業態が類似しているため、直接的に影響を受けているようですが、
国内のフィルムタッチパネルメーカー(日本写真印刷などでしょうか)にとっても
脅威であることは間違いなさそうです。

当ブログ関連記事:
【液晶パネル】 タッチパネル産業の勢力図書き換えあるか 中国系・パネル業者台頭で
【液晶パネル】 タッチパネルの中国O-film、メタルメッシュ量産一番乗りの観測
【液晶パネル】 レノボ、ノート用タッチパネルを中国O-filmのGFFにシフトか コスト削減で

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台湾の金融情報サイト『理財網』は7月16日付で、タッチパネルの台湾J Touch(介面)の2013年下半期の業績見通しについての記事を掲載。この中で、同社の主力顧客であるソニー(Sony)が、新型スマートフォンに搭載するタッチパネルを、中国O-film(欧菲光)に発注したとの観測が台湾市場に流れたと報じた。その上で同紙は、J Touchの13年下半期業績は、ソニーが中国系への発注規模をさらに拡大するかどうかに左右されるとの見方を示した。
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【EMS/ODM】 iOS端末の生産業者に新顔3社 台湾系証券レポート

EMSOneより。
【EMS/ODM】 iOS端末の生産業者に新顔3社 台湾系証券レポート

米アップルの「iOS」搭載端末(iPhone、iPad等)の生産委託業者にホンハイ、ペガトロンに加えて
ウィストロン、コンパル、インベンテックが加わったと報道されています。
アップルのサプライチェーンは製品毎、世代ごとに変化し続けていますが、
(それゆえ部品業者は振り回されえることもままあります)
今回の生産委託についても調達戦略の方針転換を図っているようです。

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台湾KGI(凱基)証券はこのほど発表したレポートで、米アップル(Apple)がスマートフォン「iPhone」、タブレットPC「iPad」など、「iOS」搭載デバイスの生産委託について、戦略の調整を行ったとの見方を明らかにした。具体的には、これまでの台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)、台湾ペガトロン(Pegatron=和碩)の2社に加え、台湾ウィストロン(Wistron=緯創)、台湾コンパル通信(Compal Communications=華宝通信)、台湾インベンテック(Inventec=英業達)の3社を新たに供給チェーンに加えたとしている。これら3社が製品を供給するのは2014年からになる模様だ。台湾紙『経済日報』(7月15日付)が報じた。
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下記のように製品ごとにバッサリと調達方針を変える事もあります。
アップルのサプライチェーンは要求が厳しいことでも有名ですが、一方で大量の製品を供給できることになる為、
生産業者・部品業者にとっても無視できない企業です。

【EMS/ODM】 アップル、ペガトロンの生産能力に懸念? 鴻海、次世代iPad mini独占か
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台湾市場で7月17日、米アップル(Apple)の7.9型タブレットPC(iPad mini)次世代モデルの生産を、EMS(電子機器受託生産)世界最大手の台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)が独占受注したとの観測が流れた模様だ。台湾紙『経済日報』(7月18日付)が報じた。
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Google、犬用のGoogle Glassを開発中

リンゲルブルーメンより。
Google、犬用のGoogle Glassを開発中


Googleはジョージア大学と協力して、盲導犬や爆発物探知犬とより簡単にコミュニケートするための「犬用のGoogle Glass」とも言える犬用ウェアラブルデバイスを開発していると報じられています。
同プロジェクトは「FIDO(職業犬との相互作用強化)プロジェクト」と呼ばれており、成功すると犬と人間はこれまで以上に密接で高度なコミュニケーション可能になるほか、犬の得た様々な情報を人間がディスプレイなどで覗き見ることも可能になるとのこと。
警察犬や盲導犬のサポートといった展開が考えられているようです。

奇しくもApple、Microsoft、Googleといった米企業のウェアラブルデバイスへの取り組みを
連続して取り上げましたが、三者三様といった様子で面白いと思います。

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Googleはジョージア大学と協力して、盲導犬や爆発物探知犬とより簡単にコミュニケートするための「犬用のGoogle Glass」とも言える犬用ウェアラブルデバイスを開発していることが明らかになりました。


googleglass for dog


同プロジェクトは「FIDO(職業犬との相互作用強化)プロジェクト」と呼ばれており、成功すると犬と人間はこれまで以上に密接で高度なコミュニケーション可能になるほか、犬の得た様々な情報を人間がディスプレイなどで覗き見ることも可能になるそうです。

研究の初期段階では、多数のセンサとマイクロチップを搭載したベスト、マウスピースを「犬」に装着させて使用します。研究者曰く「犬は口を利用したデバイスの動かし方をすぐに覚えた」とのこと。

この技術は、爆発物探知犬が爆発物を見つけた際、警察にそのメッセージをより効率的に伝達することに役立つほか、犬が障害を持つ人をより高度にナビゲーションするといった利用方法も考えられるとのこと。

まだ研究は初期段階ですが、このプロジェクトが成功した場合、人間と犬のコミュニケーションは大きく変わるかもしれないと情報元は付け加えました。

情報元:Bussinessinsider
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Microsoft、半透明アルミを採用したスマートウォッチ「Surface Watch」を開発中か

リンゲルブルーメンより。
Microsoft、半透明アルミを採用したスマートウォッチ「Surface Watch」を開発中か

Microsoftが”透明アルミ”を筐体に採用した「Surface Watch」を開発していると報じられています。
筐体にガラスの4倍強度を誇る素材「半透明窒素化アルミニウム」が採用されており、
リストバンドには「黄色、赤、青・黒・白」など様々な色が用意されているとのこと。
窒化アルミニウムについては不勉強ですが、熱伝導性に優れ、ヒートシンクなどに用いられているようです。
「熱伝導性に優れる」事が筐体として有利に働くかどうかは不明ですが…。

関連記事:
techcrunch Japan
マイクロソフト、酸窒化アルミニウム素材のStar Trek風半透明スマートウォッチを開発中

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Amongtechは信頼できる消息筋の話として、Microsoftが”透明アルミ”を筐体に採用した「Surface Watch」を開発していると報じました。

MicroSoft logo


情報元によると、現在開発中のプロトタイプ機は、筐体にガラスの4倍強度を誇る素材「半透明窒素化アルミニウム」が採用されており、リストバンドには「黄色、赤、青・黒・白」など様々な色が用意されているそうです。

またOSにはWindows 8の適用バージョンを搭載する他、クラウドストレージの利用が前提であるものの、主にOS用として6GBのストレージ容量を搭載。LTEネットワークにも対応しているそうです。

製品はまだ試作段階ですが、2014年後半ごろに詳細が明らかになることが期待されると情報元は付け加えました。

情報元:amongtech 経由:VERGE
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Apple「iWatch」は2014年後半発売。技術者を積極採用へ─FT報道

リンゲルブルーメンより。
Apple「iWatch」は2014年後半発売。技術者を積極採用へ─FT報道

Appleは「スマートウォッチプロジェクト」の進展のために新しい技術者を積極採用しているほか、
iWatchの2014年後半リリースを目指しているとフィナンシャルタイムズ紙が報じているとのこと。
デザイナーの大量投入や、ファッションブランド「イヴ・サンローラン」の経営トップを
バイスプレジデントにスカウトするなどの動きはAppleらしいですね。
「欲しくなるようなデザイン」から関連サービスにユーザーを巻き込む戦略なのでしょうか。
どこまでその戦略が功を奏するのか注目したいと思います。

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Appleは「スマートウォッチプロジェクト」の進展のために新しい技術者を積極採用しているほか、iWatchの2014年後半リリースを目指しているとフィナンシャルタイムズ紙が報じました。

iwatch.png


情報元によると、Appleは既存の技術者のウェアラブルデバイスに関する能力に疑問を抱いており、既存の人材に加えてスマートウォッチプロジェクトを進めることの出来る新しい技術者を
積極的に採用する方針であるほか、スマートウォッチの開発に有用な小企業の買収も計画しているそうです。

噂によればAppleは、スマートウォッチの開発に100人以上のデザイナーを投入したほか、ファッションブランド「イヴ・サンローラン」の経営トップをバイスプレジデントにスカウトしたと伝えられています。Appleはまた「iWatch」の商標を多くの国に出願していました。

経由:Macrumors
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未来型デバイスのアイデア結集-「プリンテッド・エレクトロニクス」展

日刊工業新聞より。
未来型デバイスのアイデア結集-「プリンテッド・エレクトロニクス」

7/10まで都内で行われたプリンテッド・エレクトロニクス(PE)の国際会議
「プリンテッド・エレクトロニクス・アジア2013」のレポートが日刊工業新聞サイトにて
取り上げれられています。
「セルロースナノファイバー」関係で当ブログでも取り上げています大阪大学の能木雅也准教授も
発表を行っている様です。
PE技術(有機材料技術)についてはやはり信頼性・耐久性をいかに向上させるかが
ポイントなのではないかと思います。一方で安価に大量生産できるでのあれば使い捨ての用途も
考えられますので、その場合は廃棄におけるコスト・安全性が問題になります。
今のところでは後者の可能性の方が実現性が高いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

当ブログ関連記事:
発電する紙

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紙の太陽電池やひらひら舞うトランジスタ、くしゃくしゃに折り曲げられるアンテナ―。印刷技術でデバイスを作るプリンテッド・エレクトロニクス(PE)技術が夢のようなデバイスを誕生させている。10日まで都内で行われたPEの国際会議「プリンテッド・エレクトロニクス・アジア2013」(英IDTechEx主催、日刊工業新聞社後援)では、スマートな未来型デバイスのアイデアが集まった。(藤木信穂)

軽くて柔軟
 「羽のようにひらひら舞う」。東京大学の関谷毅准教授らが開発した有機アンプシステムは、重さ1平方メートル当たり3グラム、厚さ1・2マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の極薄フィルムを使った軽やかなデバイスだ。まさしく空中を羽ばたくように舞い降りる。
試作品は大きさ8センチ×8センチメートル。フレキシブルな有機材料を使っているため、手でくしゃくしゃに丸めてもダメージが残らない。

プリンテッド・エレクトロニクス・アジアで講演する英IDTechExのハロップ会長
プリンテッド・エレクトロニクス・アジアで講演する英IDTechExのハロップ会長

 関谷准教授らが目指す研究のキーワードは、大面積・極薄・軽量・フレキシブルな有機デバイスだ。現在、期待するのがバイオメディカル分野への応用。染谷隆夫教授らと高温の滅菌プロセスに耐える
有機トランジスタを開発しており、初期のがんを検出するセンサーなど体内に埋め込める医療用デバイスの用途を開いた。

 関谷准教授はこれから「“インパセプティブル(目に見えない)・エレクトロニクス”の時代が来る」と見通す。

 大阪大学の能木雅也准教授は、透明な紙の太陽電池や折り畳める導電性の紙など近年の成果を発表した。
紙の原料である木材パルプの繊維を幅約15ナノ―30ナノメートル(ナノは10億分の1)まで細かくした材料「セルロースナノファイバー」がその鍵を握る。プラスチックよりも強度が高く、透明で自在に曲げられる。

 この材料で作った太陽電池は紙なのに透明だ。軽く折り畳めるため、どこにでも持ち歩ける。「太陽光で発電した電気で情報を送受信する“ペーパースマートフォン”の実現も遠くない」と能木准教授は考える。折り畳んでも電気を流し続ける「導電性の紙」の開発にも成功しており、折り畳んで周波数を手軽に変えられるアンテナなどに応用できるという。

価格破壊
 海外から注目の技術も発表された。炭素物質グラフェンの印刷用インクを開発・製造するのは、英ケンブリッジ・グラフェンプラットフォーム(CGP)。著名なグラフェン研究者であるアンドレア・C・フェラーリ同大教授らの知財を基に、日本のアイトリックス(東京都渋谷区、長谷川正治社長、03・3791・3711)が同大と共同で設立した。

CGPが開発したグラフェンインクを使用した印刷物
CGPが開発したグラフェンインクを使用した印刷物

 天然グラファイトを超音波で分解してナノレベルに粉末化し、溶液に分散させてインクを作る。グラフェンシートを作る際に使う化学気相成長(CVD)などの手法に比べて簡易で圧倒的に安価だ。天然物質のため、インジウム・スズ酸化物(ITO)膜などの従来の透明導電膜よりも10分の1程度に安くなる。

 これをPEに適用すれば、太陽電池やディスプレーに使う透明配線や電極を低コストかつ大量に作れるというわけだ。長谷川社長は、これだけ材料の価格破壊が起これば「将来はあらゆるエレクトロニクスがオーガニック(有機)素材になるだろう」と予想する。

 南アフリカのケープタウン大学発ベンチャー、PSTセンサーズはシリコンを印刷して温度センサーを作る技術を発表。オランダのデルフト工科大学も、フレキシブル基板に液体シリコンを塗ってトランジスタを作製する技術を報告した。
半導体の主要材料であるシリコンは通常、固体や気体で使われるが、液体状にすればPEで回路が描けるようになる。日本では北陸先端科学技術大学院大学の研究が有名だ。

車に劇的変化
 そのほか、PEが与える自動車業界へのインパクトについても語られた。
有機薄膜トランジスタの最新成果を披露した産業技術総合研究所の牛島洋史氏は、「PEによって自動車産業にパラダイムシフトが起こる」とみる。自動車はエレクトロニクスの集合体。本格的な電気自動車(EV)時代が到来する頃には、部品は印刷技術で簡単に製造できるようになっているかもしれない。

 印刷工程で素早く、大面積に製造できるPE。環境に優しい材料で製造でき、完成したデバイスはしなやかで軽い。PEが開く未来のテクノロジーから目が離せない。

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液晶パネル】 23型など大型タッチパネル価格、13年下半期に1割下落へ

EMSOneより。
【液晶パネル】 23型など大型タッチパネル価格、13年下半期に1割下落へ

大型端末用タッチパネルの価格が13年下半期に1割下落するとの報道がされています。
背景には安価で受注活動を行う中国系メーカーの登場なども一因としてあるかもしれません。
大型タッチパネルについては各社でメタルメッシュ方式が検討されていますので、それが普及しだして
価格競争が始まっていることもありそうです。

当ブログ関連記事:
パナソニック、70型のタッチ・パネルに対応するCu配線フィルムを試作
大日印、銅メッシュで線幅3マイクロメートルのタッチパネル用電極フィルム
【液晶パネル】 タッチパネルの中国O-film、メタルメッシュ量産一番乗りの観測

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オールインワンPC(AIO PC)用など、大型端末用タッチパネルの価格が2013年下半期、同上半期に比べ1割下落するとの見方が台湾の市場や業界で広がり始めているようだ。台湾の経済紙『工商時報』(7月12日付)が報じた。
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【液晶パネル】 タッチパネルのTPK、福建工場の増産計画を大幅縮小か ノート用誤算で

EMSOneより。
【液晶パネル】 タッチパネルのTPK、福建工場の増産計画を大幅縮小か ノート用誤算で

タッチパネル大手の台湾TPKが設備投資を見直す方針のようです。
当ブログでもたびたび言及していますが、
①中国系メーカーの台頭と②タッチパネル搭載ノートPC(NB)の伸び悩みが
背景にあるようです。

当ブログ関連記事:
【液晶パネル】 タッチパネル最大手のTPK、営業収益100億NTドル割れ ノート用不振響く
【液晶パネル】 タッチパネル産業の勢力図書き換えあるか 中国系・パネル業者台頭で

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タッチパネル最大手の台湾TPK(宸鴻)が、受注の伸び悩みを受け、中国福建省の平潭工場に設置する後工程貼付け業務の生産ラインを、当初計画していた15本から5本にまで大幅に減らすことを決めた模様だ。台湾紙『経済日報』(7月12日付)が台湾市場の話として報じたもので、米マイクロソフト(Microsoft)の「Windows 8」登場で期待していたタッチパネル搭載ノートPC(NB)の出荷が伸び悩んでいることや、TPKの得意とするカバーガラス一体型(OGS)で、中国政府の支援を背景に中国系業者が台頭していることを受け、TPKが計画を見直したとしている。
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【液晶パネル】 台湾パネル各社、On-Cellタッチパネルの量産を本格化 13年Q3から

EMSOneより。
【液晶パネル】 台湾パネル各社、On-Cellタッチパネルの量産を本格化 13年Q3から

OGS方式やインセル方式の影であまり注目されていなかった印象の「オンセル方式」の
タッチパネルですが、台湾系のパネル業者が量産を本格化させる模様です。
インセル方式と比較してTFT側の作りこみの負荷が少なく、またOGS方式と異なり接続配線が
必要なくなることからちょうど両社の中間ともいえる方式です。(正確な表現ではありませんが…)
一口に「オンセル方式」と言っても各社の定義が異なっているため一概に言えないのが現状です。
いずれにせよインセルと同じくパネル側の付加価値向上の手段として取り組んでいるのだと思います。
いままであまり普及していなかったのはパネルを貼り合わせてスリミングしてからの加工に難しさがあったことが
一因ではないかと思いますが、そのあたりはどう解決しているかが気になります。

関連記事:
アジアITニュース&プロダクツ
CPT、7月にOn-cellタッチパネルの量産開始

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台湾系のパネル業者が、一体型タッチパネルで、「On-Cell」方式による製品の量産と大量出荷を、2013年第3四半期から本格化させる模様だ。台湾の経済紙『工商時報』(7月15日付)が報じたもので、台湾CPT(華映)は、中国系携帯電話ブランドから受注した5型On-Cellタッチパネルの量産と出荷を13年7月から開始する。さらに、INNOLUX(群創)、AUO(友達)の2大大手も、6型など画面の大きいいわゆる「Phablet」(ファブレット)向けOn-Cellタッチパネルを、やはり第3四半期から量産するとしている。
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Samsung、タブレットと合体できるスマホのデザイン特許を取得

リンゲルブルーメンより。
Samsung、タブレットと合体できるスマホのデザイン特許を取得

Samsungはタブレット端末と合体する機能を有した一風変わったスマートフォンの
デザイン特許を取得したと報じられています。
背面カメラやスピーカー等はなく、タブレットと一体化する機能が備わっているようです。
元記事でも言及していますがASUSのPadFoneとかなり似ていますね。特許として押さえる戦略でしょうか。

sumsung スマホータブレット一体型特許3

ASUS-PadFone
http://www.asus.co.jp/Mobile/PadFone2/

asus padfone

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Samsungはタブレット端末と合体する機能を有した一風変わったスマートフォンのデザイン特許を
取得したとPatenc Boltが報じました。

sumsung スマホータブレット一体型特許1

同デザイン特許は2012年Q1に申請されたものです。

sumsung スマホータブレット一体型特許2

一風変わったデザインを採用しており、イヤホンジャックや電源ボタン、micro USBポートは搭載する一方で、背面カメラやスピーカー、ボリュームボタン等は描かれていません。またタブレット端末との合体機能を有しており、さながらASUSの「Padfone」に似ています。

sumsung スマホータブレット一体型特許3

とても奇妙な印象もある同スマートフォンですが、デザイン特許が提出されたという事はこのような製品が近い将来発売される可能性もありそうですね。

経由:mobile.3g
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LG、世界最薄・最狭ベゼルの5.2インチFHD液晶パネルを発表。LG「G2」に搭載へ

リンゲルブルーメンより。
LG、世界最薄・最狭ベゼルの5.2インチFHD液晶パネルを発表。LG「G2」に搭載へ

LGDが現存するフルHD液晶パネルの中で世界最薄・最狭ベゼルの5.2インチフルHD IPS-LCDパネルを開発したと発表しています。
パネルの厚さ(タッチパネル含む)は2.2mm、ベゼル幅は2.3mmで、自社の既存のFHD液晶パネルに比べて
輝度・コントラストを20%以上高めたほか、ACR(屋外環境でのコントラスト比)と色の正確度を70%向上させ
「屋外での視認性を大きく高めた」と強調しています。
またタッチパネルには回路構造を改善した「アドバンスドカバーガラス一体型」方式(OGS方式)を採用し、
パネルの間にはOCR(光学性透明粘着樹脂)注入。高画質表示、ベゼルレス化を実現したとのこと。

記事の画像はおそらくタッチパネル無しの状態かと思われます。
流出した実機画像は下記参照ください。
「アドバンスドカバーガラス一体型方式」が気になりますね。回路構造を改善したとしていますが、
どのように変更したのでしょうか。タッチパネルは金属配線を外周に引き回す必要があり、
それゆえどうしてもある程度の大きさのベゼルが必要になりますがそこを細くする工夫を
施しているのかもしれません。
ちなみにインセル方式の利点の一つはTFTで回路を作りこむためにこの金属配線が不要になることです。

LG G2実機画像1
LG電子「G2」と推定されている実機の画像

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LGDは本日7月11日、現存するフルHD液晶パネルの中で世界最薄・最狭ベゼルの5.2インチフルHD IPS-LDCパネルを開発したと発表しました。

LGD 5p2 FHD

パネルの厚さ(タッチパネル含む)は2.2mm、ベゼル幅は2.3mmで、いずれもフルHD液晶パネルとしては世界最薄・最狭を実現。
自社の既存のFHD液晶パネルに比べて輝度・コントラストを20%以上高めたほか、ACR(屋外環境でのコントラスト比)と色の正確度を70%向上させ「屋外での視認性を大きく高めた」と強調されています。
タッチパネルには回路構造を改善した「アドバンスドカバーガラス一体型」方式(OGS方式)を採用し、パネルの間にはOCR(光学性透明粘着樹脂)注入。高画質表示、ベゼルレス化を実現したそうです。
米国で8月7日に発表されるLG製次期フラグシップスマートフォン「LG G2」に搭載されると伝えられています。
なお2013年10月に登場するLG製「Nexus 5」もLG G2ベースと伝えられており同液晶パネルが搭載されるものと思われます。

情報元:ZDNet
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Galaxy Note 3は4タイプ存在、曲がるディスプレイ搭載モデルも ―韓国メディア

ガジェット速報より。
Galaxy Note 3は4タイプ存在、曲がるディスプレイ搭載モデルも ―韓国メディア

サムスンの未発表スマートフォン「Galaxy Note 3」には4つのモデルが存在していると報じられています。
それぞれディスプレイやカメラ等が異なっているとの事。

①ハイエンドモデル
・フレキシブルディスプレイ
・金属ケース
・背面カメラ画素:1300万
・前面カメラ画素:200万画素
・ディスプレイ部品:「Galaxy Note 2」より30%薄型化
・開発者や高級ブランドのマーケティング向け

②ミドルエンドモデル
・有機ELディスプレイ
・プラスチック素材
・背面カメラ画素:1300万
・前面カメラ画素:200万
・ディスプレイサイズ:5.68インチ〜5.7インチ

③ローエンドモデル
・液晶ディスプレイ
・背面カメラ画素:800万
・ヨーロッパや中国向け

ハイエンドではフレキシブルディスプレイの採用となっていますが、歩留りも未知数ですし数は少なそうですね。
実物は見てみたいところです。
同一モデルで複数のクラスが存在するのは珍しい気がします。通常は名前分けしそうなものですが…。

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韓国etnewsは8日(現地時間)、サムスンの未発表スマートフォン「Galaxy Note 3」には4つのモデルが存在していることを伝えています。
この4つのモデルではプロセッサなどは共通していますが、ディスプレイやカメラ・モジュール・ケースなどが異なり、価格についてもそれぞれのモデルで違いがあるとのこと。


韓国etnewsは8日(現地時間)、サムスンの未発表スマートフォン「Galaxy Note 3」には4つのモデルが存在していることを伝えています。この4つのモデルではプロセッサなどは共通していますが、ディスプレイやカメラ・モジュール・ケースなどが異なり、価格についてもそれぞれのモデルで違いがあるとのこと。

流出したGalaxy Note 3の実機画像
流出したGalaxy Note 3の実機画像

その中の1モデル「プレミアム Galaxy Note 3」は、フレキシブルディスプレイと金属ケースを採用し、背面カメラの画素数は1300万画素、前面カメラの画素数は200万画素。ディスプレイ部品については前モデルの「Galaxy Note 2」より30%薄型化されているとのこと。ただし、同モデルの生産量は多くなく、開発者や高級ブランドのマーケティング向けに製造されるとしています。

そして、最も生産量の多い「有機ELディスプレイ搭載モデル」は1300万画素の背面カメラと200万画素のフロントカメラを搭載し、本体にはプラスチック素材を採用。ディスプレイサイズは5.68インチ〜5.7インチの間で、モデルにより差があるとのこと。

より低価格なモデルのGalaxy Note 3のディスプレイには有機ELではなく液晶の採用が検討されており、その場合液晶ディスプレイはシャープが製造を担当するとのこと。背面カメラの画素数は800万画素となり、このモデルはヨーロッパや中国向けに出荷されるとしています。

サムスンによるフレキシブルディスプレイのデモ
サムスンによるフレキシブルディスプレイのデモ

報道によると、これまでのスマートフォンは搭載する内蔵ストレージの容量の違いで価格に差をつけていましたが、大容量ストレージ搭載モデルの価格があまりにも上がってしまうという問題点があったとのこと。そのため、内蔵ストレージの容量ではなくディスプレイやカメラの画素数を変更することにより、廉価モデルから高級モデルまでをラインナップする戦略に変更されたとしています。

Galaxy Note 3ではディスプレイ方式やカメラの画素数を調整することにより、販売対象地域にあったモデルを用意するという興味深いアプローチがとられるようです。確かに、スマートフォンやタブレット端末において、大容量の内蔵ストレージを搭載したモデルは最小構成のモデルから急激に値段が上がってしまい、顧客が選びやすいラインナップとはいえない状況を生み出してしまっています。

Galaxy Note 3は9月初頭にドイツで開催される家電見本市「IFA 2013」にて正式に発表されると噂されています。はたして日本国内に投入されるモデルはどのような構成になるのか、注目されます。
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Apple、「iWatch」やiPhone 5Sのホームボタン用にサファイアガラスの調達増?─台湾筋

リンゲルブルーメンより。
Apple、「iWatch」やiPhone 5Sのホームボタン用にサファイアガラスの調達増?─台湾筋

Appleが2013年に投入するとみられる「iWatch」にサファイアガラスを採用するため、
供給業者がサファイアの確保を進めていると報じられています。
また「iPhone 5S」のホームボタンにもサファイアガラスが採用されると指摘し、
それによりサファイアの価格は2013年第3四半期より値上がりに向かうとの事。
これまでもホームボタンにサファイアガラス採用の噂が流れてはいましたが、iwatchへの採用は
新情報ですね。サファイアガラスは元々時計の文字盤の用途で用いられてきていますので
自然な流れともいえます。

関連記事:
ガジェット速報
米アップル、サファイアを「iPhone5S」ホームボタンやiWatch用に調達 ―台湾紙

当ブログ関連記事:
iPhone 5Sのホームボタンはサファイアガラス製で指紋センサーを内蔵?【噂】
【EMS/ODM】 台湾系サファイア基板3社、中国での増産に力

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台湾の経済紙「工商時報」は業界筋の話として、Appleが2013年に投入するとみられる「iWatch」にサファイアガラスを採用するため、供給業者がサファイアの確保を進めていると報じています。

サファイア iwatch

また同紙は「iPhone 5S」のホームボタンにもサファイアガラスが採用されると指摘し、それによりサファイアの価格は2013年第3四半期より値上がりに向かうとしています。
iPhoneのホームボタンは伝統的にラウンド形状であり、その形状にサファイアガラスを加工できるのかを疑問視する声は多くありますが、本当にホームボタンにサファイアが採用されるのならば、ホームボタンに傷がつきにくくなるだけに歓迎すべき改良と言えそうです。続報に期待しましょう。

情報元:EMSOne
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【液晶パネル】 タッチパネル最大手のTPK、営業収益100億NTドル割れ ノート用不振響く

EMSOneより。
【液晶パネル】 タッチパネル最大手のTPK、営業収益100億NTドル割れ ノート用不振響く

タッチパネル大手の台湾TPK(宸鴻)の6月業績が公表されています。
営業収益は前月比40%減、、前年同月比でも22.1%減の86億1600万NTドル(1NTドル=約3.3円)で、
2011年2月以来となる100億NTドルの大台割れとなっています。
アップル向け出荷の落ち込みをノートPC(NB)向けで補填することを期待していましたが、
NB市場が伸び悩んでいる状態のため、予想を下回っている模様です。

関連記事:
【PC】 13年ノートPC出荷見通し、台湾業界で悲観論続出 「1億7000万台で御の字」の声も

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タッチパネル最大手の台湾TPK(宸鴻)が7月4日、2013年6月の業績を公表。営業収益は前月比40%減、、前年同月比でも22.1%減の86億1600万NTドル(1NTドル=約3.3円)で、2011年2月以来となる100億NTドルの大台割れとなった。台湾の経済紙『工商時報』(7月5日付)によると、主要顧客である米アップル(Apple)向け出荷が、同社の成長減速と新旧製品の端境期にある影響で落ち込む中、TPKではタッチパネルを搭載したノートPC(NB)向けで補うことを期待していた。ところが、NB市場の低迷で思惑が外れたと分析している。
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【EMS/ODM】 スマホ・タブレット用バッテリーモジュールで台頭する中国系業者

EMSOneより。
【EMS/ODM】 スマホ・タブレット用バッテリーモジュールで台頭する中国系業者

スマーフォン需要が旺盛な中国にてバッテリーの分野でも中国系のメーカーが台頭してきているようです。
やはり価格戦略で攻めてきているのでしょうか。
ついこの間サムスン製のスマートフォンの発火事件がありましたが、
品質が価格とトレードオフになっていないか(どうしてもなってしまう側面はありますが)
気になりますね。

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中国市場における旺盛なスマートフォン需要を背景に、バッテリーモジュール業界でもSunwoda(欣旺達)、Shenzhen Desay Battery Technology(徳賽電池)、BYD(比亜迪)など中国系の台頭が目立ち始めている。こうした中、台湾紙『経済日報』(7月5日付)は、スマートフォン、タブレットPC用バッテリーモジュールにおいて、中国系とそれを迎え撃つSimplo(新普)、Dynapack(順達科)など台湾系大手の最新受注状況を伝えている。
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米アップル、フレキシブルバッテリー特許を申請 ―iWatchに使用か

ガジェット速報より。
米アップル、フレキシブルバッテリー特許を申請 ―iWatchに使用か


米アップルが開発中と噂されている腕時計型コンピューター「iWatch」に向けて開発したと思われるフレキシブルバッテリーの特許を申請したと報じられています。
バッテリーを小分けにすることで柔軟性のあるデバイスが可能としています。
見るからに時計のバンド部分を意識していそうな内容ですね。
ただ、発火の恐れのある部品を腕に巻く、というのも少し躊躇してしまいますが…。

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9to5Macは5日(現地時間)、米アップルが開発中と噂されている腕時計型コンピューター「iWatch」に向けて開発したと思われるフレキシブルバッテリーの特許を申請したと伝えています。

Apple-patent-flexible-battery-pack-drawing-001.png


これまでにもアップルがiWatchに向けてフレキシブル素材の特許を取得しているとお伝えしてきましたが、今回の特許もまたiWatchに向けたものであるとみられます。

今回の特許は、バッテリーパックに関する技術で、バッテリーを小分けに隔離して包むことにより、バッテリーを内蔵した柔軟性のあるデバイスの生産が可能になるというものです。このバッテリーには、充電池の他にも太陽光電池などを埋め込むことができ、iWatchには最適なバッテリーとなりそうです。

スマートウォッチの課題としてよくあげられるバッテリー駆動時間の問題ですが、この技術を使えばバンド部分にもバッテリーを内蔵することが可能になり、極限までスペースを活かした設計でバッテリー問題の解消が期待できます。また、過去にも噂されているように太陽光電池の技術がiWatchに応用されるとなれば、バッテリーを意識して使用することがなくなるかもしれません。

iWatchについては、先日アップルが日本やロシア、台湾など世界各地でiWatchの商標登録を出願しているとお伝えした通り、着々と発売に向けての準備が進められているようです。

今回の特許は柔軟性という点だけではなく、限られたスペースを活かすことができるバッテリーパックでもあると考えられ、他のデバイスでの応用も期待できるかもしれません。
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【液晶パネル】 WINTEK、次世代Nexus 7・Kindle Fire向けに13年7~8月から出荷

EMSOneより。
【液晶パネル】 WINTEK、次世代Nexus 7・Kindle Fire向けに13年7~8月から出荷

タッチパネル大手のWINTEK(勝華)の2013年6月業績は営業収益が43億9100万NTドル
(1NTドル=約3.3円)で、前月比26.99%減、前年同月比でも16.11%減とともに減らしたようです。
背景としてハイエンド携帯用パネルの供給不足を挙げています。
パネルメーカー各社はハイエンドモデルへのシフトをしているようですが、
それでも一部に供給不足が起こっているのではないかと予測されます。
またハイエンドモデルのシフトを受けて、中国系ノーブランドメーカーなどが
ローエンドモデルのパネル調達に苦心しているようです。

関連記事:
【液晶パネル】 スマホの中国系ノーブランド、パネル確保に苦心 13年7月は「ゼロ」の恐れも

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タッチパネルの台湾WINTEK(勝華)は7月3日、2013年6月の業績を公表、営業収益は43億9100万NTドル(1NTドル=約3.3円)で、前月比26.99%減、前年同月比でも16.11%減とともに減らした。不振の理由について同社では、ハイエンドの携帯電話用パネルが供給不足にあったことで、タッチパネルの6月出荷が予想を下回ったことを挙げた。
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