Google Glassは米国Foxconn工場で生産か

ガジェット速報より。
Google Glassは米国Foxconn工場で生産か


google-glasses.jpg


Googleが発売を予定しているとされるウェアラブルデバイスの「Google Glass」が
米国にあるFoxconnの工場で生産されているとFinancial Timesが報じているとのことです。
部材についてはアジアからの供給ですが、最終製品の組み立てはカリフォルニア州サンタクララにある
Foxconnの工場で行われているとのこと。
いよいよ製品のリリースが間近になってきたようです。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
Financial Timesは27日(日本時間)、Google Glassが台湾Foxconnの米国工場で生産されていると報じています。
記事では、Google Glassの部材はアジアから供給されているものの最終組立はカリフォルニア州サンタ・クララの工場で行われおり、この工場で生産された数千個単位の製品が近日中に出荷されるだろうとしています。

近年米国では、製品生産を海外で行なっていることで雇用空洞化を助長しているとして、アップルやグーグルなどの大手IT企業が批判されるケースが増えてきています。一方で、Foxconnは昨年末から米国での事業を徐々に拡大してゆくと発表しており、昨年12月には「顧客が米国でより多くの生産を行うことを望んでいると見ている」との公式コメントを出していました。

ただ、Foxconnがアジア並の大規模生産を行うことが可能な拠点を米国内に建設したという報道がないことから、Google Glassのようなアーリーアダプター向けの小ロット製品を試験的に米国内で生産して、軌道に乗ったら海外へ移管といったような体制で考えているのかもしれません。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
スポンサーサイト

有機ELディスプレイは本当にスゴい技術なのか!?

マイナビニュースより。わかりやすい記事でしたのでご紹介。
ほぼそのままの掲載です。すいません…。

有機ELディスプレイは本当にスゴい技術なのか!?

■30年近く研究が続けられてきた有機EL

次世代ディスプレイ技術として注目を浴びる「有機EL」。現在は、スマートフォン用ディスプレイとして
採用され、高画質なディスプレイとして広く認知されている。一方、TV用の大型ディスプレイとしても、
液晶テレビに代わる技術として期待されている。なぜ有機ELがここまで注目を集めるのだろうか。
ここでは有機ELの歴史とその特徴、各分野での最新動向について検証していきたい。

まず、有機ELとはどのようなものだろうか。有機ELは、有機半導体材料を用いたLEDであり、
OLED(Organic Light Emitting Diode)とも呼ばれる。基板上に薄膜の有機物で形成された複数の層を
形成し、これに電流を流すと面発光する。現在の有機ELの基礎になった発明は、1987年の米Eastman KodakのC.W.Tang氏らによる、薄膜積層型デバイスの提案に端を発する。
基本的な発光原理は、陰極および陽極に電圧をかけることにより、各々から電子と正孔を注入する。
注入された電子と正孔はそれぞれの電子輸送層・正孔輸送層を通過し、発光層で結合することで発光する(図1)。

図1  有機ELの発光原理
図1  有機ELの発光原理

有機ELは、アモルファス有機薄膜を使ったLED素子であることから自発光デバイスであり、"高輝度"、
"高コントラスト"、"薄膜"、"面発光"、"広視野角"、"高速応答"、"広い色範囲"、さらにガラスや
プラスチック基板上に低温プロセスで大面積デバイスが作成可能といったことが特徴となっている。
これらの特徴から有機ELは理想的なディスプレイデバイスであると開発者によって考えられ、
Tang氏らが発表した直後から、各方面で開発が盛んに行われた。特に、大型TVでの実用化に向けて
早い段階から開発が進められた。画質が最も良いと言われたCRTと同レベルの画質を実現でき、
液晶と比べても大きな優位性を持つと考えられたからだ。

Tang氏らが提案した薄膜積層型有機ELの構造は、ホール輸送性の芳香族アミンと電子輸送性の蛍光材料である
Alq3の非常に薄い薄膜を積層した構造を採用していた。陽極を透明導電性のITO、陰極の金属電極で有機積層膜を
挟み込み、電流を注入する。特徴は大きく3つ。1つ目は、電流の流れにくい絶縁体である有機材料を
厚さ数十nmと薄膜化することにより、低電圧での駆動が可能なデバイス構造としたこと。2つ目は、
ホールおよび電子の注入、輸送と発光をそれぞれ別の材料に担わせ、機能分離薄膜積層構造を導入したこと。
3つ目は、陰極材料に低仕事関数のMg-Agを採用したことだ。この構造が、現在の低分子系有機EL素子設計の
基本となっている。使われている有機材料が低分子系のため、この有機EL素子を低分子系有機ELと呼ばれており、
現在、世に出回っている有機ELの大半がこれに該当する。低分子系有機ELは、さらなる多層化による機能分離と
キャリア制御などが進められ(図2)、駆動電圧は理論限界に近い3V前後まで下げられるなど、動作寿命も
大幅に改善されている。

図2 各層の役割を明確して高効率化を図る
図2 各層の役割を明確して高効率化を図る

これに対し、共役高分子系材料を用いる高分子系有機EL(PLED)というものも存在する。材料の溶液化が比較的
容易であり、インクジェットなどの印刷手法を用いて薄膜素子が作成できる。また、1つの層を多機能化して
基本的に2層のみで性能が出せるために、低コストで大型ディスプレイパネルを生産できると期待されている。
しかし、寿命や発光効率など性能が低分子系に劣るため、実用化はまだ先になりそうだ。

低分子系有機ELでは、陰極と陽極から注入された電子と正孔が電子輸送層と正孔輸送層を経由して発光層で
再結合し、これが発光層内の有機分子を励起することで発光する。この励起は電子がスピンする方向により、
励起一重項と励起三重項に分類される。生成確率は1:3で、蛍光材料は励起一重項、リン光材料は励起三重項から
発光すると言われている。一般的に、発光効率を示す場合、外部量子効率(注入する電子数と発光する光子数の
割合)が用いられる。外部量子効率は、内部量子効率と発光層の屈折率で決定される光取り出し効率を
掛け合わせた数値で、光取り出し効率は20%程度とされている。このため、励起一重項から発光する蛍光材料の
外部量子効率は理論上、5%を超えないとされてきた。

しかし、1999年に米国プリンストン大学のグループが、リン光発光化合物であるイリジウム錯体(Ir(ppy)3)を
ドーパント材料に、アルバゾール誘導体であるCBPをホスト材料に用いることで、室温で発光するリン光材料を
開発した。外部量子効率8%を記録し、特に緑色発光材料では蛍光材料の約4倍に当たる20%の値を示した。
これにより、ディスプレイでも、照明でもリン光材料が必須と言われ、採用が進められている。
現在では、スマートフォン用ディスプレイに赤色リン光材料が使われており、近く緑色にも採用される見通しだ。
照明ではRGB3色を使い、実用化に向けた研究が進められている。

RGB3色リン光材料を使用したNECライティングの有機EL照明。
RGB3色リン光材料を使用したNECライティングの有機EL照明

■有機ELディスプレイを初めて実用化したのは日本メーカー

1997年、パイオニアがカーステレオに世界で初めて有機ELディスプレイを搭載したことを発表した。
同パネルは256×64画素の緑色単色パネルで、車載用途で実用化された理由としては、有機ELの視認性の良さが
生かされると判断されたためと言われている。その後、フルカラー化も達成され、携帯電話や
ミュージックプレーヤーなどのモバイル機器市場で小型有機ELは一定の地位を築き上げた。これらのパネルは
パッシブマトリクス(PM)型であり、駆動用回路はディスプレイ本体から外付けされている。これに対し、
駆動用回路をTFT技術で内蔵したアクティブマトリクス(AM)型がある。同方式は、画素単位でスイッチする
トランジスタ素子が形成されており、オン/オフを制御できるため、高画質が実現できる。現在普及する
スマートフォンやゲーム機用の有機ELディスプレイには、このAM型が採用されている。

2000年に発売されたパイオニアのカーステレオには、パッシブマトリクス有機ELが使われている。
2000年に発売されたパイオニアのカーステレオには、パッシブマトリクス有機ELが使われている

2013年3月に発表されたSamsung Electronicsのスマートフォン「Galaxy S IV」には、アクティブマトリクス有機ELディスプレイが使われている
2013年3月に発表されたSamsung Electronicsのスマートフォン「Galaxy S IV」には、アクティブマトリクス有機ELディスプレイが使われている

このように、低分子系、蛍光材料とリン光材料、AM型といった技術が、量産されている有機ELディスプレイには
使われている。しかし、さらなる高精細化、大型化に向けたデバイス・量産技術においては、液晶に比べて
これといった決定的な技術が存在していないのが現状だ。次回は有機ELの製造上の課題について解説する。

中国・浙江大、ヘリウムより軽い超軽量カーボンエアロゲルを開発

グラフェンWikiより。
中国・浙江大、ヘリウムより軽い超軽量カーボンエアロゲルを開発


中国・浙江大学の研究チームが、カーボンナノチューブとグラフェンを用いたエアロゲルを
開発したと報じられています。密度は0.16mg/cm3しかなく、ヘリウムより軽いそうです。
軽いだけでなく、最大で自重の900倍の油を吸収することができることから、石油の流出事故の際の
重油の回収などにも応用が期待できます。
製法も従来のゾルゲル法、テンプレート法と異なりフリーズドライ処理にて任意の形状に形成することが
できるため、容器サイズ次第で非常に大きな体積のエアロゲルを作製できるそうです。
工業への早期の応用が期待できそうです。

8立方cmサイズのカーボンエアロゲル (出所:浙江大学)
8立方cmサイズのカーボンエアロゲル (出所:浙江大学)


Nature レビュー:Solid carbon, springy and light
Nature 494,404(28 February 2013)doi:10.1038/494404aPublished online 27 February 2013


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
中国・浙江大学の研究チームが、カーボンナノチューブ(CNT)とグラフェンを用いたエアロゲルを開発し、
超軽量材料の世界記録を更新した。密度は0.16mg/cm3しかなく、ヘリウムより軽い。
2013年2月18日付けの Advanced Materials に論文が掲載されている。
また、2月27日付けの Nature にも同研究のレビューが紹介されている。

今回開発されたエアロゲルは、市販のCNTと化学処理された大面積グラフェンの複合材料であり、
超軽量性に加えて-190℃~900℃と広い温度範囲で極めて高い弾性を示す。
構造的には、CNTが肋材となって、グラフェンの壁を支える役割を果たすという。

 最大で自重の900倍の油を吸収することもできる。有機物を高速で吸収する能力もあり、
1グラムのエアロゲルで毎秒68.8グラムの有機物を吸収できる。
このため、海洋での石油流出事故に使える可能性がある。
その他、エネルギー貯蔵材料、触媒キャリアなどの材料にもなるとみられる。

 従来のエアロゲルの製法としては、ゾルゲル法とテンプレート法がある。
ゾルゲル法はエアロゲルを簡単に大量合成できるのが利点だが、制御性に問題がある。
テンプレート法を用いると規則的な構造形成が可能だが、テンプレートの精密な構造・寸法が要求されるため
量産性に問題がある。研究チームでは今回、エアロゲルの新しい製法としてフリーズドライ法を開発した。
この方法では、CNT・グラフェン溶液をフリーズドライ処理することで、任意の形状に整形できる
カーボンスポンジを得られる。テンプレートを必要としないため、エアロゲルの大きさは
容器のサイズだけで決まる。容器を大きくすれば、数千cm3以上の大きなエアロゲルを
作製することもできるという。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

Dialog Semiconductorが新方式の光学式タッチ・パネル制御ICを開発

Tech-onより。
Dialog Semiconductorが新方式の光学式タッチ・パネル制御ICを開発
FlatFrog社の「PSD」技術のライセンスを受けて製品化


光学式タッチパネルにてマルチタッチ・押圧検出を可能とする制御ICが
ドイツDialog Semiconductor社より発表されています。
この製品にはスウェーデンFlatFrog Laboratories社の
「PSD」(planar scatter detection:平面散乱検出)と呼ぶマルチタッチ検出技術の
ライセンスを受けており、この技術はカバーガラスの表面に物体が触れると
カバーガラス内を反射しながら進む光が散乱する現象を利用したものとのことです。
押しつけの強さによって散乱度合いが変わることを利用して圧力の相対値の検知も可能となっています。
光学式のためガラスの端部に発光素子と受光素子の設置が必要ですので、タブレットやPCのような
大型の画面を持つ製品に向いていると考えられます。
素子を取り付けるためにある程度の幅を持ったベゼルが必要となると思われますが、
静電容量方式のタッチパネルのようにITOパターンが不要ですのでパターン視えなどの心配はなさそうです。

「PSD」によるタッチ検出の仕組み
「PSD」によるタッチ検出の仕組み

詳細はEETIMESの記事の方が詳しいかと思います。
11インチ以上のタッチパネルコストを40%削減、最大40タッチや圧力検知も可能


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
ドイツDialog Semiconductor社は、新方式の光学式タッチ・パネルを実現するための
制御IC「DA8901」を発表した。最大40点の同時検出やパネルに触れている指の圧力(相対値)の検出が
可能な上に、11型を超えるような比較的大型のタッチ・パネルを安価に実現できることを特徴とする。
2013年第3四半期から提供を開始する。

図1 「DA8901」を使ったPSD方式のタッチ・パネルの実演。同時に最大40点まで、触れた位置と圧力を検出できる
図1 「DA8901」を使ったPSD方式のタッチ・パネルの実演。
同時に最大40点まで、触れた位置と圧力を検出できる

 Dialog Semiconductor社は、電源管理ICやオーディオ・コーデックIC、近距離無線通信ICを
事業の柱としており、「4本目の柱としてタッチ・パネル制御ICに参入する」(Dialog Semiconductor社
Vice President Corporate Development and StrategyのMark Tyndall氏)。

DA8901は、主にOSとして「Windows 8」を搭載する薄型ノート・パソコンやパソコン用液晶モニタに
タッチ・パネル機能を付加する用途を想定する。「例えば14型は1インチ当たり3米ドル(全体で42米ドル)以下、
23型は1インチ当たり4米ドル(全体で92米ドル)以下のコストでタッチ・パネル機能を実現できる。
23型の場合、コストが静電容量方式のタッチ・パネルに比べて40%の削減になる」(Tyndall氏)。

図2 11型以上のタッチ・パネルの実現に適しており、主にWindows 8パソコンのタッチ・パネル用途を狙う(図:Dialog Semiconductor社)
図2 11型以上のタッチ・パネルの実現に適しており、主にWindows 8パソコンのタッチ・パネル用途を狙う
(図:Dialog Semiconductor社)

Dialog社はDA8901の製品化に当たり、スウェーデンFlatFrog Laboratories社の
「PSD」(planar scatter detection:平面散乱検出)と呼ぶマルチタッチ検出技術のライセンスを受けた。
PSDは、カバー・ガラスの表面に指などの物体が触れると、カバー・ガラス内を反射しながら進む光が
散乱する現象を利用するもの。カバー・ガラスに赤外光を投射する発光素子と、カバー・ガラス内を進んできた
赤外光を検出する受光素子をガラスの両端に配置する。DA8901は発光素子を駆動するとともに、
受光素子で検出した赤外光の波形に信号処理を実行し、物体がガラス面に触れた位置を推定する。

光の散乱は指以外でも発生するため、手袋をした手や、スタイラスなどでの操作も検出可能である。
また、指を押し付ける強さによって光の散乱度合いが変わることを利用して、圧力の相対値を
検出することも可能だ。分解能は400dpi。

図3 液晶パネルの周囲(カバー・ガラスの端の裏側)に、赤外光の発光受光素子およびDA8901を実装した基板を配置する実装形態を想定(図:Dialog Semiconductor社
図3 液晶パネルの周囲(カバー・ガラスの端の裏側)に、赤外光の発光受光素子およびDA8901を実装した
基板を配置する実装形態を想定(図:Dialog Semiconductor社)


 1個のDA8901は、最大12組の発光素子/受光素子のペアに対応する。
「例えば14型のタッチ・パネルでは、60組の発光素子/受光素子が必要になる。その場合、DA8901を
5個使うことになる。23型のタッチ・パネルでは8~10個使う」(Tyndall氏)。
Dialog社はDA8901を、マスタとしてもスレーブとしても利用できるようにした。1個のDA8901が、
最大15個のDA8901をスレーブとして制御可能だ。最大196組の発光素子/受光素子の組み合わせにより、
36型まで対応できる。

図4 DA8901のブロック図と特徴(図:Dialog Semiconductor社)
図4 DA8901のブロック図と特徴(図:Dialog Semiconductor社)"

 DA8901のパッケージは、59端子のQFNである。「赤外光の発光素子/受光素子やDA8901を実装した
基板の厚さは約1.5mm程度で済むため、液晶パネルの周囲を囲むように基板を配置すると、
タッチ・パネル機能を付加するときの厚さの増加はほとんどない」(Tyndall氏)と主張する。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

シャープと鴻海「協議継続で一致」 サムスン加わり関係は複雑化

SankeiBizより。
シャープと鴻海「協議継続で一致」 サムスン加わり関係は複雑化

シャープとホンハイの資本提携交渉について払い込み期限の3/26を迎え、いったん白紙となりました。
出資交渉開始から1年、シャープ株価の低迷、クアルコムの出資、サムスンの介入と様々な要素がありましたが
最終的にはこのような結果となりました。
交渉を巡る中、ホンハイ自身も「iPhone5」の販売不振による生産調整など思うように交渉を進められなかった
部分もあるのではないでしょうか。

今後の両社、またクアルコムやサムスンといった他の出資企業やAppleなどの動きにも
引き続き注目していきたいと思います。

シャープの株価の推移


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
台湾・鴻海精密工業が経営再建中のシャープに669億円を出資するとした資本提携交渉が
26日で払込期限を終えた。1年の交渉期間があったにもかかわらずシャープ株の急落以来、
交渉が停滞し、いったん白紙となった。

シャープの奥田隆司社長と鴻海の郭台銘会長が会談、「今後も協議する」と確認したが、
今月上旬にシャープに出資を決めた韓国サムスン電子の出現もあり、シャープの経営環境が混沌としてきた。

シャープは26日、鴻海との交渉がいったん白紙となったことを正式発表。
だが同社広報は「今後も両社で協議していく」と説明。
しかし、交渉期限など詳細については明らかにしていない。

 「片山会長も奥田社長も私はまったく評価していない」

鴻海の郭会長はシャープ幹部について、こう話しているという。
新型液晶「IGZO(イグゾー)」など技術力の高さは評価するが、
「ヒット商品につなげるマーケティング力が伴っていない」(郭会長)。
鴻海と力を合わせれば、液晶をもっと売ることができる-というのが郭会長の主張だ。

 鴻海との出資交渉が停滞した理由はシャープの株価低迷だ。一時140円台にまで下落しており、
市場価格が取得価格を下回った場合、その差額を減損損失として計上を迫られる鴻海は二の足を踏んでいた。
主要取引先であるアップルの「iPhone(アイフォーン)5」の販売不調で、
生産調整に入ったことで鴻海側も余裕がなくなったこともあるといわれる。

 シャープの新たな出資先として現れた世界最大の総合家電メーカーのサムスンも、
鴻海にとって意識せざる得ない存在だ。
 「たった3カ月で出資を決めたサムスンは交渉上手。鴻海は1年かけてもまとめることができなかった」。
サムスンは追加出資の可能性もあるとされるだけに、鴻海関係者は焦りにも似た危機感をあらわにする。

昨年12月末時点で自己資本比率が9・6%と「危険水域」に沈むシャープ。
4月中旬から5月に予定される主力取引銀行からの役員受け入れは、
みずほコーポレート銀行が同行出身で東京建物常務の藤本聡氏が送られる見通しで、
三菱東京UFJ銀行も人選を進めている。
ただ、シャープの経営環境は複雑化しており、財務状況の悪化に伴い同社をめぐる
鴻海とサムスンの動きが再び活発化するとの見方は強い。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

Galaxy Note IIIは「落としても割れない」画面を搭載か

リンゲルブルーメンより。
Galaxy Note IIIは「落としても割れない」画面を搭載か


galaxy note3


サムスンのスマートフォン「Galaxy note」シリーズの最新機種である
「Galaxy note 3」にプラスチック基板を用いたフレキシブルOLEDが採用される見通しと
韓国メディアが報じています。
プラスチック基板を用いる利点として「割れない」「軽い」といった特徴があります。
液晶パネルはスリミングして薄くできるとはいえガラス基板を用いる必要があるため
有機ELの優位な点を如実に表した機能だと思われます。

一方でタッチパネルおよびカバーガラス側に使われる基板はどうなのでしょうか。
同様に樹脂基板を用いれば「割れない」機能は得られますが、
特にカバー側は直接ユーザーが触れる面ですのでの質感が気になるところです。

当ブログ内関連記事:
ガラスに挑む樹脂 日経エレクトロニクス2013 3-4より


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
Galaxy Note IIIには「落としても割れない」ディスプレイが搭載されると
韓国メディアが業界筋の話として25日報じました。

業界関係者によると、Galaxy Note IIIには、従来のガラス基板のかわりに
プラスチック基板を用いた新型有機ELディスプレイ「フレキシブルOLED」が採用される見通しで、
プラスチックの軽さやしなやかさため落としても割れず、ディスプレイの厚さや質量も
大きく抑える事ができ、本体サイズの小型化にも貢献するそうです。

従来、スマートフォンと落とせば、前面強化ガラスだけでなくディスプレイ自体のガラス基板が
割れる事も多かったのですが、Galaxy Note IIIではこの問題が解決されると報じられています。

Galaxy Note IIIは5.9インチのFull HD AMOLED、1.8GhzのExynos 5 Octaを搭載し、
2013年9月のIFA2013で発表され、10月頃に販売が開始されると噂されています。

情報元:Asiae.co.kr
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

「滅亡作戦」次の照準

Tech-onより。
「滅亡作戦」次の照準

サムスン-シャープの提携について、台湾側の視方について記載している記事です。

台湾ではEMS世界最大手のホンハイ(Foxconn)の郭台銘董事長の動向が取りざたされています。
きっかけは3/21の日経新聞の「アップルの極秘計画 『大魚』を逃したか」という記事。

関連記事:アップルの極秘計画 『大魚』を逃したか

アップルとホンハイが「iTV」について日本で会談を行ったのではないかという情報が
語られており、そうした動向の中、「Samsungの台湾滅亡計画」という見出しで
週刊誌『今周刊』(同年3月20日号)が記事を発表しています。
記者は物騒な見出しに対して記事の中身はそれほど驚くべき内容ではないとしていますが、
注目しているのは2013年にサムスンがホンハイとTSMCに狙いを定めているという内容。

関連記事:【産業動向】 「台湾の産業を一つずつ潰せ」 サムスンが2008年に方針決定と台湾誌

台湾側が、サムスンがシャープと協力関係を結んだ一つの理由として上記の台湾企業を脅かそうと
しているのではと警戒を強めている様子が、上記記事から見て取れるのではないでしょうか。
シャープ、ホンハイ、サムスン、アップルと日台韓米の大企業のパワーゲームについて
各国でも動向が注目されているようです。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
シャープが韓国Samsung Electronics社の日本法人から約103億円の出資受け入れを公表したのは2013年3月6日のことだが、その直前の3月1日から5日前後に、EMS(電子機器受託生産)世界最大手、Hon Hai Precision Industry社〔鴻海精密工業、通称:Foxconn(フォックスコン)〕の郭台銘董事長が一体、どこで何をしていたのかについて、EMS業界やフォックスコンのお膝元である台湾で改めて話題になっている。

サムスンのスマホ新技術 LGが4年前に特許出願

wowkoreaより。
サムスンのスマホ新技術 LGが4年前に特許出願


galaxyS4.jpg


サムスン電子の新製品「GalaxyS4」搭載の目の動きを認識する技術についてLG電子の特許を
侵害している可能性があるとのことです。
「S4」には動画再生中にユーザーが目を離すと自動で動画の再生が止まる「スマート・ポーズ」という
機能が搭載されていますが、同様の技術についてLGが4年前に特許を出願しているとしています。
特許そのものを読めていませんので推測になりますが、特許の請求範囲が
どこまでかによって対応が異なってくると思われます。
「目の動きを検出する技術」であれば、同様の結果をもたらす別の技術を
採用している可能性もあります。(記事でもそれに言及しています)
一方、「目の動きを検出することで実現される機能」であれば、
同じ機能であることから侵害の可能性が出てきます。
とはいえ部材などと異なりソフトウェアでは「特許技術を用いている」ことの判断が
困難なのではないでしょうか。
自分はソフトウェア技術者ではないので本職の方だとまた異なる意見かもしれません。

いちユーザーとしては「目を離したときに自動で再生が止まる機能」だけに限って言えば有用性に
疑問もありますが(なんらか目を離す際は再生を自分で止めますし、見過ごしたら戻って再生しますよね?)
視線の認識については「目の動きで端末を操作する」技術(LGの特許はこれを含むそうです)が
ユーザーインターフェースの次の一手となる可能性がありますので両社譲らない可能性が考えられます。

まあ、視線だけで端末操作している様子を想像してみるとちょっと不気味ですけれども。

当ブログ内関連記事:
Samsung、最新のスマートフォン「Galaxy S 4」を発表、非接触で手の動きを感知する機能を搭載


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
 【ソウル聯合ニュース】
サムスン電子の最新スマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシーS4」に搭載された目の動きを
認識する技術が、LG電子が4年前に出願した特許とほぼ同じ技術であることが19日、分かった。

 韓国特許庁の特許情報検索サービスによると、LG電子はユーザーの目の動きを認識してスマートフォンを
制御する技術を「携帯端末機およびその制御方法」として特許出願した。視線に合わせ
▼写真撮影時に焦点を合わせる▼動画再生を止めたり再開したりする
▼画面内容を上下に動かす(スクロール)▼アラームを自動でオン・オフする――という内容を含む。

 問題は、サムスン電子が14日に米国で公開したギャラクシーS4の「スマート・ポーズ」と
ほぼ同じ機能という点だ。同社は発売10日ほど前に、動画投稿サイト「ユーチューブ」に同機能を
紹介する動画を掲載するなど、これを主要ユーザーエクスペリエンス(UX)としてアピールしている。

 一方、LG電子は、特許出願した技術を使った「スマートビデオ」機能を、
来月「Optimus(オプティマス)G Pro」に搭載する計画を最近明らかにした。

 同社関係者は「関連特許は競合企業より先に当社が出願したことが確認された。
(競合企業の製品が発売されれば)特許侵害の有無を確認する」と話した。
ただ、サムスン電子がこの技術を持つ韓国内外のベンチャー企業と提携した可能性もあり、
製品発売後も特許侵害の有無の判定には相当の時間を要する見通しだ。

 また、サムスン電子が「ギャラクシーS3」に採用している「スマート・ステイ」機能も、
LG電子が3年前に関連技術を特許出願していたことが分かった。これはユーザーが画面を見ているか認識し、
画面の電源をオン・オフする技術だ。LG電子の「オプティマスG」「オプティマスVu2」に
「スマート・スクリーン」機能として採用されている。

2013年3月19日10時36分配信 (C)YONHAP NEWS
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

ICNら、多結晶グラフェン上での電荷輸送を予測するモデリング手法を開発

グラフェンwikiより。
ICNら、多結晶グラフェン上での電荷輸送を予測するモデリング手法を開発


 スペインのカタロニア・ナノテクノロジー研究所(ICN)らが多結晶グラフェンの電荷輸送の挙動を
コンピューターモデルを使用して予測する手法を開発したとのことです。
基本的にはグレインサイズが大きく欠陥の少ないグラフェンは導電性が高いと言えるそうです。
今後は高温の影響や無秩序化の追加的発生源、化学的官能基化といった要素を織り込むことによる
予測モデルの精緻化を計画しているとのこと。
官能基化の要素などが織り込まれるようになればシミュレーションで官能基化後の電荷輸送挙動なども
予測できるようになるのでしょうか。実データの積み上げが重要そうです。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
 スペインのカタロニア・ナノテクノロジー研究所(ICN)らが、コンピュータモデルを使って
多結晶グラフェン上での電荷輸送の動きを予測する手法を開発した。
2013年2月28日付けの Nano Letters に論文が掲載されている。


CVD成膜による大面積グラフェンのモデル。グレイン(青い領域)同士が接する粒界部(白い領域)には結晶欠陥が存在する (Source ICN)
CVD成膜による大面積グラフェンのモデル。グレイン(青い領域)同士が接する
粒界部(白い領域)には結晶欠陥が存在する (Source: ICN)

CVD成膜した大面積グラフェンでは、結晶の揃ったグレインがモザイク状に多数集まった多結晶構造が見られる。
グレインのサイズには数十nmから数μmまでと幅があり、CVDの品質が良い程そのサイズは大きくなる。
グレイン同士の境界である粒界では、炭素原子の結合が通常の六員環よりも多くなったり少なくなったりする
結晶欠陥が存在する。研究チームは今回、こうしたグレインや欠陥を有する大面積グラフェンシートの
コンピュータモデルを作成し、そこでの電荷移動度をグレイン・サイズおよび粒界構造の関数として
モデル化した。

 モデル化による予測では、より大きなグレイン・サイズはより高い電荷移動度との相関があることが示された。
基本的には、欠陥の少ないグラフェンは導電性が高いと言える。このスケーリング則は、
通常のグレイン・サイズ全体に当てはまる。また、グラフェンにおける無秩序散乱強度
(電荷移動度に対する構造欠陥の影響度)が、粒界の原子構造やグレイン間の波動関数の不整合に
依存することも示された。

 チームリーダーの Stephan Roche 教授は、今回の手法について「CVD成膜した実物のグラフェン試料の
電子的挙動を予測するのに使えるだけでなく、多結晶グラフェンにおける電荷輸送の内在的な限界を知る上でも
役立つ」と話す。こうした限界についての理解は、フレキシブルデバイス、タッチパネル、太陽電池などに
グラフェンを応用するための重要な知見となると考えられる。

 研究チームでは現在、高温の影響や、無秩序化の追加的発生源、化学的官能基化といったより複雑な要素を
織り込むことによる予測モデルの精緻化を計画しているという。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/nl400321r
Scaling Properties of Charge Transport in Polycrystalline Graphene

Dinh Van Tuan †, Jani Kotakoski *§, Thibaud Louvet †, Frank Ortmann †, Jannik C. Meyer §, and Stephan Roche *†#

† Catalan Institute of Nanotechnology, CIN2 (ICN-CSIC) and Universitat Autónoma de
Barcelona, Campus UAB, 08193 Bellaterra, Spain
§ Department of Physics, University of Vienna, Boltzmanngasse 5, 1090 Wien,
Austria Department of Physics, University of Helsinki, P.O. Box 43,
00014 University of Helsinki, Finland
Ecole Normale Superieure de Lyon, 46, Allée d’Italie, 69007 Lyon, France
# ICREA, Institució Catalana de Recerca i Estudis Avançats, 08070 Barcelona, Spain
Nano Lett., Article ASAP
DOI: 10.1021/nl400321r
Publication Date (Web): February 28, 2013
Copyright © 2013 American Chemical Society

■Abstract
Polycrystalline graphene is a patchwork of coalescing graphene grains of varying lattice orientations and size, resulting from the chemical vapor deposition (CVD) growth at random nucleation sites on metallic substrates. The morphology of grain boundaries has become an important topic given its fundamental role in limiting the mobility of charge carriers in polycrystalline graphene, as compared to mechanically exfoliated samples. Here we report new insights to the current understanding of charge transport in polycrystalline geometries. We created realistic models of large CVD-grown graphene samples and then computed the corresponding charge carrier mobilities as a function of the average grain size and the coalescence quality between the grains. Our results reveal a remarkably simple scaling law for the mean free path and conductivity, correlated to atomic-scale charge density fluctuations along grain boundaries.

スマートウォッチ開発競争

スマートウォッチ google+LG


ここに来て、グーグルやLGもスマートウォッチを開発中との噂が流れています。
グーグルなどはグーグルグラスなど眼鏡型のデバイスを開発中ですので
腕時計型デバイスについて開発しているのも自然な流れだと思います。

そもそも腕時計型デバイスという発想自体は目新しいものではありませんし
前も書きましたがどういう使い方ができるのか、イメージを喚起させられるかが
問題だと思います。

しかしウェアラブルデバイスが活気づいてきているのは確かです。
各社の動向が楽しみです。

当ブログ内関連記事
韓国サムスン電子、腕時計型デバイスを開発中=関係筋
iWatch関連記事

CNET Japanより。
グーグルもスマートウォッチに参入?--「Android」部門で開発中か
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
スマートウォッチの人気が急上昇しているようだ。小規模企業が腕時計型の新たなスマート技術を
発表しているだけでなく、大手テクノロジ企業もこの分野でプレゼンスを得ようとしている。
腕時計型製品に参入すると思われるこうした企業にGoogleが新たに加わった。Financial Timesによると、
Google製のスマートウォッチが同社の「X Lab」ではなく、「Android」部門によって開発中と
されているという。
このことは、「Google Glass」とは異なり、Googleがコンシューマー向け製品をより短期間のスケジュールで
ユーザーに提供したいと考えている可能性があることを意味している。
 Financial Timesによると、Googleは2011年に「スマートウォッチ」関連の特許を出願している。
この特許には、デュアルスクリーンのディスプレイとインタラクティブなユーザーインターフェースが
含まれているようだ。
この数週間、Appleがスマートウォッチを発売することがうわさされており、サムスンも同様の製品に
取り組んでいることを認めている。もちろん、これらの巨大企業はいずれも、新分野を開拓していない。
多くのスマートウォッチやフィットネス用バンド、あるいはこれらの2つを融合させた製品は
既に発表されているが、この中には長く待たれていたスマートウォッチ「Pebble」や
映画「007」から着想を得た「Martian Passport Watch」などがある。
Googleの広報担当者は、米CNETの取材に対し、将来的なスマートウォッチの可能性について
コメントを拒否した。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

ギズモードより。
グーグルも腕時計ガジェットスマートウォッチを開発していた!?

リンゲルブルーメンより。
LGも「スマートウォッチ」と「メガネ型デバイス」の開発に参入か
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
韓国LG電子も腕時計型「スマートウォッチ」と、Google Glassのような「メガネ型スマートフォン」に
参入する事がわかったとKoreaTimesが報じています。

業界関係者によるとスマートウォッチとメガネ型デバイスはLGの次世代製品として開発されており、
長期的な競争力の確保のため、周到な準備が行われている模様。
搭載OSの詳細は不明ですが、AndroidかFirefox OSの搭載が検討されているそうです。

LGといえば、2009年の時点でスマートウォッチ「LG GD910」を発売していましたが、
その後スマートウォッチからは遠ざかっていました。

情報元:KoreaTimes
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

21世紀のモバイルとウェアラブル21世紀のモバイルとウェアラブル
(2001/06)
不明

商品詳細を見る


ウェアラブル・コンピュータとは何か (NHKブックス)ウェアラブル・コンピュータとは何か (NHKブックス)
(2004/05/30)
板生 清

商品詳細を見る

シャープ出資関連状況

ロイター通信より。
シャープがクアルコム第2次出資の期日延長、量産技術確立に遅れ

qualcomm-logo.jpg


シャープが資本提携したクアルコムからの出資のうち、
第2次分の払い込みが期日までに受けられないと発表しています。
理由としてクアルコムのMEMS技術とシャープのIGZO技術を統合した次世代パネルの量産技術が
確立できていないためとのことです。
これにより払い込み期限を6月30日まで延長して引き続き協議を継続するようです。

正直なところ、次世代パネル量産技術の確立についてはそう簡単に確立することは難しいのではないでしょうか。
両社もそれを認識しているため、期限の延長項目をあらかじめ設定していたともとれます。
しかし期限が延びたとはいえシャープに残された時間は3か月弱です。
開発については急ピッチで進められていると考えられます。
焦点のMEMSパネル技術については不勉強ですので、今後注目していきたいと思います。


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
[東京 18日 ロイター] シャープは18日、資本提携した米クアルコムから受け入れる総額99億円の
出資のうち、第2次分の払い込みが3月29日の期日までに受けられないと発表した。
第2次払い込み条件の1つになっていた次世代パネルの量産化技術が確立できていないため。
クアルコムとは、払い込み期日を延長して、残りの出資を受けるための協議を続けていく。

シャープは、クアルコムと昨年12月4日に資本提携し、総額99億円の出資を2回に分けて
受ける計画としていた。1次分の約49億円の出資は12月27日に完了し、
残る2次分は3月29日を払い込み期日として、1)シャープが2012年度下期に営業黒字化、
2)2013年3月末付で純資産1000億円・現預金1250億円――などの数値基準とともに、
共同開発で合意した次世代パネルの量産化技術を確立するという条件で、出資を受ける予定だった。

ただ、シャープによると、下期営業黒字化や純資産・現預金の数値条件は達成できる見通しだが、
ディスプレイ技術の確立が期日までに実現できない見込みになったという。
29日に払い込みを受けるには、2週間前までに払い込み価格などの条件を決議する必要があった。

両社の資本提携では、第2次出資の条件が期日までに整わなかった場合、払込期日を6月30日まで延長して
協議を継続することとなっていた。シャープによると、引き続き次世代パネルの量産化技術の確立を急ぎ、
延長期日までに払い込みを受けることを目指していくという。

両社が共同開発で合意した次世代パネルは、クアルコムグループの微小電子機械システム(MEMS)と、
シャープの酸化物半導体(IGZO)技術を統合して、携帯機器用の中小型パネルとして量産を目指す。
MEMSパネルは、現状の液晶や有機ELなどより省電力、高視野角、高速応答の実現が期待されているが、
想定よりも実用化技術の確立に難航することになった。

(ロイターニュース 村井令二 編集:吉瀬邦彦)
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


一方でホンハイとの出資交渉についてもまとまりつつあるのではないかという報道もあります。
こちらも引き続き動向を注目していきたいところです。


【EMS/ODM】 鴻海のシャープ出資交渉、成立秒読みか 鴻海の円建て社債発行やトップ発言で観測
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
EMS(電子機器受託生産)世界最大手の台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)は3月13日、
140億円規模の円建て社債を発行することを明らかにした。台湾紙『経済日報』(3月14日付)によると、
同社が円建て社債を発行するのは初めて。さらに同社トップの郭台銘・董事長は同12日、
「2013年の4月か5月に黄金の蛇が洞穴から出てくる」との表現で、同社の先行きに言及した。
初の円建て社債発行と郭氏の発言を受け台湾の市場や業界では、難航しているシャープ(Sharp)本体に
対するフォックスコンの出資について、両社の交渉がまとまる寸前なのではないかとの観測が強まっている。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

韓国サムスン電子、腕時計型デバイスを開発中=関係筋

ロイター通信より。
韓国サムスン電子、腕時計型デバイスを開発中=関係筋

samsung 腕時計デバイス


アップルのiWatchと同様の腕時計型デバイスについて、Samsungも開発を進めているようです。
有機ELディスプレイでは世界最大のメーカーであるSamsungですので
当然有機ELを搭載した製品になると考えられます。
スマートフォンにて世界2大メーカーとして激突している両社ですが、新たなデバイスでも激突しそうな予感がします。また、両社はスマートフォン関連の特許でも骨肉の争いを繰り広げていましたが、
特許戦略についてはどうなっているのでしょうか。

どういったデザインになるかももちろん気になりますが
製品自体を作りこむことはある程度技術を持った企業なら可能だと思います。
問題はどういう使い方を提案できるか、どんな体験をユーザーにもたらすことができるのかが
重要になるのではないかと思います。これはiWatchについても同様です。

ちなみにSamsungDisplayはフレキシブルディスプレイの開発者の募集も行っているようです。
http://www.ninesights.com/groups/samsung-display

関連記事:
ギズモード:サムスンもスマートウォッチ開発中! 役員が認める
当ブログ内記事:
iWatch関連記事
「文化の壁」を超える、超えない?…商品における「文化の壁」について考察しています。
TRUCK&TROLL (講談社文庫) 森博嗣…「新しいもの」とは何か?について示唆を与えてくれる文章です。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
[ソウル 19日 ロイター] 
韓国サムスン電子が腕時計型の電子機器を開発している。関係筋が明らかにした。
スマートフォン(高機能携帯電話)の販売が伸び悩む中、
新製品の開発を進める競合の米アップルの動きに追随する。

サムスンが開発中の腕時計型デバイスについて、同筋は詳細に踏み込まなかったものの、
スマートフォンの多くの機能を有すると述べた。
サムスンの広報担当は「われわれは常に新たな技術を模索し、多岐にわたる商品を開発している」と
述べるにとどめ、開発中の製品について詳細を明らかにしない姿勢を示した。

米ニューヨーク・タイムズ紙は前月、匿名の関係筋の話として、アップルが「iPhone(アイフォーン)」と
同じプラットフォームをベースとした腕時計のような電子機器の開発に向け、試験的な段階にあると報じた。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

NEC ナノカーボン事業 独自技術ベースに用途開拓

化学工業日報より。
NEC ナノカーボン事業 独自技術ベースに用途開拓

●CNT=特殊インクを収益の柱に
●CNH=入り口から出口まで一貫生産、垂直統合型企業の強味を発揮
 NECはナノカーボン事業の収益モデルを固めた。競争が激しくなっているカーボンナノチューブ(CNT)
は半導体用途に絞り、独自の特殊インクを核にしながらプリンテッドエレクトロニクス市場を開拓する。
またカーボンナノホーン(CNH)は同社が世界で唯一のベンダーという立場を下に、
材料からアプリケーションまでの一貫体制を構築する。

カーボンナノホーンは1998年、NECの飯島澄男氏(CNTの発見者)が発見したナノカーボンの一種で、
グラフェン(グラファイトシート)を円錐形に丸めた構造をしています。
直径は2~5nm、長さ40~50nmで不規則な形状。数百本寄り集まって直径100nm程度の
球形集合体を形成している物質です。

CNH.jpg
CNH2.jpg

中身が中空で、酸素中で加熱すると孔を開けることができ、また孔のサイズや数は加熱温度や加熱時間で
制御できるそうです。ですのでこの孔を利用して内部に物質を貯蔵することができるという特性を持ちます。
上記の特性を利用して燃料電池のキャパシタや薬剤のキャリアなどの用途が考えられています。

開発したNEC自身が応用用途の開発および量産・販売まで一貫して行うことで強みのあるビジネスを
行おうとしているようです。2013/1/29から販売中。

関連情報:
NECスマートエネルギー研究所-カーボンナノホーン
NEC-カーボンナノホーン販売

木材由来の極細繊維で透明シート 王子と三菱化学

日本経済新聞より。
木材由来の極細繊維で透明シート 王子と三菱化学


 王子ホールディングスと三菱化学がセルロースナノファイバーを用いた透明シートを開発し、
量産設備を設置、サンプル出荷を開始している模様です。
 セルロースナノファイバーについては本ブログでも過去に触れていますが、
プリンテッド・エレクトロニクスに向けての材料としての期待が高まります。
出版不況などによる影響を受ける製紙業界にとっても有望な部材なのではないでしょうか。

関連記事:
花王、ガスバリアー性に優れたセルロース・ナノファイバー層の開発にメド
発電する紙


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
 王子ホールディングスと三菱化学は18日、木材から取りだす極細繊維を材料とした透明シートを
世界で初めて開発したと発表した。直径ナノ(ナノは10億分の1)メートル級の繊維を使ったシートと
樹脂を混ぜ、折り曲げが可能な有機ELの表面などに使う。2016年以降の実用化を目指す。

 この繊維は木材成分の約5割を占めるセルロースを髪の毛の2万分の1程度の細さにしたもの。
「セルロースナノファイバー」と呼ばれ、国内外の製紙会社などが研究開発を進めている。

 開発したシートは高温でも縮みにくく、引っ張りに強い。透明で、ぐにゃりと曲がる。
三菱化学の化学処理技術や王子の抄紙技術を活用した。

 王子が東雲研究センター(東京・江東)にシート量産用の試験設備を備え、
同日からサンプル出荷に応じている。

 有機ELの材料や、樹脂の補強材としての需要も見込む。
従来はガラス繊維などが使われているが、より丈夫なセルロースナノファイバーにかえることで、
樹脂部品の薄型・軽量化につながるとみている。

セルロースナノファイバーシート、樹脂複合化フィルムの写真
透明シート 多孔シート 樹脂複合化フィルム(多孔シートと樹脂を複合化)
左から ・透明シート ・多孔シート ・樹脂複合化フィルム

比表面積と細孔径を変化させた多孔シートの拡大写真
比表面積40m2 per g(平均細孔径8nm) 比表面積140m2 per g(平均細孔径23nm 比表面積148m2 per g(平均細孔径46nm)
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>




ニュースリリースは以下。
王子HDと三菱化学、セルロースナノファイバーを透明連続シート化に成功
世界初・セルロースナノファイバーの透明連続シート化に成功
-超極細バイオ素材による新しい高機能性シートへの応用に期待-



 王子ホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、社長:進藤 清貴)と
三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:石塚 博昭)は、2009年10月より、
セルロースナノファイバーに関する共同研究を行っており、このたび、
王子ホールディングス株式会社・東雲研究センター(東京都江東区)にセルロースナノファイバーの
連続シート化設備を設置し、サンプル製造および供給を開始することといたしました。

1. セルロースナノファイバーの特長
 シートの形成材料であるセルロースナノファイバーは、植物繊維(パルプ)を
ナノオーダー(1mmの百万分の一)にまで細かく解きほぐしたもので、
髪の毛の2万分の1程度の太さになります。
線熱膨張係数(=温度変化に伴う伸縮の度合い)はガラス繊維並みに小さく、
弾性率はガラス繊維より高い(=硬くて丈夫)という優れた特性を有しています。
また、セルロースナノファイバーは植物由来であることから、紙と同様に環境負荷が小さく、
リサイクル性に優れた材料であることも特長です。

2. 約4nmの超極細セルロースナノファイバーによる透明連続シート
 セルロースナノファイバーは、その細さから従来の抄紙機でのシート製造が極めて困難でした。
これに対し、化学処理技術、製紙技術、シート加工技術を融合した革新的な製造方法を開発し、
約4nmという超極細のセルロースナノファイバーを用いた透明連続シートの製造に成功しました。
4nmのセルロースナノファイバーによる透明連続シート製造は世界初のことだと思われます。
 今回開発した透明シートは、軽量で紙のように折りたためるため、
必要なときに開いて使用できる大型ディスプレーや太陽電池などへの応用が期待されます。

3. 8.0~85.0g/m2という広い坪量範囲を実現した多孔シート
 平均繊維径が数十nmのセルロースナノファイバーを用いた連続シートでは、
多孔質材料の機能を決定する比表面積、細孔径、空隙率の自由な制御技術を確立することに成功し、
その結果、8.0g/m2の極薄シートの製造に成功し、さらに85.0g/m2までの
広い坪量範囲をもつ多孔シートの製造と供給を可能といたしました。
 この多孔シートは、比表面積を増加させ高い吸着性を実現した吸着材、
細孔径を小さくし空隙率を高めることにより効率的に微細な物質をろ過できるフィルター、
良好な透過性を持つセパレーター等への応用が期待されます。
またシート内部にナノ粒子を組み込むことにより、触媒、抗菌、脱臭等の機能を
シートに付与させることも可能です。

4. セルロースナノファイバーシートの樹脂複合化フィルム
 透明シートおよび多孔シートは、樹脂と複合化することにより、樹脂の透明性を失うことなく、
温度変化に伴う伸縮が小さく、しかも丈夫でフレキシブルであるという特長を付与できるため、
エレクトロニクス、輸送機器、建材、医療等の分野への用途展開が考えられます。

 今後、両社は、開発したシート化設備を用いて、セルロースナノファイバーシートの
幅広い用途開発を視野にサンプル供給を行い、実用化へ向けた製品開発を加速させてまいります。

セルロースの材料科学セルロースの材料科学
(2001/02)
磯貝 明

商品詳細を見る


セルロースの科学セルロースの科学
(2003/12)
磯貝 明

商品詳細を見る

ERDF、マンチェスター大での国立グラフェン研究所設立に向けて2300万ユーロ助成

グラフェンwikiより。
ERDF、マンチェスター大での国立グラフェン研究所設立に向けて2300万ユーロ助成(2013/03/15)

国立グラフェン研究所 完成予定図

http://www.manchester.ac.uk/aboutus/news/display/?id=9694

英国マンチェスター大学は国立グラフェン研究所の設立を目指して欧州地域開発基金(ERDF)から
2300万ユーロ(約28億円)の助成を受ける模様です。
マンチェスター大学は"二次元物質グラフェンにかかわる先駆的な実験"で2010年のノーベル物理学賞を
受賞したアンドレ・ガイム教授、コンスタンチン・ノボセロフ教授を擁しています。
グラフェンの本家本元といえるマンチェスター大学での研究が加速すると考えられます。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
 英国マンチェスター大学は、国立グラフェン研究所の設立に向けて、欧州地域開発基金(ERDF)から
2300万ユーロの助成を受けると発表した。コミュニティ・地方自治省による英国北西部での開発プログラムと
しては今年の最大規模の助成金となる。英国政府はすでに、工学・自然科学研究会議(EPSRC)を通して
3800万ユーロの助成も行っており、これを合わせて6100万ユーロが同研究所の設立に充てられることになる。
同研究所は、英国における今後のグラフェン研究の中心拠点として位置づけられている。
設立当初には100人程度の雇用が計画されており、長期的には英国で数千人規模の雇用を生み出すと
期待されている。研究所の敷地面積は7600m2あり、クリーンルーム2棟を含む最先端の研究設備が配置される。

 世界的有力企業のいくつかも、同研究所での研究に参加するとみられる。
2010年にグラフェン研究でノーベル物理学賞を受賞したアンドレ・ガイム教授、
コンスタンチン・ノボセロフ教授をはじめとするマンチェスター大チームと企業研究者が、
最先端のプロジェクトを共同で進めていくという。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

3年で売上高10倍、タッチ・パネル最大手「TPK」の社長に戦略を聞く

Tech-onより。
3年で売上高10倍、タッチ・パネル最大手「TPK」の社長に戦略を聞く

タッチ・パネルの世界市場シェアで首位をひた走る台湾TPK社。
同社の成長は目覚ましく、この3年間で売上高は10倍に拡大した。
2012年の売上高は59億8000万米ドル(約5680億円)に達している。
まだ抵抗膜方式が中心だった2003年の設立当時から静電容量方式に注力し、
2007年発売の米Apple社の「iPhone」に代表されるスマートフォンの需要に積極的に対応したことが、
急成長の原動力となった。
タッチ・パネル技術の変化は速く、静電容量方式の中でも、カバー・ガラス一体型やインセル型など、
様々な新技術が登場している。TPK社は今後どのような技術方式を採用していくのか。
2013年3月8日の日経ものづくりセミナー「EMS/ODMとどう付き合うか」で講演した
同社President&CEOのTom Sun氏に戦略を聞いた。(聞き手は、田中 直樹=日経エレクトロニクス)


TPK ロゴ


タッチパネル最大手のTPK社のPresident&CEOのTom Sun氏へのインタビュー記事です。
今後の同社の動向について興味深い質問がされています。

■樹脂製タッチパネルへの対応
現状では静観の様子。もともと同社はガラス製タッチパネルを生産しており、
近年はカバーガラス一体型タッチパネルに対して、部材として用いられる強化ガラス工場を
新たに建設するなど積極的に投資をしています。
また、ガラス製タッチパネルの生産設備とフィルム製タッチパネルの生産設備は共用できないため
新たにフィルム製へ舵を切る事は市場が大きく展開しない限りなさそうです。

またiphoneの試作品にはアクリル樹脂性のカバーが使われていたが、キズの問題で採用が
見送られたとのこと。
耐傷製の樹脂カバーについては各社開発を進めていますので、今後の動向に注目したいと思います。

関連記事:ガラスに挑む樹脂 日経エレクトロニクス2013 3-4より


■カバーガラス一体型タッチパネル2方式への対応
カバー・ガラス一体型タッチ・パネルには、化学強化ガラスにセンサを形成してから個片化する方法と、
個片化したガラスに化学強化を施してからセンサを形成する方法の2種類があります。
前者は大判の硝子にセンサーを一括で形成するため、生産性は高いのですが、
センサー個片にガラスを切断した後に強化されていないガラスの切断面がむき出しになってしまうため
強度が劣るという問題があります。
一方、後者はガラス個片単位で強化されるため強度は良好ですが、個片一つ一つにセンサーを形成しなければ
ならないために生産性に劣るという問題があります。
TPKはどちらも生産していくとのこと。最終製品のニーズに応じて使い分ける方針でしょうか。

■インセル方式への対応
インセル方式は液晶パネルそのものにタッチパネルを作りこむため、部材としてのタッチパネルは
不要になります。TPKのようなタッチパネルメーカーにとっては死活問題です。
インセルは技術的なハードルが高く、大型化も難しいと答えていますが、正直そう答えるしかないでしょう。
逆にインセル技術は日本の液晶パネルメーカーにとってはチャンスと言えます。

■ITO代替技術について
米ベンチャー企業のCambrios社と合弁会社を作り、開発を進めているとのことです。
日本企業も日立化成、東レ、DICなどが同社のAgナノワイヤ材料を用いた部材を開発しています。
川上の材料技術に対しては常にウォッチしているとのことで、材料メーカーにとっても
魅力的な協業相手なのではないでしょうか。
一方で円安に言及して「ぜひ競争力を発揮できる価格での材料提供を期待しています」とコメントする
したたかな対応も見逃せません。

下に関連記事を載せていますが、景気のいい話が並んでいます。
積極的な投資の一方、(技術的な側面もありますが)インセルについては降りるなど
戦略的な経営を行っているといえるのではないかと思います。


関連記事:
【液晶パネル】 タッチパネルのTPK、OGS生産能力を月産120万枚に拡大
【液晶パネル】 タッチパネルのTPK、福建平潭に5.5世代強化ガラス工場
【液晶パネル】 TPK、12年Q4営業収益が前期比72%増 タッチパネル搭載ノート効果
【タッチパネル】 TPK、iPhone 5のタッチパネル受注放棄か In-Cell式の利益率低さに嫌気
【液晶パネル】 次世代9.7型iPad、タッチパネル供給チェーンに日東電工・日本写真印刷・TPK・鴻海の観測


本記事に関しては長いので「続きを読む」にて。


タッチパネル−技術開発・市場・アプリケーションの動向−タッチパネル−技術開発・市場・アプリケーションの動向−
(2012/10/26)
西野 利晴、西川 武士 他

商品詳細を見る

SMK、透明フィルムを用いた静電容量式タッチ・スイッチ

Tech-onより。
SMK、透明フィルムを用いた静電容量式タッチ・スイッチ

SMKニュースリリース:軽快なタッチ操作を実現 静電容量式 透明タッチスイッチを開発

開発したタッチ・スイッチ(写真:SMK)


SMKが透明フィルムを用いた静電容量式のタッチスイッチを開発・受注を始めたとリリースしています。
特徴は有機導電ポリマーの印刷でスイッチを形成していること。
パターニング工程が不要のため、ITOを持ちいたものよりも生産性が高く、屈曲性にも優れているとのことです。

確かにITO(特に結晶性のITO)は抵抗値・透過率に優れていますが屈曲性が悪いため、
フィルム向けではアモルファス寄りのITOが使用されているようです。
有機材料を用いているということで気になるのは使用温度。
使用温度範囲が-20℃~+70℃と明示されているように、高温には弱いのかもしれません。
通常環境では+70℃以上に達することはないと思いますが、装置のオーバーヒートなどには注意が
必要かもしれません。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
SMKは、家電や事務機向けに透明フィルムを用いた静電容量式のタッチ・スイッチを開発し、
受注を始めた(ニュースリリース)。

PETフィルムの基材上に有機導電ポリマーを印刷することで、透明なタッチ・スイッチを形成する。
センサ部の厚さは75μm。ITOフィルムなど、パターニング工程が必要な透明導電膜フィルムを
使う場合に比べて生産性が高く、製造コストを削減できるという。
耐屈曲性も、ITOを使う場合より優れているとする。

新製品は感度の高い検知ICを採用しているため、厚いカバー・パネルを貼り合わせても操作感が損なわれず、
スムーズに入力できるという。カバー・パネルはアクリルで最大3mm厚、ガラスは最大5mm厚まで、
貼り合わせが可能。指での入力に対応している。使用温度範囲は-20℃~+70℃。キー数は最大22。

生産能力は4型換算で50万枚/月。供給形態は、タッチ・スイッチとICまたは
タッチ・スイッチとIC付き基板の2通りとする。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

導電性樹脂の実際技術 (CMC books)導電性樹脂の実際技術 (CMC books)
(2000/04)
赤松 清

商品詳細を見る

感度8倍のタッチ・パネル、実現技術をシャープが解説

Tech-onより。
感度8倍のタッチ・パネル、実現技術をシャープが解説

従来に比べて感度を8倍に高めた静電容量式のタッチパネルについて、
シャープが実現技術を明らかにしています。

手段としては駆動方式を逐次駆動⇒並列駆動へ変更。得られた出力を演算処理で信号化しています。
ライン数が増えることにより得られる信号も大きくなるとのことです。
また従来はディスプレイからの雑音対策のためタッチパネルとディスプレイを離していましたが、
テレビ用チューナー向けの技術を応用して雑音をキャンセルし、パネル全体を薄型化できるとしています。

今回の実現技術は駆動方式・IC側の改善ですが、タッチパネルのセンサー側の設計は
どうなっているのでしょうか。
これまでタッチセンサーは駆動方式によりパターン設計が異なっていた印象ですが、
気になるところです。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
従来に比べて感度(S/N比)を約8倍に高めた静電容量式タッチ・パネルの
実現技術を、シャープが明らかにした。
このタッチ・パネルは2012年12月10日に同社が発表したもので、
2013年3月15日に量産を開始する予定(Tech-On!関連記事)。
画面サイズが大きくなっても感度を維持できる駆動方式の採用によって、
20型でのペン入力時のS/N比を従来方式の約8倍に高めた。
さらに、タッチ・パネルをディスプレイに付けたときの全体の厚みを薄型化できる技術も
導入している(図1~図3)。

図1 鉛筆を使って、20型のタッチ・パネル付きディスプレイに手書き入力
図1 鉛筆を使って、20型のタッチ・パネル付きディスプレイに手書き入力

図2 60型4K×2Kのタッチ・パネル付きディスプレイに、手袋をはめた手で入力
図2 60型4K×2Kのタッチ・パネル付きディスプレイに、手袋をはめた手で入力

図3 60型4K×2Kのタッチ・パネル付きディスプレイでのマルチタッチのデモ
図3 60型4K×2Kのタッチ・パネル付きディスプレイでのマルチタッチのデモ


一般に画面サイズが大きくなるとディスプレイからの雑音(ノイズ)も大きくなるため、
タッチ・パネルの感度が劣化してしまう。
この課題を解決するために同社は、画面サイズの拡大に対応してタッチ検出のための
信号も大きくなる技術を導入した。具体的には、従来の逐次駆動方式に替えて並列駆動方式を採用した。

逐次駆動方式では、配線1ラインずつ順番に駆動して信号を読み取る。
これに対して、並列駆動方式では複数ラインを同時に駆動して出力を読み取り、
そこから演算処理によってタッチ検出のための信号を求める。
複数ラインを同時に駆動することで出力が増すため、
演算処理によって得られるタッチ検出のための信号も大きくなる。
タッチ・センサの線間隔が同じであれば、画面サイズを大型化してもS/N比が劣化することなく、
一定に維持できる。同社は60型のタッチ・パネルまで開発している。

同社はさらに、タッチ・パネル付きディスプレイ全体の厚みを薄型化できるように、
雑音の影響を低減するための技術を導入した。
ディスプレイからは雑音が発生しており、その影響を抑えるために、
ディスプレイとの間にスペースを設けてタッチ・パネルを取り付ける必要がある。
このスペースを不要にして薄型化を可能にするために、同社はテレビ用チューナー開発で培った
低雑音アンプ技術を応用し、ディスプレイからの雑音の影響を抑えた。
1ラインずつ信号を書き込むディスプレイからの雑音には特徴があるため、
これに基づいて雑音をキャンセルする。

 今回のタッチ・パネルは、タッチ・センサ・シートとコントローラICから成る(図4、図5)。
コントローラICの構成は画面サイズによって異なる(図6)。
5型(スマートフォン向け)ではアナログ・フロントエンドとデジタル・フロントエンド、
CPUを一体化した1チップ構成、7型(タブレット端末向け)では
アナログ・フロントエンドとデジタル・フロントエンドを一体化したICとCPUの2チップ構成、
20型(モニター/テレビ向け)ではアナログ・フロントエンドとデジタル・フロントエンドの2チップ構成、
60型(電子黒板/テーブルPC向け)ではアナログ・フロントエンド3個と
デジタル・フロントエンド1個の4チップ構成である。
アナログ・フロントエンドは、駆動、出力の読み出し、アンプ、A-D変換を担う。
デジタル・フロントエンドでは、出力からタッチ検出用の信号を求めたり、
その信号からタッチ位置を求めるための演算処理を行う。

図4 20型のタッチ・センサ・シート
図4 20型のタッチ・センサ・シート

図5 コントローラIC
図5 コントローラIC

図6 タッチ・パネルのシステム構成図
図6 タッチ・パネルのシステム構成図
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

タッチパネル−技術開発・市場・アプリケーションの動向−タッチパネル−技術開発・市場・アプリケーションの動向−
(2012/10/26)
西野 利晴、西川 武士 他

商品詳細を見る


要点解説 タッチパネル要点解説 タッチパネル
(2009/11)
越石 健司、黒沢 理 他

商品詳細を見る

NHKスペシャル ロボット革命 人間を超えられるか

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0317/index.html

見ようと思っていたのですがすっかり忘れていて途中からの視聴。
記憶を頼りに書いていますので出演者の方々の細かい言い回しなど違っていると思いますがご了承ください。
NHKオンデマンドで番組は視聴できるようです。

今世界で、ヒューマノイドと呼ばれる人型ロボットが続々と生まれている。
人間に細かく操作されなくても自分の判断で行動して、階段を上ったり道具を扱う。
これまでヒューマノイドの本格的な開発は、日本でしか行われていなかった。
現実に必要とされていたのは、工場などで動く産業用のロボットだった。
しかし、福島原発事故が世界のロボット開発を根底から変えた。
想定外の緊急事態においては、ひとつのことしか出来ない専門型ロボットではなく、
人間のように判断し、さまざまな作業ができるヒューマノイドでなければ、
人間に代わって活動するのは難しいと、不幸にも証明されたのだ。
米国防総省では、大規模災害に対応できるヒューマノイドを開発するプロジェクトをスタートさせた。
過酷な戦場で蓄えたノウハウを動員、世界の企業や研究機関の頭脳を集結している。
一方、現在世界最高のヒューマノイド・アシモを開発したホンダも、
福島原発に投入すべく、アシモの技術を生かしたロボットの開発を急いでいる。
熾烈な競争によって進化を遂げるヒューマノイドは、研究段階を越え、人間社会に進出しようとしている。
そのとき私たちの社会はどう変わるのだろうか。
原発事故を機に巻き起こったロボット革命の最前線を追う。



asimo.jpg 工場で働くヒューマノイドロボット


今回の原発事故で皮肉にも大災害などの緊急事態においては専門型ロボットではなく、
人間型のヒューマノイドロボットの方が活躍できる可能性が示唆されました。
元々人間が活動しやすいようにデザインされた建物内では、ヒューマノイドの方が
柔軟に対処ができます。

日本でヒューマノイドといえばホンダのASIMOです。
“動歩行”が可能なヒューマノイドは世界でも類を見ない優れた技術です。
Wikipedia-二足歩行ロボット



実際ホンダにも今回の現場にASIMOを投入できないかとの意見が多数寄せられたそうです。
ただ残念ながらASIMOでさえも今回のような瓦礫が散乱する現場での活動はできないようです。
そこでホンダは東電の要請を受けてASIMOの足関節部分の技術を応用して
原発内のバルブを操作するアームロボットの開発を進めていました。

ちょっと気になったのはテストに立ち会った東電の技術者の態度。
個人的な感想ですがやりとりの内容が「使えるかどうか試してやる」という印象でした。
研究開発部門の方だったからかもしれませんが、今回の事故に対して技術者として
痛痒を感じていないような雰囲気だったのがいまいち解せませんでした。

ホンダに対しての要求も当初は「バルブの操作」を実施するロボットだったのに
途中から「原発内の様子を観察」するロボットへの仕様変更。
ホンダ側はアーム部分をカメラに変更して対応していましたが、
要求される内容が異なれば、応用できる技術も異なります。
「当初の想定と実際の状況が異なっていた」という東電側の弁明は理解できますが
最初からそういった要求仕様であればホンダ側の開発にかけた時間と費用と人員をもっと
有効活用できたのではないかと思います。

ホンダ側ももちろんASIMOを投入することを諦めた訳ではなく、
原発内でも活動できるように横からの力を受けても倒れないようにバランスをとる技術や
センサーなどを用いて「先の状況が分からない」「明かりが存在しない」状況でも
進めるような技術の開発を進めていました。

一方アメリカでも国防総省を中心に今回の事故を踏まえてヒューマノイドの研究を加速させています。
元々軍事技術目的での開発が中心のアメリカ。国防総省から依頼を受けてロボットを開発するのは
軍事用ロボットを開発しているボストンダイナミクス社。
彼らのロボットは皆さんもどこかで見たことがあるんじゃないでしょうか。







軍事用で培った技術をもとに不整地での走破性はASIMOを上回るロボットを開発しています。

また国防総省は、「ロボティクスチャレンジ」というヒューマノイド開発コンペを企画。
これには軍事用予算を使った研究はできない、と東京大学を辞めてベンチャー企業を立ち上げた
研究者の方々や韓国KAISTも参加しています。

関連記事:DARPA ロボティクス・チャレンジ発表、テーマは災害対策ヒト型ロボット

印象的なのは参加予定者と主催者との以下のやり取り。
「ここで開発された技術が軍事目的に転用されないかと懸念しています」
「そうならないように希望していますが最終的には転用されます。
医療用のロボットを開発したとしても軍事用に応用されてしまうのと同じです」

軍事大国アメリカとのスタンスの違いが露わになった一場面ではないかと思います。

番組後半では組み立て工場に採用されたヒューマノイドロボットも紹介されていました。
朝の朝礼で人間と一緒にラジオ体操をするロボット。
番組上の演出なのかもしれませんが、そういった演出を要求すること自体が
ロボットに対する日本人の感性を感じさせました。

従業員へのインタビューでも下記のような感想が聞かれました。
「見た目が人間みたいだからかわいいですよね」
「正確に作業するロボットが横にいるので緊張感があります」
「自分の技術を磨いていかなければと感じます」
このあたりもロボットに親近感を感じる日本人の独特の感性だと思います。
人間と同じ目線でロボットを扱っているんですよね。

万物に精霊が宿るとするアミニズム(器物の妖怪百鬼夜行などもその一種でしょう)に加えて
「鉄腕アトム」などの人間に尽くすロボット(アトムの物語にはそれ以外のロボットも出てきますが)の
物語になじんだ日本人ならではの目線だと思います。
そもそもヒューマノイドの開発を本格的に行っていたのが日本ぐらいというのが
その表れではないでしょうか。

今回の事故を経てより自分たちの暮らしの近いところにロボットが進出してくる可能性が高まりました。
そのときどう対処するのか、改めて考えてみる必要がありそうです。


関連記事:
オールジャパンで挑む災害対策ロボット開発、実用化への道は?
被災建物のガレキ内を遠隔操作で進む探査カメラ、清水建設などが開発

解剖!歩くASIMO 二足歩行ロボット・アシモ 歩行システムの秘密解剖!歩くASIMO 二足歩行ロボット・アシモ 歩行システムの秘密
(2004/04/23)
凡平

商品詳細を見る


ゆめのチカラ―タイの子どもたちが描いた「ロボットASIMOがいる夢の社会」 (CG books)ゆめのチカラ―タイの子どもたちが描いた「ロボットASIMOがいる夢の社会」 (CG books)
(2004/07)
本田技研工業、ホンダ= 他

商品詳細を見る

よつばと! 12 (電撃コミックス) あずまきよひこ

よつばと! 12 (電撃コミックス)よつばと! 12 (電撃コミックス)
(2013/03/09)
あずま きよひこ

商品詳細を見る



目の前には実物大の世界地図。



よつばと!の12巻です。
あいかわらず何も起きない、淡々とした日常を描いています。
今回の掲載ストーリーを挙げてみると

・オープニング…路上でお絵かきをしているよつばの上を渡り鳥の群れが通り過ぎていく話。(なんだそりゃ)
・よつばと とらこ…よつばがとらこに紐の結び方を教わる話。
・よつばと あおいろ…よつばがペンキでテーブルとダイニングの床を青色にしてしまう話。
・よつばと ヘルメット…よつばが自転車用のヘルメットを買ってもらう話。ダイニングの床も掃除。
・よつばと ハロウィン…よつばがハロウィンの仮装をしてお菓子をもらう話。
・よつばと キャンプ(前)…よつばと皆がキャンプに行く話。出発~昼食まで。
・よつばと キャンプ(後)…よつばと皆がキャンプに行く話。昼食後~翌日朝まで。

一行で各エピソードのあらすじは書けてしまいます。
ですが主人公のよつばにとっては毎日がエキサイティングな日々なのでしょう。
「よつばと キャンプ(後)」ラストの「きょうはなにしてあそぶ?」のセリフが印象的です。


丁寧だなと思うのはきちんとよつばのできることが増えていたり、持ち物が増えていたりしていること。
今回の巻でいえば「よつばと とらこ」で紐の結び方を習った後、次の話では人の靴の紐を解こうとしたり、
(解けば堂々と紐を結べますからね)リボンが結ばれた人形が転がっていたりする描写がありました。
その次の「よつばとヘルメット」でも寝室の床にリボンが結ばれた積木が転がっていました。
 またキャンプの前の回にあたる「よつばと あおいろ」の冒頭で大人たちがキャンプの食事の相談を
していたり、「よつばと ヘルメット」の回で「とーちゃん」がキャンプ用品のカタログ(?)を読んでいたりしていました。

個人的にどきどきしたのは「よつばと あおいろ」の回。
よつばがペンキ塗りを目撃した後に家でペンキを見つけたシーンは先の展開が読めていましたが
「ああ、まずいまずい」と焦りました。
大事にしている人形が被害に遭わなくてなによりと胸をなでおろしたり。

よつばの天真爛漫さも魅力ですが、彼女を取り巻く周囲の大人の温かい目線にほっとする漫画です。
自分はそんな大人になれているのでしょうか。
ふとそんなことを考えてしまいます。

Samsung、最新のスマートフォン「Galaxy S 4」を発表、非接触で手の動きを感知する機能を搭載

Tech-onより。
Samsung、最新のスマートフォン「Galaxy S 4」を発表、非接触で手の動きを感知する機能を搭載

米国ニューヨークで発表されたGalaxy S 4
発表を行うSamsun Electronics社 President and Head of IT&Mobile Communications DivisionのJK Shin氏

シャープへの出資などでも注目されているSamsungですが、
同社のスマートフォン「Galaxy」シリーズの最新機種「Galaxy S4」が発表されました。
画面に触らなくても手や指の動きを検知して操作ができるのが特徴です。
誤動作などが心配ですが…。

と思っていたら下記でハンズオンのプレビューが載っていました。

ギズモード:
サムスンGalaxy S4、見て触ってわかる即行ハンズオン!

やはり動作検知などの機能は誤動作が多いようです。
製品の発売までには作りこみが進むかもしれませんが、
前の記事で紹介した「裏面側からの操作」の方が個人的には望まれるところです。

ディスプレイはフルHDの5型アクティブマトリクス式有機ELディスプレイ、
カバーガラスはCornig社の「Gorilla Glass 3」を採用しています。

GorillaGlass3についてはCorningのHPを参照。
Corning® Gorilla® Glass
http://www.corninggorillaglass.com/#home

オフィシャル動画も分かりやすいと思います。






なんだかゴリラガラスの紹介の方が扱いが大きくなってしまいましたね…。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
韓国Samsung Electronics社は2013年3月14日、米国ニューヨークで
イベント「Samsung Unpacked 2013 Episode 1」を開催し、スマートフォン「Galaxy S」シリーズの
最新製品である「Galaxy S 4」を発表した(プレス・リリース)。
2013年第2四半期に米国を含む全世界で発売する。

画面に触らなくても手や指の動きを検知する機能を備えるのが特徴。
これにより、見たいところで動画を止める「Smart Pause」、
手の動きでWebページや電子メールの画面をスクロールする「Smart Scroll」、
画面に指を近づけるだけで電子メールや写真などのプレビューを表示する「Air View」、
ジェスチャーでさまざまな操作を行う「Air Gesture」といった機能を実現している。

フルHD(1920×1080画素)の5型アクティブ・マトリクス式有機EL(Super AMOLED)ディスプレイを搭載する。
解像度は441ppi。カバー・ガラスには米Corning社の最新製品である「Gorilla Glass 3」を採用した。
外形寸法は136.6mm×69.8mm×7.9mmで重さが130g。薄型軽量の狭額縁を特徴とする。
電池容量は2600mAh。搭載OSはAndroid 4.2.2である。

アプリケーション・プロセサは「1.9GHz動作の4コア・プロセサ」もしくは
「1.6GHz動作の8コア・プロセサ」を発売する地域に応じて搭載する。
前者は米Qualcomm社の「Snapdragon」、後者はSamsung社の「Exynos」だと考えられる。
DRAM容量は2Gバイト。内蔵フラッシュ・メモリ容量は16G/32G/64Gバイトの3種類。

 背面カメラは1300万画素、前面カメラは200万画素。
1枚の写真の中に背面カメラと前面カメラの映像を同時に撮影する「Dual Camera」などの機能を備える。

 通信機能はLTEカテゴリ3に対応。TDD LTEとFDD LTEのデュアル・モードに対応した製品も
2013年後半に投入する。無線LANは、IEEE802.11a/b/g/n/ac(HT80)に対応。
本体を赤外線リモコンとして利用するための赤外線LEDを搭載。NFCにも対応する。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

サムスンの戦略的マネジメント (PHPビジネス新書)サムスンの戦略的マネジメント (PHPビジネス新書)
(2011/09/17)
片山 修

商品詳細を見る

【リテールテック】凸版印刷とPlastic Logicが42型相当の曲げられる電子ペーパーを共同展示、デジタル・サイネージ向け

Tech-onより。
【リテールテック】凸版印刷とPlastic Logicが42型相当の曲げられる電子ペーパーを共同展示、
デジタル・サイネージ向け

42型相当の曲げられる電子ペーパーを、フレキシブル大型デジタル・サイネージの試作品として展示

リテールテックにて42型相当の電子ペーパーを用いた大型サイネージが展示されました。
凸版印刷とPlastic Logic社の開発品にになります。表示素子はE Ink社製。
10.1型の電子ペーパーをつなぎ合わせたもののようです。ちょっと繋ぎ目が目立つ印象ですが
そちらについては出展側も意識しているようで、ペーパーの大型化、継ぎ目の段差の低減など
改良予定とのことです。

駆動側の有機TFTディスプレイの量産化では
「研究開発設備から工場への技術移転に最も苦労した」とPlastic Logic社のゼネラルマネージャーが
述べています。
研究開発設備では10.1型1面取りだったとのことですのでG2(第2世代)以下のサイズだったと
思われますが量産工場ではG3.5(第3.5世代)となっています。
大型化によるプロセス変更に最も労力を費やしたと述べていますが
単純にサイズが大きくなるだけで、搬送・面内分布等一気に難易度が上がることが想像されます。
技術的なハードルは高いですが、乗り越えたときの達成感もひとしおでしょう。
今後は市場を拡大させて商業ベースに乗せられるかが課題なのではないかと思います。

関連記事:
【電子ペーパー】凸版印刷と英Plastic Logic、曲げられる42インチ電子ペーパー
サイネージを世界初公開、今後の市場開拓をめざす


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
凸版印刷と英Plastic Logic社は、2013年3月5~8日に東京ビッグサイトで開催された
「リテールテックJAPAN 2013」で42型相当の曲げられる電子ペーパーを、
フレキシブル大型デジタル・サイネージの試作品として共同展示した。
10.7型、1280×960画素のモノクロ電子ペーパー16枚をつなぎ合わせたものである。

表示素子には、台湾E Ink Holdings社製の電気泳動ディスプレイ用の前面板を用いた。
これを、ドイツにあるPlastic Logic社のドレスデン工場で生産した有機TFT基板で駆動している。
同社は2007年から曲げられる有機TFT基板を開発しており、2008年には工場建設に着手していた。
2011年には量産体制を構築し、現在は第3.5世代の大きさであるプラスチック基板を用いて、
有機TFT駆動のディスプレイを生産している。

 有機TFT駆動のディスプレイの量産化では、「研究開発設備から工場への技術移転に最も苦労した」と、
Plastic Logic社のDean Baker氏(General Manager, Commercial Development Asia)は振り返る。
研究開発設備では10.7型を1面取りしていたが、第3.5世代と大型のプラスチック基板を使う工場では10.7型を
9面取りする。ここでのプロセス変更に最も労力を費やしたという。
こうした困難を乗り越え、現在では、年間最大100万枚の生産を可能にした。
デジタル・サイネージのような産業用途に加えて、スマートフォンやタブレット端末のサブ画面の用途に、
同氏は期待を寄せる。

今回の試作品については、両社は今後も改良を続けるとする。
電子ペーパー同士の継ぎ目が視認性に与える影響を減らす考えだ。二つのアプローチで取り組む。
一つは、1枚の電子ペーパーの寸法を10.7型から大型化して、使用枚数を16枚から8枚、さらに4枚へと減らす。
もう一つは、継ぎ目での段差をなくすこと。
現在は瓦屋根のように電子ペーパーの継ぎ目に段差があるが、同一平面上でつなぎ合わせるようにする。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

デジタルサイネージ入門 ─世界の先進事例に学ぶビジネス成功の条件デジタルサイネージ入門 ─世界の先進事例に学ぶビジネス成功の条件
(2011/06/10)
ジミー・シェフラー

商品詳細を見る


日本を動かす次世代メディア デジタルサイネージ戦略 電子看板最前線日本を動かす次世代メディア デジタルサイネージ戦略 電子看板最前線
(2010/04/23)
中村 伊知哉、石戸 奈々子 他

商品詳細を見る

Ag(銀)メッシュ形成技術

前の記事の続き。

DNP Agメッシュ2

前の記事では「Agメッシュフィルム」とひとまとめに紹介してしまいましたが、
それぞれ実現技術が異なります。

①印刷技術
Agインクをフィルムに直接印刷する方法。印刷方法としてはスクリーン印刷などが挙げられます。
メリットは直接パターニングするためプロセスが簡便な事。
デメリットとしては微細化が困難、インク化するため材料調整が難しいことでしょうか。
大日本印刷やグンゼなどがこの方法を用いているようです。

②エッチング技術
一旦フィルムの全面にAg膜を形成し、その上にレジスト膜を形成、
フォトリソグラフィーを用いてレジスト膜をパターニングしたのちにエッチングを用いて
不要な部分のAgを除去する方法。
メリットとしてはフォトリソグラフィーを用いるため、微細なパターンが形成可能な事。
デメリットとしてはプロセス数が多くなる事。
東レなどがこの方法を用いているようですが、金属はCuを採用しているようです。
また金属は反射が強いために目立ちますので表面を黒化処理するなど工夫が施されています。

③銀塩写真技術
ハロゲン化銀をフィルムに塗布し、露光~現像を用いてパターニングする方法。
上記エッチングのレジストがそのままAg材料となったイメージでしょうか。
メリットは上記と同じく微細パターンが形成可能な事。
デメリットはレジスト化するためAg密度が低くなる事。
①と②を複合したような方法になります。
富士フイルムがこの方法を用いているようです。
参考:銀塩方式PDP用電磁波シールドフィルム「シールドレックス」の開発


富士フイルムロゴ


先般の富士フイルムの記事では「タッチスクリーンを開発中」と報じられていますので
フィルムではなく駆動デバイスとして製品化が進められているのかもしれません。
気になるのはXYの交差する電極をどう形成しているのかですね。
タッチパネルの方式は色々ありますが、スマートフォンなどに用いられているタッチパネルは
垂直に交差する電極を形成する必要があります。フィルムタッチパネルではフィルムの表裏に
それぞれ電極を形成していますので、開発中のタッチスクリーンもそのようなものなのかもしれません。
銀は一般的にマイグレーションを起こしやすい材料ですが、富士フイルムは銀のマイグレーションを
抑制する技術も開発していますので、そちらの技術も盛り込まれているのでしょうか。
具体的な報道が待たれます。
関連記事:「Ag配線のマイグレーションを抑制できます」、富士フイルムが表面処理剤を開発

透明導電膜の新展開 4 多様な材料・形成技術の可能性 (エレクトロニクスシリーズ)透明導電膜の新展開 4 多様な材料・形成技術の可能性 (エレクトロニクスシリーズ)
(2013/01)
南内嗣

商品詳細を見る

富士フィルム、写真技術を応用した安価なタッチスクリーンを開発中

ガジェット速報より。
富士フィルム、写真技術を応用した安価なタッチスクリーンを開発中

元記事はブルームバーグ。
元記事:Fujifilm Touch Screen Poised to Aid Microsoft Vs. Apple


富士フイルム


おそらくAgメッシュフィルムの「エクスクリア」の事だと思われますが、
なぜこのタイミングでの報道なのかが不明です。
製品自体は2009年のファインテックジャパンにすでに出展されていますので
目新しい話ではないはずなのですが…。それとも全く異なる新しい技術なのでしょうか。


エクスクリア説明

エクスクリア写真



富士フイルムニュースリリース:
銀塩写真技術を応用した新しい透明導電性フィルム
「エクスクリア」 新開発
高い透明性、屈曲性と広範囲な抵抗値を実現


Tech-on関連記事:
ITOの代替を狙った導電性材料を富士フイルムが初展示,「シート抵抗値は低くて屈曲性にも優れます」
ちなみにこのエクスクリア、ヒーターなどの発熱フィルムとしても使用可能とのこと。
フィルムの方が先に駄目になる気がしますが…。

また、同様のAgメッシュフィルムについては各社が発表しています。

■大日本印刷株式会社
印刷方式の透明導電性フィルムを開発、ITOフィルムに比べて生産性が向上

Tech-on関連記事:
大日本印刷,ITOの代替を狙った透明導電性フィルムを印刷法で生産

■三菱製紙株式会社
タッチパネル用透明伝導性フィルム

■東レ株式会社
透明導電性フィルム
Agメッシュフィルムの他にCNTコーティングフィルム、ナノ銀コーティングフィルムも発表

■グンゼ株式会社
透明導電フィルム(DPTフィルム)

Tech-on関連記事:
【ナノテク展】グンゼがAgワイヤを利用した透明導電フィルムを開発,印刷法で作製

■3M
3M™ Transparent Conductors

■株式会社フジクラ
静電容量式透明タッチパネルモジュールの製品化

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
スマートフォンやタブレット端末に採用されている静電式タッチスクリーンは、
インジウムスズ酸化物(ITO)と呼ばれる材料を使用しています。
このITO、高い導電性を持ちながら光透過率90%以上という高い透明度を有している特徴がありますが、
成分のひとつであるインジウムがレアメタルと呼ばれる希少な物質であるため、
コストが高くつく・資源枯渇が懸念されるという問題を抱えています。

現在、このITOに代わる新たな材料の探索研究が現在世界中で進められていますが、
富士フィルムでは、ITOの代わりに「ハロゲン化銀」と呼ばれる写真のフィルムに使用される材料を
用いたタッチスクリーンの開発を進めているとのことです。

昨年、マイクロソフト社が「Windows 8」を発売したのをきっかけに、タッチ操作を採用したPCが
注目されてきていますが、大型のタッチパネルを搭載したデバイスではITOを大量に使用するため、
製造コストが高くなる難点がありました。

今後、低コストのタッチスクリーンが普及してくることで大画面タッチデバイスの価格が下がれば、
アップルやサムスンなどモバイルデバイスを得意とするメーカーが覇権を握っている現在の市場勢力図も、
変わってくるような事があるかもしれません。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
透明導電膜 (CMCテクニカルライブラリー)透明導電膜 (CMCテクニカルライブラリー)
(2005/09)
澤田 豊

商品詳細を見る


透明導電膜〈2〉 (CMCテクニカルライブラリー)透明導電膜〈2〉 (CMCテクニカルライブラリー)
(2007/10)
澤田 豊

商品詳細を見る

背面タッチパネル byグーグル

ガジェット速報より。
米グーグル、PS Vita風の背面タッチパネル特許を出願

背面タッチパネルでスクロールやめくり動作を行うというどこかで見たことのあるような機能のようですが、
どうでしょう、使いやすいのでしょうか。
個人的にはどこに触れているかを表側の画面に表示してくれると見やすいんじゃないかと思います。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
Patently Appleは8日(現地時間)、米グーグルが、スマートフォンの背面をタッチパネルとして
利用する特許を出願したと伝えています。

背面タッチパネル1


この特許は2012年のQ3(7~9月)に申請番号「593117」として米国商標特許庁に出願され、
その内容には、「スマートフォンの背面を操作することにより、電子書籍のページをめくる操作や
ウェブページ・写真ビューワー・音楽アプリなどにおいて、戻ったり進んだりといった操作をする機能」が
概要として示されています。

背面タッチパネル2


また、背面をタップすると、表示している画面で行うことができる操作のヒントが表示されるなどの
機能も紹介されています(上の画像だと右下がめくれる事がわかる)。

グーグルによると、この特許はスマートフォンだけでなく、タブレット端末や書籍リーダー、
グーグルのネットブック「Chromebook」にも応用可能としています。

スマートフォンのOSやアプリの操作方法は年々複雑化しており、初めてスマートフォンに触れる人にとっては
戸惑う場面も多いと思います。背面タップで今できる操作のプレビューが表示されるというアイディアは、
スマートフォン初心者にとって魅力的な機能ではないでしょうか。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

冷凍スマホ

ガジェット速報より。
スマホを冷凍すると暗号化が無効に!新ハッキング手法「フロスト」に話題沸騰

画像は冷凍した電話機のイメージ画像
イメージ画像

半導体の性質(冷却すると中に残っていた情報が削除されるまで時間がかかる)を利用することで
暗号を無効化するという方法とのことです。

…色んなことを考える人がいるものです。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
BBCは8日(現地時間)、ドイツのフリードリヒアレクサンダー大学のセキュリティ研究チームが、
スマートフォンを凍らせる事によりその暗号システムを無効化させることに成功したと報じています。

研究者チームはこの暗号解析の手法を「フロスト」と名付けました。その具体的な手法は、
スマートフォンを1時間ほど冷却した後にバッテリーを素早く付けたり外したりを繰り返し、
その後にパソコンにスマートフォンのデータをコピーして解析を行うというものです。

報道によると、半導体を冷却するとその中に残っていた情報が削除されるまでは時間がかかる性質を
利用しており、メモリ内に一時的に保存された暗号情報を復元してスマートフォン内の情報に
アクセスしたとのこと。

研究チームはAndroid 4.0を搭載したサムスン製スマートフォン「Galaxy Nexus」を
マイナス10度まで冷やす事により、スマートフォンの暗号システムを無効化して
連絡先・写真・ウェブの履歴などを解析することに成功しました。
この手法はデジタル資料を用いて犯罪調査を行う「デジタル・フォレンジック」という、
パソコンなどを対象に行われきた手法で、研究者チームはその手法を
スマートフォンにも応用したとしています。

スマートフォンを凍らせてバッテリーを付け外しし暗号情報を取り出すというアイディアには脱帽ですが、
ハッキング手法とセキュリティ対策はイタチごっこの歴史があり、
この手法もまた対策が講じられる日がくるのでしょうか。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

シャープ関連 続報-サムスンの思惑

前記事の更に続き。

サムスン Photo by Naoyoshi Goto
Photo by Naoyoshi Goto


今回のシャープ-サムスンの業務提携についてはサムスン側の思惑についても色々と取沙汰されています。
シャープといえば液晶事業という印象ですが、実のところ複写機事業でも世界シェアで5位(9.7%)と
なっており、この複写機事業は上位を日本企業が独占している業界です。
一方サムスンのシェアは1%未満と存在感はまだまだとなっています。
サムスンが示した協業シナリオの中にはこの複写機事業が含まれているとの情報もあり、
単に液晶事業の提携だけでなく、それ以外の分野においても虎視眈々と狙っている可能性があります。
もちろん今回の提携については液晶事業であり、本ブログでも以前触れましたが、
韓国LG電子に後れを取っている有機EL市場への参入に対してのバックアップ策/つなぎ策として
シャープが世界で唯一保有するG10サイズの大型液晶を利用するという目論見が推定されています。
いずれにせよ、短期的にも中長期的にも今回の提携で一番得をしているのはサムスンなのではないでしょうか。

週刊ダイヤモンドより。
溺れるシャープに手を差し出す サムスンが狙う本当の“獲物”
ロイター通信より。
焦点:サムスンのシャープ出資、ディスプレー事業出遅れの焦りを反映


下の「続きを読む」にも記事を掲載しています。

シャープ関連 続報 -シャープの賭け

前記事の続き。

SHARP Photo by Takahisa Suzuki
Photo by Takahisa Suzuki

シャープ側としては目下財務改善のための多額のキャッシュを求めており、サムスンとの提携の一つは
キャッシュの入手だと考えられます。クアルコムとの提携も報じられていますが、そちらは開発費に回す必要が
あるため、足元の資金には使用できないようです。
もう一つの狙いとしてiphone5の不振によるアップル向けの受注減に伴う亀山工場の稼働率低下を
サムスン向けパネルの受注により埋めることにあると考えられます。
工場の稼働率を引き上げながら事業提携などにより資金調達を行い、財務改善を急ピッチで進めていますが
併せて事業提携のメリットを出せるような技術の開発も同時並行で進める必要があります。
「賭け」とも取れるような綱渡りの交渉を引き続き続けなくてはならない状況と見られます。

関連記事については長いため「続きを読む」にて。

ダイヤモンドオンラインより。
急転直下、宿敵サムスンと仰天提携の“なぜ” 世界のIT業界を彷徨い歩くシャープの厳しい賭け
鴻海破談だけでは終わらない シャープ再建を揺るがす“誤算”

シャープ関連 続報 -ホンハイの事情

シャープ・サムスン・ホンハイ関連の続報です。

ガジェット通信より。
(速報)ホンハイ、シャープへの出資見送り

foxconn_sharp.jpg
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
朝日新聞は8日(日本時間)、シャープと出資交渉を続ける台湾・鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)会長が
シャープの主力取引銀行に対して、3月26日の交渉期限までにシャープに出資しない方針を伝えたと報じている。
両社の交渉を巡っては、シャープがサムスンとの提携を発表した翌日に予定されていたトップ会談を
郭会長が直前でキャンセルしたといったことも伝えられており、出資の有無についての動向が注目されていた。
記事によると、現時点で出資計画自体を完全に白紙に戻したわけではなく、
今後も引き続き検討していくとのこと。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

シャープ・サムスンの提携を受けて、ホンハイはシャープへの当面の投資を見送った模様です。
とはいえ既にシャープが保有していた堺のG10(第10世代)の液晶パネル工場については
提携が成立しているため、シャープとの関係を完全に絶つというわけではありません。
ホンハイ側も「アップル製品向けEMS最大手」の座を脅かされているという事情があります。
その最先鋒がASUSの製造部門から独立した台湾Pegatoron社です。
2013年はPegatronが7.9型「iPad mini」の全体の6割を受注した上、
同年中に投入される次世代モデルにおいてもフォックスコンを抑えて第一サプライヤーになったとする
市場関係者の見方もあり、ホンハイはホンハイで微妙なかじ取りを余儀なくされているようです。
⇒Tech-on 絶対王者の終焉 本記事下部の「続きを読む」にも記事を掲載しています。


次記事ではシャープ側の思惑についての記事を紹介します。

【ライティングフェア】東芝など、透過型有機ELやワイヤレス給電付き有機ELを出展

Tech-onより

【ライティングフェア】東芝など、透過型有機ELやワイヤレス給電付き有機ELを出展

ライティングフェア関連記事です。
東芝は「窓照明」を実現可能な透過型有機ELを出展しています。
他と異なる点として発光方向に指向性を持たせたこと。
つまり窓などに用いた場合に屋外に光が漏れてしまうのを抑制しているそうです。
比率としては既存の照明が表2:裏1とした場合に表数十:裏1程度とのこと。
同様の技術を用いてファミリーマートの新店舗に導入しているようです。
また同時に電磁誘導を用いたワイヤレス給電付き有機ELも出展しています。
ファミリーマートの店舗については一度見てみたいですね。
LEDを照明に用いた店舗はすでに広がってきていますので、
有機ELを用いた店舗も増えてくると面白いですね。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
東芝と東芝ライテックは、照明技術の展示会「ライティング・フェア 2013」
(2013年3月5~8日、東京ビッグサイト)で、透過型有機ELパネルや
ワイヤレス給電機能付きの有機ELパネルを出展。寸劇の中での新しい照明の使い方と共に紹介した。

■屋外を照らさない「窓照明」を実現可能に

透過型有機ELパネルは、一般には透明電極を正極と負極の両方に用いることで、
消灯時にパネルが透明に見えるようにした有機ELパネルである。
単に消灯時に透明なだけの有機ELパネルは既に珍しくないが、
東芝の透過型有機ELパネルは一般の透過型有機ELパネルとは異なる独自の素子構造によって、
発光の方向を一方向に絞り込んだ点で、他の透過型有機ELパネルと一線を画す。
「既存の透過型有機ELパネルは表側への発光が2だとすると裏側へも1程度の光が出て行くが、
このパネルでは、数十対1程度の割合で光の出る方向を絞り込んだ」(東芝の技術者)。

東芝 透過型有機EL照明
東芝 透過型有機ELパネル

東芝 透過型有機ELパネル 点灯時


パネルの裏側に多くの光が漏れると、窓などに透過型有機EL照明を用いた場合に、
屋内だけでなく屋外も明るく照らしてしまい、電力の無駄や光害につながる恐れがある。
今回の透過型有機ELパネルであれば、屋外に漏れる光を抑えられるため、
昼間は透明な窓だが、夜は壁照明、といった新しい照明器具が実現しやすくなる。

実際、今回のパネルは2013年2月8日に、東芝ライテックとファミリーマートが、
「ファミリーマート船橋金杉店」(千葉県船橋市)に導入した透過型有機ELパネルと
同じ技術で制作したパネルであるという(関連記事)。

■ワイヤレス給電で利用者がデザインを決める

 東芝などが出展したもう一つの有機ELパネルは、電磁誘導を利用したワイヤレス給電技術で給電し、
発光パネルの配置を利用者が自由に変えられるようにした照明器具である。
 デザインを利用者が変更できる有機EL照明器具は、NECライティングなども開発した例があるが、
給電のために電極がパネルに付けられてあった。今回の東芝などの設計では、電極をなくし、
より簡単にパネルの配置を変更できるようにした。

東芝 ワイヤレス給電有機EL
東芝 ワイヤレス給電有機EL

配置変更の様子
東芝 ワイヤレス給電有機EL 配置変更


NEXT≫
プロフィール

miyabi

  • Author:miyabi
  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

    Twitter @deep2black
カレンダー
02 | 2013/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最近の記事
タグリスト
カテゴリー
アーカイブ
リンク
人気記事
ブログ内検索
関連書籍
RSSフィード
Twitter