クビシメロマンチスト

クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識 (講談社文庫 に 32-2 西尾維新文庫)クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識 (講談社文庫 に 32-2 西尾維新文庫)
(2008/06/13)
西尾 維新

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読了。

この後に残らなさ加減が良い。

普段本を読む人は主人公の「ぼく」のように
日常生活で独りごちているのではないかと思う。

他人の事は結局わからないものだという
諦観に満ちている所に共感を覚える。
それでも社会生活を粛々と営んでいくのが生活なんだろう。

メッセージの謎は解けず。
ミステリ小説を読むときはあんまり積極的に謎は解かない。
「読者への挑戦」があったとしても、すぐ次のページをめくる。
読めば分かるしねぇ…。
でも森博司の小説でもそうだけど、最後まで明かされない謎も
最近はあって、それでも深追いはしない。

ミステリを読んでいるときこそ、
考えることを放棄しているのかもしれない。
日常生活の方がよっぽど謎に満ちているし、
加えてそのほとんどが最後まで明かされない。
小説を読んでいるときくらい、
すっきりと全て明かして欲しいのかもしれない。

それでも心に残るのは、
最後まで謎が残った小説の方が多いのも事実だけど。
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デカルトの密室

読了。感想は後で。

小学館問題

今更ながら小学館問題について。

「金色のガッシュ!」の作者の雷句誠先生が出版社の小学館を
原稿紛失のかどで提訴した問題です。

すでにあちこちで言われていますが、出版業界の構造的な問題点が
浮かび上がってきたものなのかなと思います。
(関係者ではありませんので想像するしかないのですが…。)

「アニメがお仕事!」でアニメ業界の問題を石田先生が描かれてますが、
こことも似ているなと思いました。
作品をつくる側が「下請け」であるという構造になってしまっている、
力関係が発生してしまっているという問題です。
「もっと安いお金でやる人は一杯いる」という認識が双方にあるが故に
発生しているのかもしれません。

しかしネットが発達して誰もが作品を発表する機会が増え、
作者と読者が直接結びつくようになってきた今、
あくまで仲介者である出版社の存在意義というものが
問われている気がします。
(ここらへんは昨日のエントリーにも通じるものがあるように思います)

マスメディアとは何者か?

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT11000010062008

先日起きた秋葉原の事件では現場に居合わせた人が多数いたために
ネットに情報が即座に流れたようですね。

たしかに今や誰もが情報発信者になる時代。
ネットリテラシーどころではなく、
「(発信者の意味での)メディアリテラシー」を誰もが求められるのかも知れません。

その中で電車の中吊り広告にはあいかわらず「オタク」の文字が踊っていますが…。
いまや「オタク」も母数が増えているでしょうし、
昔よりも犯罪を犯した人間の中に占める割合が増加しているのではないでしょうか。

昔よりは「オタク」が住みやすい世の中になったのかも知れませんが、
(オタクというだけで阻害されなくはなったのですかね?)
理解できないものを排除する思考はいつでもあるのかもしれません。

もちろん殺人はいかな理由があれ赦されるものではありません。
また、最近ほとんどニュースを見ていないので、かなり正確な情報が欠けた状態で
書きつづっていますので、容赦ください。

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  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

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